最近では全く珍しくなくなった「授かり婚」。幸せそうなカップルもいる一方で、短期間で離婚してしまうカップルもいますよね。
もしも自分が授かり婚をすることになったとき、状況によってはいろんな不安に襲われると思います。
今回は授かり婚で幸せになれるカップルと、なれないカップルの違いを考えていきたいと思います。
1 、授かり婚で幸せになれるカップルとは…
授かり婚で幸せになれるカップルとは、妊娠が結婚の「きっかけ」にすぎない場合や、2人が望んでできた場合が多いです。
例えば、長く付き合っていてなかなか結婚するきっかけが掴めずダラダラ続いているカップルや、結婚することはすでに決めていて、いつ赤ちゃんができても大丈夫と思っていたカップルなど。
特に妊娠を伝えたときに、彼から相手を気づかう言葉が真っ先に出てくれば幸せになれる可能性大!
ここで授かり婚で幸せになった女性の意見を聞いてみましょう。
「妊娠発覚後に、彼がすぐ両親に挨拶に行ってくれて、頼りになると思いました。『順番が違ってすみません』と誠実に丁寧に頭を下げてくれたことが今でも印象に残っています」(30代女性・会社員)
結婚より先に妊娠してしまったことを両親に伝えるのって、本当に勇気がいることです。
それなのに真っ先に実家へ挨拶に行き、順番が逆になってしまったことの謝罪をしてくれるなんて本当に誠実で信頼できますよね。
次に、相手を思いやり支えあう気持ちがちゃんとあるかもポイントです。
「妊娠を告げたら、彼が体調第一と言ってくれたことですかね。当時は仕事をしていたのですが、とにかく私の体調を気づかってくれました」(30代女性・パート)
妊娠初期は心も体も不安定になりやすいので、自分の保身に走るのではなく、女性の体調を最優先に考えてくれる気づかいは本当に心強いもの。
自分への気づかいを感じると、相手にも自然と優しくしようと思えるので、これも長続きするポイントといえます。
2、授かり婚で幸せになれないカップルの特徴とは…
反対に、授かり婚で幸せになれないカップルの多くは、妊娠が「結果」になってしまった、想定外の妊娠だった場合。
授かり婚をしたけど、結局うまくいかなかった女性の意見を聞いてみましょう。
「妊娠したといったら『どうすんだよ』と言われた。でも、怖くて中絶は選べなかったのでデキ婚しました。でも結局、父親としての自覚が芽生えることなく離婚しました」(30代女性・パート)
無責任発言が出た時点で、幸せな結婚生活はなさそう……。
こういう男性は強引に結婚に突き進んで子供が産まれたとしても、父親だという自覚はなかなか芽生えない人が多く離婚につながりがちです。
「俺は無理とか、結婚はまだ考えてなかったと言い始めたときは不安しかなかったです。籍を入れれば落ち着くかなと思って結婚した夫婦でしたが、4年で終わりを迎えました」(40代女性・公務員)
想定外、というのはただの言い訳。これも幸せになれない特徴といえます。
そもそも避妊しないでエッチをすれば必然的に妊娠する可能性はでてくるのですから、俺は無理などという無責任な言い訳は通用しません。
付き合ってすぐ妊娠してしまうと、お互いの性格をまだよく知らないのに結婚や育児のことなど、大切な事をきちんと話し合いをする暇なく決めなければなりません。
そして、結婚し親になるという心の準備ができないまま妊娠→結婚→出産→育児と短期間でどんどん変化する環境に心がついていかなくなってしまい、必然的に衝突することが増えてしまうのです。離婚経験のある筆者も、まさにこのパターンでした。
結婚は、お互いが相手を思いやり信頼しあえる関係があった上ではじめて成り立ちます。
思いやりや信頼は、相手を大切に思えばこそ生まれる気持ちです。そして結婚後もお互いが相手を思いやる努力を続けることで長続きしていくものです。
その努力がなければ相手を受け入れることも受け止めることもできなくなります。
授かった命を大切に、心穏やかに暮らしていくために…
不妊で悩む夫婦やカップルも多い中で、新しい命を授かれたということはとっても幸せなことです。
もちろん授かり婚でも幸せに暮らしているカップルは山ほどいます。
最初からうまくいかないと決めつけず、新しい命を授かったことにまずは2人で感謝しましょう。
そして、幸せな家庭を作るにはどうしたらいいか一つ一つ考え悩み、時にはぶつかったって大丈夫です。
そうしながら2人の将来を新たな命とともに切り開いていきましょう。
(コンテンツハートKIE/ライター)
(愛カツ編集部)