女子が絶対に避けたい恋愛のパターンとして、やさしくいろんな甘いことを言ってくる彼にうっとりしちゃって、

その彼がそこそこかっこいいものだから、ついうっかり好きになってしまいそうで、でも気を確かになんて思って遊ばれないように気をつけて、でも彼が言うひと言ひと言がまことにハートに刺さってしまって、

もうどうにもできずに付き合ったはいいけど(パンツを脱いだはいいけど)、あとになって彼はわたしのカラダだけが目当てでしたというのが分かって……というのがあると思います。

男から男を眺めていたら「こいつ、またこんなコスイことを言って女子とヤろうとしている」というのは、なぜかすごくよく分かるんですが、

これまたなぜか、女子にはそのへんのことがイマイチはっきり分からないのか、甘美な言葉に騙される女子が今日も明日もあさってもいることでしょう。

さて、まともな男子が口にしないセリフって?

■君は運命の彼女だ!

ここんとこネット上で「運命の人」とか「運命の彼氏(彼女)」というワードが人気なんだそうです。

女子がこういうワードでググるのは、なんとなく分かるんですが、男子がこれをやると……痛いというか、遊び人というか、もうどうしようもないというか。

女子は運命の人というまだ見ぬ架空の誰かに恋い焦がれてもべつにいいと思うんです。少女漫画を読みはじめた小学生くらいからずっと、そういう思考回路でべつにいいんだと思うんです。まことに女子らしいというか。

がしかし、男にとって運命の人というのは、特にまともな男にとって運命の相手というものは、地道に努力して勝ち取るものであってだなと、男子に説教している暇はないので先を急ぎます。

女子に対して気安く「君は運命の人だ」と言える男子って、よほど言語センスに恵まれていないか人か、女子が運命の人という言葉にクラッとくるのを知っている遊び人か、いずれか。

■毎日仕事が終わったら迎えに行ってあげるよ!

マメさをアピールすることで、女子に気に入られて心を開いてもらって、なんならちがうところも開いてもらってというパターンの男子もいます。

マメさをアピールする分かりやすい方法が、彼女の仕事が終わったら迎えに行ってあげることです。サラリーマン男子にはできないかもしれません。時間的に、あるいは物理的に。

大学生限定か、自営業者orフリーランス限定の「まともじゃない口説き方」ってことでしょうか?

もっとも、ホントにホントに誠実な彼がこれを言うのはOKなんです。

がしかし、誠実かどうかまだ分からない段階、つまり出会ってすぐで相手がまだどんな男性か分からないときにこれを言われたら、女子だって軽く引くし困りますよね。

それなりの関係が築けたのちに、これを彼に言われたらうっとりすればいいですし、そうじゃないときは「彼はわたしのなにが欲しいのだ?」と、警戒したほうが無難かもね。

■いつか結婚したいと思ってる

結婚するする詐欺にご用心ということです。

彼氏がなかなか結婚してくれなくて困っていますという相談をよく目にしますが、男子にとって、結婚はするものかしないものかのいずれかであって、

その中間、つまりするかしないかで迷うということって、ほんとんどない――こういう傾向があるように見受けられます。

迷っているというのは、彼女を傷つけないように(と彼が勝手に思い込んでいる)君とは結婚しないよんと言っているに等しい。

だから「いつか君と結婚したいと思っているんだ」という言葉は、まともな男子は言わないです。言うとすればもっと具体性を帯びた言葉を同時に発します。

「来年、会社を興すから、それが軌道に乗って落ち着いたら結婚してほしい」とか。

 

いかがでしょうか。

これだけ書いても、明日もあさっても、この日本のどこかで、舌先三寸男に騙される女子がいることでしょう。

女子も女子で、なぜ騙されるのか、その理由を教えてください。真剣に知りたいです。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)