不倫はダメなことだとわかっているのに、しかも結婚を意識する年齢なのに不倫してしまう……たとえば29歳の女子が35歳の男と不倫してしまう。嗚呼。

こういうケースって、女子も女子で「わたし不倫OK」というサインをじつは発しており、男はそこに乗っかっただけ、ということが「よく」あります。

■女子の無自覚さ

恋愛における女子の無自覚さって、わりと男をその気にさせます。

たとえば会社の先輩男性に片思いしている女子が「わたし、彼に対して好きという気持ちを隠しているので、彼はわたしの気持ちに気づいていないと思いますが」という「枕詞」をつけて恋愛相談メールを送ってくることがしばしばありますが、それ、男にダダ漏れだからね。

同様に、「わたし29歳だからそろそろ結婚したいのに、なぜか不倫男に引っかかってしまう」というのは、不倫OKという雰囲気をあなたが男に対して出してしまっているから、ということです。無自覚に出ちゃっているわけ。

女子の無自覚さについては女性の書き手に解説願うとして、ここでは不倫男の手口についてより男の視点から詳細に見ていきます。

■悩み多き20代をくぐりぬけてきた30代の男は強い!

男は30歳も過ぎると、わりと自分に自信を持ちはじめる、というのが話の出発点です。

20代くらいの男子だと、女子にどうやって声をかけるといいのかわからないとか、モテるためにはどうすればいいのだろうとか、要約すればこのたった2つのことを悩んでいます。悩みまくっています。もうこの2つ以外に悩みはない! という感じ。

そういう20代をくぐりぬけてきた30代の男は強い! 女子にどうやって声を掛けるといいのかわかっています。だからたとえばパーティーの席で女子にしれっと近づいてチャラっと声を掛けるくらい朝飯前です。

どうすればモテるのか? 30代の男はこう答えます。「そりゃあ仕事ができる男になって、多少の小銭を持てばモテるよ。ほかに答えなんかありゃしない」です。

■不倫男が見ているもの

つまり30代の男ってなにかといえば、精神的にも金銭的にも20代の頃に比べ余裕があるということです。それに体力的にも「それはもう十分なほど」なわけです。

余裕をもって20代の女子を見たらどう見えるのか? 女子が無自覚に出している不倫したいオーラが見えるんです。あるいは、不倫でもいいかオーラが見えるんです。

意思の力で「不倫はダメ! わたし30歳までに結婚するんだから!」と思っていても、そんな意思なんてポキポキ折っちゃうのが30代の男です。

「ホントはガチで交際するより、週1くらいでちょこっと会って、会うと美味しいものが無料で食べれて、ベッドの上でもそこそこオトナの味を味わいたいんじゃないの?」と30代の男は思っています。アラサー女子の潜在的無意識をうまく表に引き出すのがうまいのが不倫男です。

■不倫の男性プロとは?

既婚か未婚かを正直に言う不倫男もいれば、言わない不倫男もいます。これ「言ってくれる男性のほうが誠実そうでいい」と思っている女子もいるはずですが、誠実なんて間違いだから。

「おれ結婚してます。奥さんいます。でも君と不倫したいです」と堂々と言う男の強烈なこと! 彼はもう不倫のプロですよ。先に言っておいたほうがあとから揉め事が少ない――この不倫の永遠の真理を知っている、ということです。

「既婚です」と言わないまま不倫している男は、まだ不倫幼稚園児です。あとからどんな揉め事が起こるのかを予測できない素人です。不倫は素人が手を出すと火傷します。

今年もようやっと新しい出会いの季節になり、不倫天国が開幕しました。

ファザコン女子と、「ガチで恋愛するのタルイから不倫でもいいか、ま、1年くらい不倫してその翌年にはまるっと誰かと結婚しちゃおう」と思っている女子! 不倫男が網を広げて待っていますよ。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)