さて、今回は、結婚願望がなかった男子でも結婚したいと思う女子の特徴についてお届けします。
女子もそうかもしれませんが、男子もまったく結婚したいと思わない時期(結婚のケの字も意識にあがってこない時期)があります。
でも、女子のある言動がきっかけになって「結婚してもいいかな」と、ふと思う時があります。
それは女子のどのような言動を見聞きしたときなのでしょうか? さっそく見ていきましょう!
1:安定した高収入だ
男たるもの、家族を養うお金くらい稼いできなさいという無意識の女子の圧力があるので、男子は「今のおれの収入では結婚できないしなあ」と思って、はなから結婚のことを考えるのを放棄しています。
人によっては「今どころか、10個年上の会社の先輩の給料だって安いらしいじゃないか、おれはいつになれば結婚しても暮らしていけるだけの稼ぎになるのだろう」と不安に思っています。
そういう時に、たとえば上場企業で働いている年収400万超の女子と出会った男子は……この子となら結婚できる! と思うのです。
もっとも上場企業の年収400万超の女子は、それにふさわしい男性をさらっと見つけて、華麗に結婚してゆくわけですが。
2:しっかり者の女子である
男子は女子に癒しを求めているとかと言われていますが、この「癒し」って、かわいい女子が半裸にエプロンをつけて三つ指をついて「おかえりなさい」をする癒しではないんですよね。女子がしっかりしているという意味での癒しです。
男ってあるていど歳をとらないと人格が定まりません。人によっては結婚しても「おれはどんなふうに生きていくといいのだろうか」などと、生き方を模索しています。
当然、ある意味では生きた心地がしていません。これはじつは多くの男子に共通して言えることなんですよね。
そういう男子が求める癒しとは「外で頑張って働いてきなさい。細かいことはわたしが全部面倒を見るから、思い切ってやってきなさい」という女子からの応援だったりするんです。
だから「か弱い」とか「男の言うがままに」とか、その手の形容詞が当てはまる女子ではなく「どっしりしている」とか「少々のことでは動じなさそうな」女子を見ると、男たちは「こういう女子と結婚するのもありかな」と、ふと思うのです。
3:エッチがうまい
純愛と性愛をごちゃ混ぜにして考えていれば、「エッチの相性がいい→離れたくない→それどころか毎晩会ってエッチしたいと思う→結婚でも同棲でもどちらでもいい」という考え方を持ってしまいがちです。性愛ってそれくらいのパッションはゆうに持っているから。
でもこれ、なにも悪いことではないんですよね。エッチから入って結婚して子どもを設ける――これってひとつの立派な「勝ちパターン」であり「価値あるパターン」だと思いませんか?
いかがでしょうか。
ちなみに「プラトニックラブ」は、大昔にプラトンが提唱した純愛から生まれた言葉です。がしかし、じつはプラトンは「まずは肉体から入りなさい」と言いました。
なにも肉体関係なしで純粋に精神を愛しなさいとは言っていないんですよね。まずは肉体から入って、精神的な高みへと昇華する愛を目指せと彼は言いました。
プラトンの別の言葉になぞらえば、肉体関係をことさら嫌悪する人は、エッチのイデアを知らない人です。イデア、つまり親分です。たとえばカレーを上手に作れない人は、カレーのイデアを知らない人だとプラトンは言いました。結婚できない人は、結婚のイデアを知らない人です。
結婚のイデア?今の時代にそんなことを考えるくらいなら、さっと結婚したほうがいいと個人的には思います。
(ひとみしょう/作家)
(愛カツ編集部)