彼氏ナシ

彼氏がいない女性が、よく「出会いがない」ことを理由に挙げます。

けれど、普通に職場へ出勤して、それなりに交友関係を持っている人なら、出会いがまったくないわけはないのです。

一歩外へ出れば、たくさんの男性が街を行き交い、仕事をする上で一人の男性も関わらないという職場はかなり稀でしょう。

つまり、「出会いはあるけど、気づいていないだけ」だということ。どうして日常的に接点がある男性を、恋愛対象に見づらくなっているのか……? 理由を探ってみます。

彼氏ナシ

職場は仕事をするところ?

「出会いがない」と言う女性ほど、仕事熱心で、公私混同を嫌う傾向があります。

今どきは、結婚するまでの数年間を腰掛け状態で過ごす、なんて女性は多くないでしょうし、女性の社会進出はめざましい発展を遂げています。

ひと昔前のように、女性は男性を助けるための事務仕事をしていればいい、というわけにはいかないのです。

そのため、バリバリのキャリアウーマンを目指す女性は、職場の男性を「上司」「部下」で分類します。

異性として特別視する感覚が、そもそもあまりないのかもしれません。

とはいえ、社会人になれば、恋のきっかけが仕事というケースが、実はとても多いのです。

学生の肩書きを捨てたなら、誰もが職場で最も多くの時間を過ごすことになるため、柔軟な女性は同僚や上司も恋愛対象に見て、彼氏にしてしまいます。

バリキャリを目指す女性や、会社から責任の重い仕事を任されて、多忙に陥っている女性ほど、身近にある出会いに気づかないはずです。

そして、自分に厳しいタイプは、「公私混同しちゃいけない」と、自ら恋愛を遠ざけている可能性もあります。

理想が高いのでは……?

ジャニーズアイドル、人気俳優、歌舞伎役者、お笑い芸人……など、今はテレビやインターネットでイケメンを見かけない日はありません。

しかも、オタク文化もかなり市民権を得ていますので、アニメキャラや2.5次元キャラに恋する女性も増えているんだとか。

携帯電話(フィーチャーフォン)がスマートフォンになり、パソコンやタブレットを当たり前に持つ今は、華やかなエンターテインメントの世界と個人の日常の境界線があいまいになっている部分があります。

AKB48のコンセプトが「会いに行けるアイドル」だったというのも、時代を象徴していると思います。

そのため、女性の好みのタイプがそもそも、「理想高め」になり、身近な男性を恋愛対象に見られない……というより、「見たくない」という意識が芽生えているのかもしれません。

確かに、美形なアイドルのファンなら、一般男性なんて、ジャガイモにしか見えないんでしょうけど……。

でも、どれだけ距離が近いように見えても、アイドルや俳優さんはやっぱり別世界の人。

リアル彼氏は、気楽に一緒にいられる一般男性が良いに決まっています。

最近は、生涯未婚率なんて単語をニュースでもよく耳にしますが、身近な存在を恋愛対象に見られない理由に、「恋愛に対する興味が低いこと」や「結婚への無関心」もあると思います。

おひとり様の日常を楽しく過ごせて、世間も一人○○を容認しているため、彼氏がいないことにそれほど不安を抱かず、とりあえずの言い訳として「出会いがないから」と述べているだけなのかもしれません。

何にせよ、恋は一人ではできないものです。本気で彼氏が欲しいと思うなら、仕事と同時進行で恋もこなすだけのバイタリティを持ち、アイドルへの憧れはいったん脇へ置いて、身近な男性に目を向けることが大事でしょう。(沙木貴咲/ライター)

(愛カツ編集部)