2017.10.18

「つきあって2年になる彼がいます。彼はとても優しく、わたしのことをすごく愛してくれていると感じます。わたしも彼のことがとても大切で、半同棲状態で、このまま結婚するのかなと思ったりするのですが、本当にこのままつきあっていてもいいのかなという、漠然としたモヤモヤを感じています。誰かに恋してドキドキしたりする経験もしたいなぁと思ったりして、でも彼と別れる理由もないのでそのままつきあっている感じです。彼の存在が当たり前になってドキドキもしないし、男性としてというよりは、家族の一員として大切な存在という感覚です。ラブラブした雰囲気とか、ドキドキしたりとか、どうしたらそういう関係を維持できるのでしょうか」

今回はこのご相談にお答えしたいと思います。

 

■世間の多くの人は、なにかを誤解しているのではないかと思います

マンネリとか倦怠期に関する相談が非常に多いのですが、世間の多くの人はなにかを誤解しているのではないかと思います。なにを誤解しているのか?

恋愛のデフォルトって、そもそもがマンネリであり、ときめきとかドキドキというのは、努力して作るものだとは、あまり思っていないのでは? ということです。マンネリが恋のデフォルトと思っている人は、そもそもこういう質問をしてこないでしょうから。

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恋愛って、もちろん多くの女子が言うように、キラキラしたりドキドキしたりするものだろうと思いますが、キラキラやドキドキなどのいわゆる輝きって、暗闇があるから輝くわけですよね? 四方八方すべてが輝いているなかで輝きを探そうと思っても、そんなもん、見えないでしょ? 闇があるから輝きが輝きたりうるわけですよね?

暗闇というのは、恋愛においてはマンネリのことです。倦怠期のことです。お互いに、じぶんのことを深く理解してくれる相手がいてくれてありがとう、こう感謝しつつ、変化に乏しい毎日を生きることを、マンネリと呼ばずしてなんと呼ぶのでしょう。そしてこういうマンネリって、絶対に必要なものなはずです。

言葉でいうなら、穏やかな日常とか、心休まるパートナーとか、そういうのって、ないと困ることはないかもしれませんが、あれば生きていくのが少し楽に思えますよね。

 

■高級フレンチで彼と食事をしてみてはどうでしょうか?

闇があるから輝きを輝きと認識することができる、つまりふだんはマンネリでよく、たまにキラキラしたものがあるから、それでなんとか生きていけるし、それこそが感謝すべき日常である、と書いたところで、やっぱり恋愛にキラキラがほしいと願う女子はいると思うので、どうすればキラキラが生まれるのかを、以下に述べるなら……もっと緊張感をもったらどうですか? ということは言えると思います。

彼との愛情がどことなく肉親的なものになったら、それはそれでいいことなわけですが、どうしても緊張感が欠けてきます。たとえば月に数回しか彼と会えなかったときって、極端に言えばその数回のデートにすべてを賭けるわけですよね? だからファッションも、食事をする場所も、おのずと緊張感のもとで選択されます。

が、半同棲状態の今はそれがない。このようなことは、おそらく多くのカップルが陥っているパターンだろうと思いますが、恋にキラキラがほしければ、通い婚くらいがホントはちょうどいいのでしょう。

通い婚が現実的に無理なのであれば、ふたりで工夫して緊張感を維持する努力をすべきでしょう。たとえば2週間に1度、高級フレンチで食事をするのです。高級フレンチのサービスの人って、客に緊張を強制するのが超うまいのか、ホントに緊張感に包まれた、それはそれは非日常のデートを楽しむことができます(お店によりますが)。一度、高級フレンチで彼と食事をしてみてはどうでしょうか?(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)