結婚

筆者は2018年11月に、知り合ってから11年になる主人と入籍いたしました。

これだけ聞くと、ほとんどの方が
「10年以上付き合って結婚したの!?」
「長年付き合って、お互いのことを知り尽くして結婚するなんて、堅実なカップルですね!」
と思うのではないでしょうか?

ところが「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもの。

実は筆者と主人が「恋人同士」だった期間は、いわゆる「でき婚」や「不倫」「略奪婚」ではないにもかかわらずとても短く、交際開始から結婚までなんと3ヶ月半程度でした。

ではそれ以外の期間はどうしていたのかというと……なんと一時は筆者が主人に着信拒否までされるほど「険悪な仲」だったのです!

そんな主人と筆者はなぜ再会し、付き合うだけでなくスピード婚にまで至ったのでしょうか?

結婚

片思いから険悪な仲に……

出会った頃はお互い、20代半ば~後半でした。

筆者は主人にひとめぼれでしたが、ほどなくして彼には前の職場で知り合った5歳年上の彼女(後の元奥様)がいて、同棲までしていることを知りました。

簡単には彼を諦めきれなかったものの、一方で「彼には幸せになってほしい」と強く思った筆者は、片思いのまま身を引く決意をしました。

筆者も主人も舞台芸術関係の仕事に携わっていたため、その後もお互いの舞台を観に行く機会が何度もあり、連絡もよく取り合っていました。

そんな日々は、彼と、当時同棲していた女性との結婚を機に崩れ去っていきます。

あなたも、
「好きだった男性が他の女性と結婚する」
なんて聞いたら、言葉も出ないくらい苦しいのではないでしょうか?

筆者も例外ではなく、それから婚活を始めたこともあって段々と精神的に追い詰められ、その原因とも言える彼にメールで暴言をぶつけることが増えていきました。

世の中には既婚男性と不倫をする独身女性がそれなりにいますが、筆者は当時の彼と不倫関係になることでかえって自分を追い詰めることが分かっていたためそれはできず、そんな自分の気まじめさが更に自分を追い詰める……という悪循環に陥っていました。

ついに着信拒否……そこから恋愛に発展したポイント

着信拒否

ついにある日、筆者は主人に電話もメールも着信拒否されました。

ちょうどその頃、主人と奥様(当時)の間に最初の子供が生まれていたことを、後にSNSで知りました。

結婚してから見せてもらった主人の当時の携帯の電話帳には、筆者の番号も登録されていましたが、
「精神的・人格的に対応不要。メール・電話共に拒否設定致しました」
とメモ欄に追記されていました。

通常、1度ここまで嫌悪感を持たれてしまった相手とは、金輪際かかわることはないでしょう。

筆者も主人に着信拒否された時点でそう確信し、いつしか彼のことは思い出すことすらなくなっていました。

そんな筆者が主人と再会し、トントン拍子に交際に発展したのは、彼が元奥様と離婚した後のことでした。

なぜ、ここまで最悪な仲だった2人が恋愛関係になったのでしょうか?

そのポイントは、大きく分けて3つありました。

タイミング

主人と筆者が再び連絡を取り合うようになったのは、彼に着信拒否されてから7~8年経過した頃。

筆者は偶然SNSで彼を見付け「そう言えば、最近どうなの…?」と近況を尋ねるメッセージを送りました。

着信拒否されたくらいですし、彼が離婚したことも知りませんでしたから、当然返事が来ることなど期待していませんでした。

しかし彼からはすぐに返事が来て、そこから結婚した現在まで、やり取りをまったくしなかった日は1日もありません。

これは何よりも「全てのタイミングが良かった」ということです。

もしメッセージを送るのがもっと早かったら、彼は筆者への嫌悪感をまだ強く持ったままだったでしょう。
でも遅すぎたら、他の女性と出会ってしまっていたかもしれません。

相手の変化

また相手の、女性に対する見方や物事に対する考え方が変化していたことも、大きなポイントです。

筆者と再会した頃の主人は、離婚と子供たちとの別れという「大きな変化」を経験したばかりでした。

精神的に弱っていたり、独りになって寂しい気持ちを抱えたりして、嫌でも5年前や10年前とは考え方や求める女性のタイプが変化していたでしょう。

自分自身の変化

また主人は筆者と付き合い始めた頃、ことあるごとに
「Nonaは昔とは変わったね」
と言っていました。

確かに筆者は、昔は何でも「いい人」になろうとして我慢し、その結果自分を追い詰めて、ある日耐えられなくなって精神的に参り、爆発するようなところがありました。

しかし今は
「嫌なことやつらいことは我慢しない」
「いい人になろうとして自分を追い詰めない」
など、10年前とは変化した部分もあります。

自分では気付かなくても、年月が流れることであなた自身が変われば、相手も変わってくれることがあるのです。

*

いかがでしたでしょうか?

今回はかなり特殊なケースですが、苦しい恋をしているあなたの参考に、少しでもなればと思います。

(Nona/ライター)

(愛カツ編集部)