「武士は食わねど高楊枝」という言葉があります。
武士たるもの、貧しくても弱さを見せることは恥とされていた時代に、あたかも先ほど食事を終えたばかりに見えるように、楊枝を使っていた姿を指す言葉です。

この言葉が当てはまる人というのは、現代においてもまだまだ大勢います。

 

■彼女からのプレゼントを拒む理由は、心の持ちようにある!

たとえば恋愛においては、彼女から何かプレゼントしてもらえる雰囲気になっても、「そういうのいいよ」とかたくなに首を縦に振ってくれない男性というのがいるものです。
何故素直に受け取らないのかと言えば、理由としては「彼女に施しを受けているようで情けない」という思いが根底にある場合がほとんどです。

反対に、彼女からのプレゼントに遠慮をしないタイプというのもいますが、こういう男性というのはある意味で得ですよね。

さて、彼女からのプレゼントを施しと解釈してしまう男性は、なかなかプレゼントを受け取ってくれないもの。
特に、ショッピングデート中に店頭で「これ買ってあげる」なんて言われるのを、彼らは一番嫌います。

この手のタイプは、仮に何か買ってもらうというくだりになった際に、レジで彼女にお金を使わせてしまうという、その光景そのものが、そもそも無理なのです。
傍から見たら情けなく思えるのではないかと、心配になってしまうわけですね。

また、「俺は彼女に何かを買ってもらうために付き合っているわけじゃないしなぁ」という思いに駆られるタイプの男性もいます。
交際している目的は、相手を愛しているからであって、一部のヒモ気質な男性と同一視されたくないという気持ちが強いわけですね。

 

■彼女からのプレゼントアレルギー男子、どう攻略すべき?

では、かたくななまでに彼女からプレゼントを受け取りたがらない男性にプレゼントを渡すにはどうすればいいのかと言えば、これは案外簡単な解決法というのがあります。

こういうタイプの男性というのは、自分が彼女から何かを買ってもらうようなシチュエーションが本質的に苦手なのであって、自分が意図しない間にプレゼントが用意されていたら、結構抵抗しないものなんです。

だからたとえば、彼氏にプレゼントしたいという品物があったら、先に買っておくのが一番でしょう。
既に購入したものであれば、男性もさすがに「受け取らないと相手に悪いか」という気持ちになってしまいます。

相手に財布を使わせたくないという気持ちというのは、相手への気遣いが少なからずこめられているもの。
その気遣いがある男性は、不意打ちのようにして渡されたプレゼントに対しては、観念して「喜んで受け取るのが道理だな」と思ってしまうものです。

仮にここで「いらないよ!」と抵抗してくるような男性は、単純に偏屈なだけですね。
大抵の男性は喜んで受け取るものですし、たとえプレゼントが気に入らなくても、「まあ、喜ぶフリはしておくか」と考えることでしょう。

 

■おわりに

これは1人の男性としての意見ですが、デート中に「これ買ってあげる」というような言葉は、結構な割合の男性を遠慮させたり、萎縮させるNGワードだったりします。
いちいち言葉にするから、男性は「いや、いいよ」と断りたくなるわけですので、本当にプレゼントしたいのなら、黙って買ってしまいましょう。

そもそもプレゼントをもらう目的で交際している男性なんてほぼいませんから、相手に気を遣わせるプレゼントの渡し方は、しないに越したことはありません。

極論、誕生日ですらお祝いの言葉と小さなケーキだけでいいと思っている男性ばかりです。

 

(松本ミゾレ/ライター)