職場恋愛におけるアプローチ・テクニック

社会人ともなると、日々の仕事に追われることも多くなり、家と会社の往復の日々。

必然的に、あたらしい出会いも減ってくるもの。恋人がほしいけれど、出会いがない……。マッチングアプリに登録してみたものの、気が進まないという人も多いかもしれませんね。

そんな毎日の中、場合によっては「異性とコンタクトをとる唯一の場」となる職場。仕事を通して出会った相手に、いつのまにやら恋心を抱くことも、めずらしくありません。

平凡な毎日にトキメキというスパイスを与えてくれる職場恋愛。しかし「仕事」が絡む以上、普通の恋愛よりも余計に気をつけなければならないことがあるのも事実。

今回の記事ではそんな「職場恋愛」についてまとめました。

職場恋愛と社内恋愛の違いとは

職場恋愛と社内恋愛の違いとは

本題に入る前に、「職場恋愛」と似た言葉に「社内恋愛」があります。筆者は「同じ意味でしょ」と考えていたのですが、どうやら少し違うようで……

まず、社内恋愛は「同じ会社・職場の職員どうしの恋愛」を指します。恋愛の相手は、同じ会社・職場の上司や部下、先輩・後輩、同僚やアルバイトなどを相手とした恋愛を指します。

一方「職場恋愛」は、広い意味でとらえた職場での恋愛。つまり相手は同じ職場の職員だけに限らず、取引先の社員や、はたまたお客さんとの恋愛なども含まれるのです。

つまり、職場恋愛のひとつが社内恋愛、というわけなんです。

似ているようですこし違う「社内恋愛」と「職場恋愛」。以下では、広い意味での仕事を通した恋愛の「職場恋愛」について触れていきたいと思います。

相手を意識したきっかけは?

相手を意識したきっかけは?

世の人々は、いったいどのようなきっかけで職場恋愛をスタートさせたのでしょうか?

ここでは、現在進行形の人も含め、職場恋愛の経験者に「相手の存在を意識しはじめたきっかけ」についてリサーチ。上司、同僚、部下など、相手との関係別にまとめてみました。

上司との恋のきっかけ

まずは、女性に多い「職場の上司を好きになる」パターン。恋愛スイッチがオンになったきっかけは、いったいどこにあったのでしょうか。

尊敬がいつしか……

「すごく仕事ができる、と評判だった会社の上司。実際にテキパキと仕事をしている姿がかっこよくて、好きになってしまいました」(24歳/女性/営業職)

とくに女性の意見で多かったのが、「仕事ができるから」。やはり、仕事ができる男性はカッコイイもの。

「仕事ができてすごいな、憧れちゃうな」という尊敬の念がいつしか恋心に発展……というのも職場恋愛の王道パターンと言えるかもしれません。

仕事を教えてもらったのがきっかけで

「新しい部署に配属されて、右も左もまったくわからない私に色々教えてくれた。頼りになる素敵な人だな、という気持ちからいつしか恋心に」(26歳/女性/広告代理店)

仕事を教えてもらっているうちに、というのも上司に恋心を抱きやすいパターン。

頼りになる、なにかあったら助けてもらえる、と思える相手に対しては好印象を抱くもの。そこから恋愛へと進展してもおかしくありません。

意外な一面を見て

「職場ではあまり話したことがなくて、勝手にクールで怖い人、と思っていた上司と飲み会の席が隣に……。じつはシャイで穏やかな人だということがわかり、気がつくと、好きになっていました」(24歳/女性/メーカー勤務)

「仕事バリバリの女上司と出先で一緒にランチすることに。かっこいい女性っていうイメージだったけど、ランチしながら話してるときは、よく笑うすごく可愛い女性だった。そのギャップにやられた」(25歳/男性/営業職)

いままで見たことのない一面や、抱いていたイメージとまったく異なる一面を見た瞬間に気になるように……という意見も。いわゆる「ギャップ萌え」ですね。

上司との職場恋愛・きっかけまとめ

上司など、立場が上の人との職場恋愛のきっかけになりやすいのは、相手が「頼れる人物である」ことや「仕事ができる」こと。

やはりいつの時代も「デキる男」がモテるのは間違いないようです。幸せな恋は、仕事がデキるところからはじまる……と言っても過言ではないでしょう。

同僚・同期との恋のきっかけ

続いて相手が職場の同僚の場合を見てみましょう。

なんだか気が合って

「職場の同僚とは趣味も一緒だし、好きな音楽も一緒。まわりに『お似合いだよ』なんてはやし立てられ続けて、つい意識してしまうように」(24歳/男性/会社員)

