運命の人
2018.4.21

多くの女性は、「運命の人」がたった一人定められていて、その人と巡り会えるか否かで、幸せになれるかどうかが決まると思っているようです。

確かに、初めてお付き合いした相手と結婚まで至るカップルもいますし、それは決して間違いじゃないでしょう。

けれど、みんながみんな、一人の異性としか付き合わないわけではありません。

結婚してもいいと思って交際して、「やっぱり違う」とお別れすることだってあるのです。

じゃあ、お別れしてしまう男性は、ハズレだったということ? うまくいかなかった彼氏に費やした愛情と時間はムダだった?

いえいえ、そんなわけはないでしょう。

どんな恋だって大事にするべきですし、少しの間でも恋人となったお相手とは、運命の繋がりがあるに違いありません。

運命の人

●「運命の人」はたくさんいる!

結論から述べると……『運命の人はたくさんいる』! これは間違いないでしょう。

たった一人の王子様を探し求めて、ドラマチックな恋を実現するべく、日常生活のあちこちに見え隠れする小さな恋の芽を見過ごすのはもったいないかもしれません。

なぜなら、結婚まで至る運命の人に辿り着くまで、大抵はいくつかの恋を経験して、自分自身を磨き、鍛える必要があるからです。

また、恋愛以外でも、仕事や人間関係などを通じて、人の心身はつねに成長し続けます。

人間性が高まり、価値観が塗り替えられていくごとに、誰もが一歩ずつより高いステージへ上がっていくのです。

そのため、18歳で運命を感じて好きになる男性と、28歳で運命の人と確信して愛を注ぐ男性は、まったく違うでしょう。

社会に出てさまざまな人生経験を積み重ねていく中で、運命の人と思った相手が自分に合わなくなる場合も多々あるのです。

自分の心身の成長度合いに合わせて、運命の人が移り変わっていくとすれば、「たった一人」と思い込むのは間違いだといえます。

●絶対的な「運命の人」を見定めるには?

とはいえ、お年頃にもなれば、結婚して落ち着きたいと思うものです。

その後も人間性が成長していくとしても、パートナーとしての彼氏を変え続けていくのは、気が休まらないでしょう。

アラサーを迎えれば特に、女性の多くは「結婚したい」と望むはずです。

ならば、「この人で決まり! もう心移りはしない」と、心を定めて夫婦になる運命の人とは、どこでどう見極めれば良いのでしょうか?

一番のポイントは、お互いの成長を促す刺激を与え合えるかどうか?

二番目のポイントは、ただ刺激し合うだけでなく、お互いに癒やし、安らげるかどうか?

この二つの条件を満たす男性であれば、旦那さんとしても後悔はないと思います。

たとえ自分がさらに成長して価値観を変えようとも、旦那さんも成長を望んで前進し続けていれば、「釣り合わない」という感覚もないはず。

つねに足並みを揃えて人生を歩んでいけるでしょう。

●おわりに

今どきは離婚が珍しくありませんし、かくいう筆者もバツイチです。

実体験から申し上げると……私が「この人とは一緒に生きていけないな」と思って離婚を決意した最大の理由は、夫が努力せず、成長を望まなかったためです。

本人は努力して前進していたかもしれませんが、その度合いが私の考えるレベルより下回っていたので、次第に足並みは揃わなくなりました。

一度、愛の歯車がかみ合わなくなると、すべてにおいてズレが顕著に表れます。お互いに不満が募り、日常生活がひどく辛いものに感じ始めるでしょう。

価値観は生きていく中でどんどん変わっていくものですが、幸せに対して貪欲かどうか、そのための成長を望むかどうかは、あまり変化しないはずです。

そういった感覚が近い相手こそ、最終的に結婚までたどり着ける本当の「運命の人」ではないでしょうか。(沙木貴咲/ライター)

(愛カツ編集部)