「この子は女から嫌われる女子なのか?」男子ってこういう視点で女子のことを見ていないことの方が多いです。そういう視点で見たとしても、彼が抱く答えは決まって、「よくわからないなあ」です。

女子どうしって、ほら、よく演技するでしょ? さほど仲良くないのに「バイバイ、また明日ね!」なんて満面の笑みで言い合うとか。あるいは腹の中にイチモツもニモツもあるにもかかわらず「わたしたち友達だから」なんて人前で言い合っていたり。

だから、あなたが女子に嫌われている女子かどうかすら、男子は知らないです。

さて、あなたが女子に嫌われている女子だと彼が知った場合、彼はあなたに対してどう思うのか? について、今回は一緒に見ていきたいと思います。

■「むしろいい女である」と思う

女子の中に、男に嫌われている男を好きになる人っていますよね。

会社でもみんなに煙たがられていて、プライベートで行く居酒屋の店主にも嫌われていて、みたいな感じで、彼の生活の中に登場するほぼすべての男からあまり良く思われていない男にも彼女がいるということは、そういう男子を好きになる女子がいるということですよね。

男も同じです。女子に嫌われている女子のことを好きになることがあります。

つまり、これは恋に落ちた男女に共通して言えることだと思うんですが、「好き」という気持ちと、「その人が周囲の同性から嫌われているという事実」とは、ほぼなんの関係もないこともある、ということでしょう。

極端な例を挙げるなら、逃亡犯に恋しちゃって、犯人と一緒に逮捕されちゃう人が時々ニュースに出てきますよね。

同性とか異性という性差を抜きにして、もっと身近な例を挙げるなら、元の奥さんやその親族、その友人たちにすごく嫌われていた男も、やがて「あなたなしには生きていけない」という女性に出会い、再婚していく、ということがありますよね。ちょっと想像力を働かせたら、こういう人って「それなりの数」いるとわかりますよね。

■男は女子に対して「うまく騙されたい」と思っている生き物

もっと若い人の例を挙げるなら、女に嫌われている女って、たとえば周囲の女子から、「この子は下半身をよく使って男とばっかり遊んでいる子だ」というふうに思われていたりしますよね。
いわゆる「男好き女子」です。そのような女子を男から見た時、「すごくいい女」に見えることがあるんです。

彼女は男とよく遊んでいるものだから、自分がなにをすれば男の気を引くことができるのか熟知しています。どのタイミングでなにを言えば「自分が欲しいものを、相手が惜しげもなく差し出してくれるのか」についても熟知しています。

そういう女子に、男が引っかからないわけがない。引っかからない男がいるとすれば、それは彼女の言動から危険を察知して逃げて行った賢い男です。

女から嫌われている女って、したたかだし、負けん気は強いし、「この男子と付き合いたい」と思えば、手段選ばずなところがあるし、そりゃあ同性から嫌われるわな――男って、こう思う時があります。

でも、男は女子に対して「うまく騙されたい」と思っている生き物です。「女の中でわたしが1番である」というプライドに感激する生き物です。「1番」の女子に男は弱いからね。手段を選ばず迫ってこられたら? そりゃあ好きになって付き合うしかないじゃないですか。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)