カップルのマンネリ

マンネリって、みなさん「よくないこと」と思っていると思いますが、別によくないだけでもないんですよね。

たとえば、同棲カップルが毎日一緒に夕飯を食べて、それなりにつまらないテレビを見て、お風呂に入って、翌朝決まった時間にそれぞれの会社に行く、というのを半年も続けていたら、その状況を「マンネリ」と呼びたくなることもあるでしょう。

でも、この場合のマンネリは、「小さな喜びのある穏やかな日々」という意味を含むでしょう? そういう穏やかな日々って「いいこと」でしょう?

さて、今回は「良くないほうのマンネリ」について、一緒に見ていきたいと思います。ズバリ、男性が彼女との「マンネリ」を感じる瞬間とは?
さっそく見ていきましょう!

カップルのマンネリ

彼女が無口になった時

男って、彼女と会って癒されている時がもっとも嬉しい時なんです。男が彼女に癒されていると感じる時はたくさんありますが、そのひとつは、彼女が自分から進んでおしゃべりをしている時です。

だから、無口になった彼女を見たら、「俺たちマンネリかな」と男は感じるのです。彼女は俺たちの関係をマンネリと捉えていないだろうか? と不安に思うのです。

デートでやりたいことを何も思いつかない時

彼の前で自然体でいれるから彼のことが好き、と言う人もいるけど、その自然体にだって、多少の集中力が必要なんですよね。

誰かのことを愛するって、相手に対する集中力がないと無理だから。つまり、ふたりの関係が良好な時って、たとえ自然体であったとしても、お互いに相手に対する集中力があるからうまくいっているんです。

反対にマンネリの時期って、お互いに相手に対する集中力がないんですね。だから、相手が考えていることが勘でわからないんです。だから、デートの時、ラブラブな時は、お互いにあそこに行きたいここに行きたいと言い合って、しかもそれがふたりで一致していたものの、マンネリになると一致しないどころか、なんのアイデアも出てこなくなるんですね。

デートにおいて、なんのアイデアも湧いてこなくなった自分と彼女を前に、彼はマンネリを感じるのです。

他のカップルがうらやましく思えた瞬間

男は、「彼女とマンネリしてるなあ」と思ったら、とたんに、街ですれちがう他のカップルがうらやましく感じられるようになります。あるいは、居酒屋の隣の席のカップルがうらやましく感じるようになるとか。

彼女のことは好きなんですよ。付き合ってくれている彼女に感謝しているんですよ。でも、よそのカップルがうらやましく思える瞬間がなぜかあるのです。それは決まって、なぜかマンネリを感じている時なのです。

終わりに ―希望が生まれる場所について―

相手になんらか問題があるからマンネリを感じるのではなく、自分が自分の人生に希望を見出しづらくなっているから、人はマンネリを感じます。

日々の活動の中で、自分なりに人生に希望を見出すことのできる人のことを、オトナというのであれば、オトナどうしが付き合えば、さほどマンネリを感じることはありません。

がしかしそう一足飛びにはオトナになれないですよね。でも、それでいいんだと思います。

自分に絶望したり、相手に絶望したり、自分と相手との関係に絶望したりしながら、どうすれば絶望を希望に変えることができるのか? 試行錯誤するところに、生きる醍醐味があるからです。

彼氏に内緒で、彼や自分に小さく絶望しつつ、最終的に、自分のことも彼氏のことも愛することのできる、でっかい女になれれば、それでいいんです。どんなに立派な人も、そうやってオトナになったのだから。

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)