2018.3.19

現在不倫中のあなた。明日の朝起きて、ポストに弁護士からの書類が投函されていることを想像したことがありますか? きっと、なんとな~く考えたことがあるにしても、彼の言葉を鵜呑みにして、彼の奥さんは大丈夫だから……。なんて思っている方が大半ではないでしょうか?

でも、それで本当に大丈夫!? 今回は、著者の周りの経験を元に、不倫の代償について考えてみました。「不倫が悪い」。当記事では、道徳的なことには触れず、慰謝料という観点から考察していきます。気分を害する人がいてはいけないので、先にお詫びをさせていただいたうえで、本編に入らせていただければと思います。

■事前に400万は、用意しておくべき

400万という数字は、離婚の慰謝料の相場の最高額に、諸々の弁護士費用などを含めた数字。知人に聞いた数字なのでおおよその目安ですが。不倫慣れしている著者の知人は、事前にこの400万を相手の男性から、預かることにしているそうです。

不倫と言っても形はさまざま、愛し合っているけれど、なにかしらの理由で離婚できないケース。職業のように、不倫相手からお金をもらっているケース。どんな不倫の形にせよ、不利相手の配偶者に訴えられた場合、その多くには慰謝料が発生します。

そのなかでも、判決上の慰謝料最高額は500万円。ただしこれは、不倫相手の配偶者の勤務先に不貞行為を知らせたり、20年以上に渡って関係を続けていたりした極めて悪質な例。裁判の多くは、配偶者からの請求額が多い場合でも、300万円とされているそうです。

■弁護士からの通達後ではもう遅い

男性はあなたに甘い言葉を囁き、あたかも、なにもないような言い方をするかもしれません。でも、弁護士から通達が来た場合には、もう不倫相手の配偶者とのやりとり。不倫相手がそのまま一緒にいてくれるならまだしも、慰謝料請求のとたん、連絡が取れなくなったなんて話は、巷ではよくある話でしょう。

弁護士から連絡が入った場合には、こちらも弁護士を立てるのがポピュラーです。着手金には数十万。あなたは、まず、これが用意できますか? 「彼がいれば私は大丈夫」。道徳的な問題はさておき「お金は私が用意するわ」というのであれば、弊害はないかもしれません。

しかし、本当に大丈夫でしょうか? 彼もいない。お金もない。不倫しているということは、世界一周旅行に何度も行けるような大金を支払う恐怖と、常に隣り合わせであることを、どうか忘れないでほしいのです。

■おわりに

慰謝料請求を受けた女性の多くは、あなたと同じように、「私は大丈夫」と思っていたことでしょう。しかし、そのときは急にやってきます。実際に著者は、そんな女性に出会ったことがあり、その複雑そうな表情を、いまでも忘れられないのです。(織留有沙/ライター)