2017.9.13

「わたしはどちらかというとスタイルがいい方で、ボンキュッボンみたいなんです。なので、今までにつきあった人で、カラダ目当ての人もいました。わたしはすごくそれがイヤです。男の人はカラダ目当てなんですか?」

今回はこのご相談にお答えしたいと思います。

カラダ目的

 

■男はカラダ「も」目当てです

男って、一般的には、カラダ「も」目当てです。もちろんカラダ「だけ」が目当てな男だっていますが、男って基本的には「愛がないと勃たない」ので(だから男の売春「夫」は少ない)、カラダ「だけ」が目当てというより、カラダも目当て、という言い方のほうが、しっくりくるように思います。

女子から見て「この男、わたしのカラダだけが目当て?」と思うような男を、男から見たらどう感じるのか? 天下一品の不器用者に見えます。

つまり女子が「この男、カラダだけが目当てで、ホントにイヤなヤツ」と思っている男って、女子に非常にわかりづらい方法で、「子どもみたいに純粋ピュアなハートを小出しにしている」こともある、ということ。

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こういうことって、たとえばキャバクラに取材に行くとよくわかります。「とにかくこのキャバ嬢としたい」という気持ちが態度によく出ている客のなかには、後日、お土産を持ってくる人がいます。

近所の焼鳥屋で焼いてもらった焼き鳥を持ってくるとか、不器用ゆえ(?)冷えてしまって、表面がしっかり湿っている今川焼を持ってくるとか、お土産の種類はいろいろですが、女子のボンキュッボンのカラダがほしいから今川焼を差し出すわけです、ということではなく、なんらか「その男なりに、女子に誠意が伝わるようなこと」を、かならずセットでやっています、女子がそうと気づかないだけで。

つまり男は、あなたの誠意とカラダの両方がほしいのです。

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うんと若い男子だって、おなじです。「カラダだけが目当て?」とあなたが思うような男と、あなたがふたりきりになると、彼はとたんにシャイになり無口になる。こういうケースって、ありませんか?

説明が長くなるので、大胆に言い切ってしまうなら、ホントに鬼畜みたいな男(女子を襲って警察に逮捕されて、夕方のワイドショーのひとコマをカラフルに埋めるようなバカ男)以外は、カラダ「も」目当てです。

 

■じぶんの心のなかのダークな部分を、じぶんで認められているかどうか

「男って、カラダだけが目当てなの?」と質問してくる女子って、過去に何人も会いましたが、彼女たちには素直さが欠けているように感じます。

男という生き物の生態をまだよく知らないゆえに、男に対して素直になれない、という女子もいます。男という生き物のエロさ加減に心底がっかりし、過去になんらか傷ついた結果、素直に男を見ることができない、という女子もいました。

素直な女子は「男って、ホントにスケベね、以上、おわり」という感想しか抱いていなかったりします。場合によっては、その「ホントにスケベ」な男心を逆手にとって、じぶんも「ホントにスケベ」になって、エロを楽しんだりしています。

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ここでいう素直さとは、ようするに「じぶんの心のなかのダークな部分(劣情)を、じぶんで認められているかどうか」ということです。

相手って、それがどんな人であれつねに、じぶんを映す鏡です。じぶんでじぶんのエロさを持て余している男は、女子に「カラダだけが目当て?」と誤解されるような言動しかとれません。そういう男を気楽にしれっとスルーできず、「男ってどうしてこうなの?」と、ネガティブに思っている女子も、じぶんでじぶんの劣情を「イヤなもの」と見ているはずです。

そうじゃなければ、今ごろあなたはエロを純粋に楽しめる男と、そのボンキュッボンのカラダでこの世の春を謳歌しているはずです。それはそれでうらやましい。(ひとみしょう/文筆家)
(愛カツ編集部)