「彼の仕事は多忙で、「今は仕事で頭がいっぱい。仕事が落ち着くまではどうしょうもない」と言います。ほぼ毎日、職場で顔を合わせるので、連絡は平日も休日も一切取りません。彼はわたしどころじゃない(恋愛どころじゃない)のはわかってはいるんですが、不安です。でも重たい、理解がないと思われたくないので、平静を装っています。どうすればいいのでしょうか」

今回はこのご相談にお答えしたいと思います。

 

■彼の仕事に対する考え方をまず知ったほうがいい

仕事が忙しい彼氏をお持ちの彼女さんはよく「彼に重たい女だと思われたくないから、平静を装う」と言いますよね。でもそういう気持ちが高じると、「腫れ物に触るような」態度で彼に接することになったりして、彼は彼で「彼女にこんなに気をつかわれるのも苦痛といえば苦痛だ」と思うようになったりして……。

思うんですが、彼の仕事に対する考え方をまず知ったほうがいいのではないでしょうか?

男女問わず、仕事を一所懸命やっている人って、仕事をしているようでじつはじぶんの全人格をかけて闘っているということだったりします。彼にとって仕事とは、じぶんの人格を形成する、きわめて大切なものであり、仕事においてじぶんができることを増やしていくというのは、すなわち人間として成長することを意味します。

おそらくあなただって真剣に仕事をしているでしょうけど、もうそもそもの「仕事とはなにか」というところから、彼とあなたとで価値観がちがうのではないでしょうか。

 

■帰って寝ろよ、みたいな

「じぶんの人生=仕事」と解釈している人って、ときにはた迷惑な存在と化します。あなたの上司が「おれの人生=仕事」なんてことを思っているのを想像してみるとわかりますよね?

そういう人はときに「お前もタラタラ仕事しないで、朝から晩まで仕事のことを考えて、たえず仕事しろ。土日も仕事をしろとは言わないが、せめて仕事のことを考えろ」なんてふつうに言うわけですよ。

もちろん人にもよるし、今は残業時間をめぐって社会が神経質になっているので、こんな上司っていないのかもしれませんが、言わないまでも「お前もおれと同等かそれ以上働け」なんてことを腹の中で思っている仕事人間だっていますよね。

そういう人を「ブラック上司」と、今では客観的かつクールに呼びますが、ブラック上司に寄り添った見方をするなら、その実態って「上手に休むのが下手な人」です。

仕事仕事といったところで、人間はほどよく休まないと集中力が湧いてこない。そうですよね? 毎晩残業している人の仕事ぶりを見るとわかりますよね? そういう人はときどき集中力が湧いてこず、昼間はテキトーに過ごしていたりしますよね。あるいは半分寝ながら仕事をしているとか。帰って寝ろよ、みたいな。

 

■「重たい女だと思われたくない」と、戦々恐々とするくらいなら

あなたの彼もおなじでしょう。仕事仕事といったところで、人は適度に休息をとらないと、仕事に集中できない。さらに言えば、ときに美術館やらスポーツの観戦などに行かないと、いいアイデアなんて湧いてこない。仕事に対する好奇心なんて湧きっこない。だから「真の仕事人間」は、仕事の合間を縫うようにして、美術館や音楽会などに通っているのです。

ということで、彼女であるあなたは、ときに彼に強制的に休みをとらせて、彼の仕事の参考となる場所に一緒に行くといいのでは? 彼がデザイナーなら、彼と一緒に美術館に行くのです。美術館に行って、お茶してバイバイでもいいでしょう。

もっともその前に「休息の有用性」を彼に説いて聞かせないといけないのかもしれませんが。でも、「重たい女だと思われたくない」と、戦々恐々とするくらいなら、休息の有用性を彼に説いたほうが、よほどいい関係になれると思わないですか? 人はほどよく休まないといい仕事なんかできないのです。絶対に。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)

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