「ネット上で『旦那のモラハラから自由になる女性が増えて欲しい』のような発言をすると、知らない男性から何かしらの批判をされる」
という声があります。

批判をしている男性たちの多くは、妻にDVやモラハラをしたり、会社で部下にパワハラをしているのですが、それを自覚できていないことがほとんどです。

無自覚でDVやパワハラをする男性とは、人生の中でできるだけ関わらずに過ごしたいですよね?
ではDVやモラハラを無自覚でしてしまう要注意な男性には、どのような特徴があるのでしょうか?

「男は強い」「男は女より上」だと信じている

女性が男性のDVやパワハラから自由になることを望む発言を批判する男性は、
「あなたは男の強さを分かっていないのですね」
と発言することがあります。

「モテる男になるための◯つの方法」のようなサイトなどを見ると、
「自分が惚れた女性よりも上位に立てなければ、その女性を口説き落とすことはできない」
という主旨の内容が、堂々と紹介されています。

「優秀な女性やモテる女性ほど、自分よりもずっと格上と思える男性の言うことになら喜んで従うものだ」
という、男性の意見もあります。

これらを鵜呑みにした男性たちは、「男は自分についてくる女より格上。だから女は男に従って当たり前!」と考えるようになり、それが冒頭のような発言に繋がっていくのです。

 

実は自分に強い劣等感を持っている

DVやモラハラ気質の人間は、自分に大きな劣等感を持っていることも特徴です。

自分に劣等感を持つに至る原因は、幼少時の家庭環境やトラウマ、または大きな挫折を味わったことなど人それぞれでしょうが、いずれにせよ彼らは「ありのままの自分」に価値を見出すことができません。

そこで自分の弱さを「自分は男だから女のお前より強い」「上司は部下より立場が上だ」と、力や立場などの自分の優位性で隠そうとするのです。

筆者が遭遇したこのタイプの男性は、とにかく人の仕事・年齢・家庭環境・収入などをことごとく全否定してくる人間でした。
「あなたがモテないのは、年齢のせいだ。女は30歳過ぎたら男性にとっての真剣交際の相手とはみなされない」
「あなたの仕事は収入も将来性も不安定だから、結婚相手には無理だとみんな思ってるよ」
「あなたは母子家庭出身だから、俺の実家の金をせびるつもりだろう!」

このように他者を貶めることでしか、自分の弱さをカバーすることも「自分は正しい」と信じることもできないのですから、彼らは人間の中で最も精神的に弱いと言えるでしょう。

 

相手を責めることの目的が「自分の力を誇示すること」「相手をとにかく追い詰めること」になってしまう

部下の仕事のミスを厳しく叱責する目的とは、本来は「もっとこうなって欲しいから」「部下に成長して欲しいから」のはずですよね?
そのためには「どうすればそれができるのか?」を考えて指導をしなければなりません。

ところがパワハラ・DV気質の人間の場合、「どうしてこんなこともできないんだ!」が思考の中心となってしまいます。
その結果、できていない部分ばかりを過剰に責めたり、相手の人格を否定したり、時には理不尽な暴力に発展してしまうのです。
厳しい指導の目的が「相手をとにかく責めて追い詰め、徹底的に反省させる」になってしまっているのです。

このようなタイプの人間が上司だと、部下は成長するどころか萎縮してしまい、会社は退職者が相次ぐようになるでしょう。
また夫がこのような人間だと、妻は夫を「ATM扱い」するようになるか、離婚を考えるかのどちらかとなります。

自分のDV・モラハラ気質に気付かない男性の特徴をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?

彼らの多くは自分がDVやモラハラ、パワハラをしている自覚がないため、他人から「あなたの言動はやり過ぎ」と指摘されたとしても
「間違っている奴に罰を与えて、何が悪いんだ」「自分は正しい」
と考え、改めようとはしません。

また彼らは自分の上司や家庭の外の人間に対しては外面が良いことが多く、部下や妻が被害を訴えても、信じてもらえない場合もあります。

要注意な男性の特徴を見極め、人生の中でできるだけ関わらずに過ごしていけるようにしたいものです。(Nona/ライター)

(愛カツ編集部)