男性がされたい質問、されたくない質問

「男子が嫌いな女子の**」というようなタイトルのコラムが、ネット上にたくさんあります。男子は、女子の食べ方の汚さが嫌いだとか、洗濯しまくってヨレたブラジャーが嫌いとか、いろんな例示が出ています。

が、そんなもん、まだ全然かわいらしいほうで、じつは男子は、自分の彼女に、自分の女友だちを会せることが、もっとも嫌いだ……今回は、こういうお話をしたいと思います。

男性がされたい質問、されたくない質問

卑近な例でなんですが……

少々極端にして、卑近で、わかりやすい例を挙げるなら、たとえば、キャバクラや風俗店で女子が待機する場合……お客さんがゼロで、女子が待機している場合、女子どうしの私語は厳禁としているお店が、わりとよくあります。風俗店であれば、女子に個室を提供して、女子どうしで会話をさせないようにしているところもあります。

こういう「知恵」は、たいてい、男の経営者から出てきたものです。それはなにも、女子のことを、男としてまったく信用していない、ということではありません。

女子どうしが「いらん話を」しているうちに、女子どうしで結託してお店の経営にあらぬ支障が出てきたら困る……ざっくり言えば、こういう男の「恐怖」から生まれた「知恵」です。

 

あなたの彼氏の場合は……

あなたの彼も、男である以上、女子どうしが仲良くなったら(彼女であるあなたと、彼の女友だちが仲良くなったら)、なにを言われるかわからない、という恐怖心を持っていることでしょう。

女子が男どうしの関係についてよくわからないのとおなじように、男子も女子どうしの関係がよくわからないので、不安になり恐怖心を抱くにいたるわけであり、なにも、彼は、彼女であるあなたのことを信用していない、というわけではありません。

単純に、女どうしでおれのどんな話をされるのか、わからないから怖い。これだけのことです。

結婚したら……

だからほら、結婚して、お嫁さんと、旦那さんの姉が仲良くしているということになったら、男は「ヤバいな」と思って焦るわけです。

おなじように、あなたと、彼の女友だちが仲良くなるとヤバいなと、彼は考えるわけです。

裏を返せば、あなたのことを、彼が、彼の女友だちに紹介してくれたとなると、彼は安心しているといえます。

あなたに対して、絶大な信頼を寄せている、なおかつ、その女友だちのことも信頼している、なぜなら、女どうしでおれのどんなことをチクりあうのか、まったくわからないとは思わずに、さっと引き合わせてくれるのだから。

 

彼女に対する「彼の信頼」と「信用」のちがい

余談ですが、優秀な風俗店の経営者は、女子のことを信頼はするけど、信用はしないと言います。

信頼、つまり、安心してお仕事をおまかせするけれど、信用はしない、つまり女って、いつなんどき、男を裏切るかわからない。こういうことのようです。

風俗店の経営者に限らず、男ってこういうふうに、女子に対する警戒心を持っていることのほうが多いものです。「ほうが多い」というよりも、社会経験を積めばつむほど、こうやって女子のことを警戒しちゃうものなんです。

だから、彼があなたのことを、彼の女友だちに引き合わせてくれたなら、その恋は本物だと言えます。

もっとも、なにひとつやましいことがない男子は、誰に誰を引き合わせようと、なんてことないと思われますが、なにひとつやましいことのない男って……。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)