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2016.1.26

最近、身の回りで経営者の友人の離婚話が相次いでいます。
それも結婚して数年以内のスピード離婚がほとんど。
数人に理由を聞くと、「スレ違い」とのことだったので、
“夫婦共働きでお互い忙しくて会う暇もなかったのかな”
と思いきや、奥様のほうはみんな専業主婦だったのです。

そう、この「スレ違い」とは物理的なスレ違いではなく、
「価値観のスレ違い」のことだったのです。

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ビジネスとプライベート、その境い目はどこにある?

先に話の出た経営者の友人たちですが、共通点があります。
ビジネスで成功している男性全般に言えることですが、彼らは仕事=趣味=人生なのです。
自分の持てるエネルギーの全てを注ぎ込み、だからこそ成功しているとも言えます。

ギラギラと自信に満ち溢れた彼らはモテることが多く(だから婚期も遅れがちなのですが)、
多くの女性の中から「これだ!」と思った女性と、強い情熱と勢いで結婚するのです。

「僕と結婚してほしい。不自由はさせない。家庭に入って僕を支えてほしい!」

……一見、なんの問題もありませんよね。
でも、ここでお互いの「価値観のスレ違い」が起こらないようにしておかないと、
スピード離婚になりかねないのです。
なんせデキるビジネスマンは決断が早いから撤退(離婚)も早い!

 

仕事と家庭、時間の流れの早さが違う?

結婚して起きる一番の変化は、「共同生活」が始まることでしょう。
恋人同士だったときはお互いの空き時間を提供し合い、濃密な時間を過ごしてきましたが、
それ故に気づかなかった、男性の「超多忙」がここで初めてリアルに突きつけられるのです。

一般人よりもシビアでプレッシャーの強いビジネスの現場に身を置く高収入男性は、
家庭=プライベートに何よりも「癒やし」を求めます。
しかし、結婚して「家庭」や「家族」を作っていくのに必要なのは「癒やし」だけではありません。
もう恋人同士のころとは違うのです。

さらに、女性からしてみれば家庭で時間を持て余し、
“夫は仕事ばかりで、かまってくれない”という風に感じ、男性からの愛情を求めます。

お互いに家庭に「違うものを求めている」のです。
これでは上手くいきっこありません。

 

同じ方向を向けるか?

さらに言うと、実は高収入の男性はパートナーに「専業主婦」の役割を求めていないのです。
なぜなら、「主婦の仕事=家事」という純粋な労働であれば、
家政婦さんや業者に頼めばいいと考えているから。

つまり、いくら「主婦」を頑張っても男性は“本当はそこはどうでもいい”と、
(ひょっとしたら無自覚に)思っているので、評価されないのです。
これは女性にしてみたら、すごく腹が立つでしょう。

男性は女性にオアシスとしての「居心地の良さ」を求めているのに、
女性は「家庭」を作ろうと一生懸命頑張っています。
頑張れば頑張るほど、お互いの「大切なもの」や「価値観」はどんどんズレていくのです。

二人が同じ方向を向いていない……これは結婚生活が既に破綻しています。

もちろん子育ては別です。
子どもの存在によりようやく二人が同じ方向を向いて解決することもあるのですが……
しかし、逆に言うと「子育て」にたどり着かないと、
このスレ違いに気づかず「離婚」に一直線ということもあるのです。

 

助け合う、それが結婚

この話は、「専業主婦」であることが良いor悪いというものではありません。
お互い「何を求めているか」をしっかり理解しないと、悲劇のスレ違いが起きるということです。

結婚はお互いを助け合うことで成立します。
それは、お互いが何を求めているか、を理解することと言えるかもしれません。

お互いで同じ方向を向けるか。方向は「家庭」でも「仕事」でも構いません。
大切なのは、二人で話し合って決めることです。