2017.5.23

あんなに仲が良かったカップルにも別れの日がやってきます。考えもしなかった彼からの「別れたい」。ショックですよね。でも、彼もこの一言を口にするのは勇気がいったはず。

言い出すタイミングが難しいですし、相手の反応を見るのも怖い。こんな思いをするなら、いっそのこと音信不通にしたほうがめんどくさくないかも……?そんなとき、彼の頭によぎるのが「自然消滅」です。

めんどうなことが嫌いな男性の考えはだいたいこんな感じです。合理的な考えといえばそうなのですが、なぜこう考えてしまうのでしょうか?

 

あっさり終わってくれない?

「別れよう」に即「はい、わかりました」とならないのが恋愛。彼女はきっと「どうして?」と詳しい理由を聞きたがったり、「悪いところがあれば直すから」と泣いたり、怒り出したり、きっと大変だろう、と彼は思います。

「合わない」「嫌いなところがある」など、明確に別れる理由があっても、はっきりと言いたくない気持ちがあります。

「傷つけたくない」というのが大きな理由ですが、本当は「はっきり言ってしまうとあっさり終わらないから」。

だからまず、音信不通にしてほとぼりが冷めるのを待つか、フェードアウトして消滅を願うわけです。

 

悪者になりたくない

別れを切り出すほうは、勝手な話ですが「きれいに別れる」ことが希望です。感情的になっている彼女は見たくないし、そんな姿を見ると罪悪感にさいなまされてしまうから。

相当に悪い彼女でもない限り「別れを言い出すほうが悪い」「いい子なのに別れるなんてひどい」といった、自分をとんでもない人間だと思う気持ちがどこかにあります。

 

どんな理由でも納得しない

彼女はまず「ほかの女と付き合うためじゃないの?」と彼が何か重大な理由を隠している、と疑います。その誤解が解けても、なんとなく気持ちが冷めたとは言いづらい。納得されずに「頑張ろう」と励まされてしまったり。そして泣かれたら彼が悪くなるだけ。彼女を納得させるには逃げるか相当ひどい言い方をするしかないのです。

音信不通のあと、彼女があきらめてしまうか忘れてしまう……のが理想の流れです。

 

誰も悪者にならない「自然消滅」

自然消滅は「お互いの気持ちが同じようにだんだんと消えて行ってしまって、どちらともなく連絡が途絶えて……」と、男性が最も嫌う「悪者にさせられる」ことを回避できます。

ただの面倒くさがりなのかもしれませんが、愛のない人にわざわざ時間を割くのは、時間の無駄に思えてしまう男性の特性も関係しているのかも。結局のところ“ただのうやむや”なのですが。

 

おわりに

そうすると、悪者になって別れる男性は男らしいと言えます。

争いたくない男性、つまり草食系男子は自然消滅を望むパターンが多いかもしれません。女性としては、モヤモヤすることは避けたいですし、次の恋に生かすためにぜひとも理由は知りたいところですが。

はっきりしたいのが女、別れを悟ってくれと心で願っているのが男。自然消滅っぽくなってしまったら無理やり聞き出そうとしてもなにも話してくれないことが多いです。

「知らないことがいいこともある」とキッパリ次の恋に進みましょう。

 

(たえなかすず/ライター)