2018.5.15

人を不幸にするような形で幸せになることが、よくないことはたしか。でも、死ぬときに後悔するくらいなら、そんな生き方は、すべきではないのではないでしょうか。

あの、瀬戸内寂聴さんでさえ、不倫歴を明らかにし、不倫はしょうがないものとおっしゃっているのですから。

筆者は、不倫肯定派でも、否定派でもありません。人にはそれぞれ自分らしい「生き方」があると思っているからです。

■どういう生き方を選択したいか

不倫し続けるか、別れるか考えるときに、考えてほしいこと。それがあなたの「生き方」です。あなたは、これからの人生設計をどのようなものにしていきたいと思っていますか? 20代、30代であれば、出産のことを考えるかもしれません。40代であれば、どう人生を送っていくか迷っている時期かもしれません。

いまを考えるのではなく、3年後、5年後、10年後と想像して、考えていってほしいのです。「子どもが成人するのを待って、離婚する」と相手の男性が言い、それを了承しているのであれば、それもあなたの生き方です。

でも、その男性が約束を守らないかもしれません。それでも、その選択はあなたが決めたこと。時間は戻りません。「相手の選択肢ではなく、自分の選択肢で自分の人生を考える」その覚悟があなたにはありますか? 相手がどういうふうに出たとしても、後悔しない生き方をご自身で考えていってほしいのです。

■結婚したいのか、彼と一緒にいたいのか

結婚願望のある女性は多いことでしょう。彼の離婚を待つというのであれば、それもひとつの選択肢。でも、本当に彼でなければならないのでしょうか? 筆者は職業柄、多くの女性にお目にかかる機会があります。

そして、なかには、不倫相手が忘れられないし、好きだけど、他の人との結婚し、結果それで良かったと思っている女性や、彼を信じ彼を待ち、慰謝料請求など、元奥さんに支払いをしながら、お子さん家庭を築いている方も。いずれも、彼女たちの選択肢。自分で自分の選択を後悔しないよう、考えてきたからこそ、いまの結果があると思っています。

結婚したいのであれば、なぜ結婚したいのか、どうして結婚すべきなのか、生き方前提で考えてみませんか? なりたい自分を明確に意識し、どうしていくのが一番適切なのか、道徳的な観念ではなく、自分がどうしたいのかを自分自身に問いかけてみてほしいのです。

■おわりに

「彼が好きだから、いまは離れられない」。不倫している方の多くは、口を揃えてこう言います。

でも、いま考えず、いつ考えるのでしょう? 本当に考えて考えて、出した答えなのであれば、それが正解。考えることを止めて、ただただ彼と一緒にいるというのは、自分への冒涜です。

死ぬ気で考えて、自分の幸せとはなにか、自分がしたい生き方はどんなものか、自分自身に問いかけてみませんか?

不安でも、自信がなくてもいいんです。自分の中での答えを探す行動自体が、あなたを少しずつ少しずつ、前進させてくれるはずです。(織留有沙/ライター)