2016.11.22

先日、僕の高校時代からの友人Hが、奥さんと離婚をしました。
一緒に小さな日本料理店を切り盛りしていた仲良し夫婦だっただけに、この話を聞いたときは「まさか~」と笑ったものですが、涙混じりに打ち明けるHの左手の薬指には、何も嵌まっていませんでした。

原因は、Hの奥さんの浮気。
よりによって、まだ20代前半の若い既婚男性とネットで知り合い、逢瀬を重ねるようになってしまったのだとか。
Hは元々勘が鋭いところがあり、早くに奥さんの異変に気が付いていたのですが、それでも証拠をそろえるまでには多額の費用と、時間も半年程度かかったといいます。

いざ弁護士を呼んで離婚についての協議を切り出すと、奥さんは慌てて「ただの浮気だから!」と弁明したというのですが、Hは「浮気じゃないだろ、これは不倫だ!」と返し、現場は修羅場となったそうで。
さて、みなさんはこの事例、不倫と浮気、どちらに該当するのか。もちろんご存知ですよね。

今回は不倫と浮気の違いについて、簡単におさらいをしてみたいと思います。

s_いま、しっかりと再確認しておきたい「不倫」と「浮気」の違い…

 

浮気とは、恋人がいるのに別の異性と交友関係を持つこと!

まず浮気について書いていきましょう。
浮気とは、特定の恋人がいるのに、別の異性と異常に懇意に接することで、民法によれば、不貞行為の有無が浮気かそうでないかを見分けるポイントとされています。

つまり性行為をせず、ただただ一緒にいるだけでは、たとえその場がラブホテルであったとしても、それは法律では浮気でないということになるわけですね。
もっとも、たとえセックスをしていなくても、ラブホテルに別の異性と入っちゃう時点、そうとう頭がイッちゃってることは間違いありませんが……。

ともかく、浮気とは婚姻関係にない男女の、どちらかが別の異性と不貞を行うこと。これがオーソドックスな定義とされるというわけです。

 

不倫は婚姻関係にありながら、別の異性との不貞を行うこと!

一方で不倫とは、婚姻している身でありながら、夫、もしくは妻以外の異性と不貞に及ぶ行為のことを指します。
夫婦間の諍いが発端となる裁判をするにあたっては、大体がこの不倫問題が基点となっているようです。
それだけ世間では、不倫が横行しているんでしょう。

一般的に不倫をしてしまえば、裏切られた伴侶に裁判で証拠を揃えられ、多額の賠償金を支払うこととなってしまいます。
当然婚姻関係も解消されますから、結婚生活もおしまいです。

浮気ならまだしも、結婚している身なのに別の異性とセックスをし、しかもそれがバレちゃうというのは、たしかにお粗末。
法的な裁きを受けても、自業自得ですね。

 

浮気も不倫も、やらないに越したことはないけど…

さて、たとえリスクが大きいとしても、人は誘惑には勝てない弱い面も持ち合わせているものですよね。
ダメだと分かっていたり、モラルに反する行為だと知っているのに、やらかしちゃうことって、子供でも大人でも、よくあることです。

浮気にしたって不倫にしたって、やっちゃう人は何度でもやってしまいます。
しかし、こういうことは結局自己責任。
しっかりと隠し通せる自信があるのなら、止める権利なんて誰にもありません。
「せいぜい上手くやりなよ」という話ですよね。

ただし、たとえ嘘や隠し事がバレなくても、行いの報いというのは、不思議なものでいずれ当人に返ってくるものです。
因果応報という言葉があります。
浮気、不倫が将来的に隠し通せたとしても、別の形で罰が下るなんてことは、往々にして珍しくないんですよね。

 

危ないことには手を出さない。
これが守れる人は、やっぱり手堅く人生を謳歌しています。

 

画像撮影 jonathan.leung (改変 gatag.net)

(松本ミゾレ/ライター)