こんにちは、渋谷光(しぶたに ひかる)と申します。まず簡単に自己紹介を。

一言で申し上げると『人生の勝ち組』に属しています。
生まれは田舎のサラリーマン家庭でしたが、現役で東京大学に合格しました。
卒業後、外資系金融機関に就職したあと、いくつかのベンチャー企業役員を歴任し、悠々自適に過ごしております。

私にとってみれば、勉強、仕事、恋愛・セックス、結婚も人生には全て原則があって、然るべき努力をすれば難なくクリアできるものです。
逆に言うと、なぜ失敗する人がいるのか最近まで全く意味が分かりませんでした。

妙齢女性友人の話を聞いていると、「結婚したい」と言っているのに合理的な行動を取ることができず、結婚に失敗しています。
彼女たちは本当は失敗した理由が分かっているのに、行動を起こすことができない。
つまり、分かっているのに辞められない習慣へのしがらみが一番大きな問題なのです。

婚活に失敗を続けて結婚市場での「不良債権」と化した例をピックアップします。
みなさまの反面教師としていただき、もし身に覚えがある、、、という方がいらっしゃっれば、
失敗を客観的に捉えるきっかけにしていただければ幸いです。

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【誰もが羨むスペックの美女なのに】

M美(38歳)は旧帝大を卒業し、東証一部上場の電機企業に勤務するキャリア・ウーマン。
容姿も若いころの工藤静香に似ており、一般的には美女の分類にカテゴリされ、男性が放っておくことは考えづらい女性です。

ところが、彼女はいままでの恋愛7回で、結婚に辿り着くことができませんでした。
今までの男性遍歴を聞いてみたところ、学生の頃の先輩、バーのマスター、鮨職人、会社の同僚、etc…など多岐に渡ります。
28歳頃までは全く結婚を意識していなかったそうです。
むしろ相手が結婚を意識していたのに、彼女本人が渋っていました。
確かにある程度の高給と自分の自由な時間を捨てるのに耐えられなかったのでしょうね。

しかし、30歳を目前にしたときに現実的に結婚を意識し始めたそうです。
聞くところ、最大の理由は三人姉妹の末っ子で、四歳、七歳年上の姉がふたりとも結婚に苦戦しているのを見て、自分も結婚できないのではないか、と焦り始めたとのこと。

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【厳格でステータスにこだわる父親】

当人同士の交際は順調に進むことが多く、問題はなかったのですが、最大の関門は父親でした。
父親は大学教授で旧帝大の卒業。
彼氏ができたことを父親に報告するたびに「そいつはどこの大学卒業だ?」と毎回聞いてくるとか。
バーのマスターのことを話した日なんかには、父親は大激怒。
「そんな奴と付き合うなら親子の縁を切る」と言われたそうで。。。

この前、M美に会ったとき、
「M美、とは言ってもキミはもういい年なんだから、本当に結婚したいなら、父親の意に逆らってでもしないとだめなんじゃない?」
「うーん、それも分かっているのだけれど。どうしても円満に結婚したくて。いい人が見つかるのを待っているの」
「円満に結婚したいのは、気持ちとしては分からなくもないけれどね」

彼女の姉たちが揃って未婚なのも、おそらくこの父親の影響なのでしょう。
姉たちもみな四大を卒業して、有名な企業に勤務しています。
父親の意向を満たすには、旧帝大以上の大学を卒業して、ステータスのある企業に勤める男性を紹介する必要があるとのこと。

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【頭が良いのに自分のことでは客観的になれない人たち】

でも、冷静に考えて、30代後半のハイステータス女性がその条件を満たす男性を探すのは、ほとんど不可能。
そのクラスの男性であれば、もっと若く、条件の良い女性を難なく見つけられるからです。
相手の立場になれば一瞬で分かりそうなことなのですが。

そう、彼女の婚活はもう詰んでいます。
本人も分かっているはずなのに、どうにもできないのが根が深い。

今の彼氏にも父親の話をしたそうで、都内の中堅私大卒で、中小企業勤務の彼は怖気付いてしまったとのこと。
結婚の話をしても、はぐらかされており、最近では連絡もフェードアウト気味になっているようで…….。

「まあ、お父さんの意向を大事にしたいのはわかるのだけれど、現実的に無理じゃん。お父さんも頭が良いのだから、分かってくれるはずだけれどね」
「……いつも口論になるの。分かっているんだけれど、お父さんに逆らうことができなくて」

このままでは、父親が亡くならない限り結婚できないのでしょう。
でもその頃には、彼女はいくつになっているのでしょうか。

 

40歳を超えた女性が5年以内に結婚できる可能性は、国勢調査によると1%を切っています。
私がアドバイスしたのは、国勢調査の資料をお父さんに見せて、客観的に説明すること。
一般的に1%を切っているのに、相手の限定条件をつけると、確率がより低くなるのは当然のことですよね。
次回彼女に会うときに、このアドバイスの効果を聞いてみようと思います。