2018.1.8

不倫を肯定しているそこのあなた。多くの人が不倫をいけないことだというのにはそれなりに理由があります。好きになった人がたまたま既婚者だっただけなんて言い訳は通用しません。

不倫は民法に反する!

民法第752条をもとに、婚姻関係にある夫婦の間には貞操義務があるとされます。さらに、どちらか一方に不貞行為があった場合、離婚の事由となりえると民法第770条にも定められているのです。
問題は、不貞行為とは何かです。どこからを浮気や不倫と考えるかは人によって異なりますが、法律上の解釈では貞操義務に反することです。つまり、配偶者以外の人と性的交渉を持った場合が不貞行為にあたります。このとき、性的交渉の期間や回数などは問題になりません。一時的なものであろうと、金銭のやりとりがあろうと、関係なく不貞行為になります。
さて、不貞行為は民法第752条に反する不法行為です。そのため不倫をされた方は、民法第709条「不法行為による損害賠償」と710条「財産以外の損害の賠償」を根拠として損害賠償請求を起こすことができます。高額の賠償が言い渡されるケースも多く、不倫相手も支払い義務を負うことが特徴です。

人として最低!? 倫理的問題

不倫というからには、倫理的に好ましくない行為ということです。倫理観は時代や文化的背景によってさまざまなため、一概には言えません。たとえば、一夫多妻制などを取る地域であれば、そもそも不倫は問題にならないでしょう。かつての日本も、姦通罪といって女性が配偶者以外の男性と性交渉をした場合は重罪でしたが、男性は妾を持つなど寛容でした。
しかしながら、現在の日本は男女平等な社会であり、それぞれの個人的人権が尊重されなければなりません。そのため、男女間のトラブルのもとになったり、最悪の場合社会的な混乱を招いたりする可能性が高い不倫は倫理的にも許されないのです。これは過去の歴史から学び、積み上げられてきた、できるだけ平穏に集団生活を営むための知恵とも言えるでしょう。

不倫の社会的な代償

バレたら損害賠償を払う覚悟があって、倫理的にも批判されて仕方ないことだと納得の上で不倫をするのであればよいではないかと考える人もいるかもしれません。しかしながら、不倫には社会的なリスクも付きまといます。
既婚者男性が若い女性などと不倫する場合、口で何と言おうと家庭を壊す気はない人がほとんどです。もちろん、既婚女性がほかの男性と不倫する場合もしかり。既婚者からすれば、家庭を壊さず刺激的な恋愛気分を味わうことが不倫の醍醐味です。
一方の不倫相手は、悲劇のヒロイン気取りで許されぬ恋に酔いしれるかもしれませんが、離婚を迫ったりすると関係は急速に冷え込みます。結果、大切な時間を既婚者に無駄にささげた挙げ句、手元に何も残らないということになりかねません。それどころか、配偶者にバレたら損害賠償、会社にバレたら社会的な信用の失墜というリスクがあります。

不倫地獄に要注意

不倫は法律的、倫理的にさまざまな理由から日本では肯定されていません。個人の自由といえばそれまでですが、人生における機会損失になってしまう可能性もあります。不倫で無駄な時間を浪費することがないように気をつけてくださいね。

(愛カツ編集部)