男女ともに、恋愛感情の中には、相手のことが好きとか、誰かのことを好きになっている自分のことが好きとか、そういう「好き」という感情と、「自分の人生」にどこかしら哲学的に向かう感情の両方があるはずです。

人が人のことを好きになるわけだから、好きという気持ちと、人生をシブく考える気持ちの両方で恋愛は成り立っているはず。

がしかし、どちらかというと、女子のほうが「好き」という気持ちに対する集中するのがうまくて、男子は「自分の人生にヤラれている」傾向があるように感じます。

たとえば仕事がキツくて、将来性を感じられない仕事をしている彼は、「好き」より「おれの人生をどうにかせな!」と思っていたり。

さて今回は、彼女に対して好きという気持ちが冷めている彼を、もう一度振り向かせる方法について、一緒に見ていきたいと思います。

■男子は「自分の仕事」という定点から恋愛を眺めている

男子って、どんなに若くても自分の仕事がどうなのかというところから、恋愛を見ているところがあります。

つまりたとえば、自分の仕事がうまくいっていないとなると、「彼女? う~ん、まあ好きっちゃ好きだし、別れたくもないけど、でもうまく言えない」みたいな気持ちになるとか。

反対に、仕事がうまくいっていると「彼女? まあまあしか好きじゃないけど、でも一緒にいると楽しいから、真剣につきあってるよ」と言うとか。

あるいは、仕事がうまくいっているパターンのアレンジパターンとして、彼が出世したケース(自分がやりたい仕事を目指してまっすぐ歩くと大丈夫だと、彼が確信したケース)だと、

彼は二段飛ばしくらいで勢いよく未来に向かって進んでおり、彼女は出会ったときのままのポジションにいる……となると、彼は今の自分にふさわしい彼女に乗り換えるなんてケースもあります。

■惚れ直させることができるケース・できないケース

ということで、彼に惚れ直させることができるかどうかは、彼の仕事にかかっている、としか言えないのかもしれません。

たとえば彼がブラック企業につとめており、かつ、彼女にその悩みを訴えることができない場合(表層的な交際しかしてない場合)は、惚れ直させることなんてできないのでは?

あなたの色仕掛けで、一時的に惚れ直させることができるかもしれませんが、彼の心の目はブラックな仕事によって曇っているので、ちょっとむずかしいように思います。

こういう場合は、彼が転職し、自分の未来に希望がもてたら、ふたたび彼女とうまく交際できるということもあるので、彼と仕事について話をすることができるのなら話してみて。

ちなみにこれ、女子だって、もしかしたら同じかもしれないんです。

ブラックな仕事をしている女子のことをいかに好きになっても、彼女は「今はちょっと恋愛モードになれない」と言って、文字通り話にならない。

で、その彼女はちゃんと交際する彼氏ではなく、ライトな感じでベッドで抱いてくれる男とハダカでになってストレス解消している……なんてケースって、よくあります、とは言いませんが、まあまああるでしょ?

仕事がうまくいってないと恋愛どころではない――ある種の人々は、こう考えているのではないかと思います。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)