「話してて楽しいし、気が合うので……いつのまにか好きになっていました」(26歳/女性/メーカー勤務)

話していて気が合うな……と思う相手には、親近感を抱きやすいもの。その親近感が恋愛感情に発展、というパターンです。

とくに年齢が近かったり、育ってきた環境が似ていたりするとよりいっそう盛り上がるもの。「共通しているものがあること」が大切な要素になってきます。

相手との共通のなにかがあると、それだけでも会話ができますよね。まずは業務のことや相談から、普段の話など、少しずつ相手との共通項を探していくとよいでしょう。

ふたりでいることが多くなって

「同期の女の子と、とあるプロジェクトを任されて、ふたりで残業することが多くなりました。一緒にいる時間が長くなると、必然的に距離も縮まって……」(27歳/男性/会社員)

「バイトのシフトが一緒になって、いろいろ話しているうちに、仲良くなった」(21歳/男性/学生)

ふたりきりで過ごす時間が多くなることで、おたがいの距離が縮まり、気になる存在に……ということも。職場とはいえ室内でふたりきり、となれば、いやでも意識することになりますよね。

自然と会話も増え、相手への親近感も増していくことでしょう。

さりげなくフォローしてくれた

「残業続きでクタクタだったときに、『お疲れ様!』と書いたメモが貼られた栄養ドリンクを差し入れしてくれた。ほんの些細なことなんだけど、疲れていた僕にとってはすごくうれしいことだったんです。それ以来、気になるように」(28歳/男性/住宅メーカー勤務)

さりげないフォローや思いやりを感じる出来事がきっかけで意識するように……という人も多いようです。

職場は「仕事」をするところ。ある意味では張りつめた空間と言えます。

責任のかかるときや落ち込んだ時、疲れてしまったときには、なにげない人の善意がものすごくありがたく、うれしく思える瞬間って多々ありますよね。

職場に限らず、相手のやさしさに触れたとき、人は恋に落ちるのかもしれません。

同僚との職場恋愛・きっかけまとめ

上記のエピソードから、同僚や同期など、立場も同じで年齢も近い場合の職場恋愛において大切なのは「親しみやすさ」や「共感性」であるといえます。

気になる相手が近い存在のあなた。まずは相手との共通のなにかを探してみてはいかがでしょうか?ない場合は、今からでも作っていきましょう!

部下との恋のきっかけ

続いては、自分の部下や後輩に惹かれた理由をまとめてみましょう。

一生懸命な姿を見て

「仕事を覚えようと一生懸命がんばっている姿を見て、なんだか放っとけないな……と感じるように」(26歳/女性/アパレル関係)

健気にがんばる姿に人はキュンとくるもの。仕事を人一倍がんばろうと努力している姿に、胸を打たれる人も多いようです。

頼りにしてくれるから

「困ったことや悩みがあると、真っ先に僕に相談してくれるのが、頼りにされているようでうれしくて」(25歳/男性/会社員)

頼りにされて悪い気がする人はいません。なにかあったときに一番に自分を頼ってくれる、そんな部下はかわいく思えるのでしょう。

告白されて

「いままでなんとも思っていなかった部下の男の子に、『ずっと好きでした』と告げられて……!びっくりしたと同時に、なんだか私も彼のことが気になる存在になってきました」(28歳/女性/マスコミ関係)

恋愛対象外だった部下に告白されたことで気になるように……という意見も。ということは、いま、上司に恋している人は告白することで相手をその気にさせることができるかも?

部下との恋・きっかけまとめ

部下との職場恋愛のきっかけを一言でまとめると、「素直であること」が共通しています。

仕事に一生懸命打ち込むことも、わからないときには頼ることも、時には素直に気持ちを打ち明けることも、部下という立場だからこそかわいらしく見えて、受け入れられやすいもの。

仕事でも恋愛でも、素直に真面目に取り組むことが成功への第一歩になってくるのです。

取引先やお客さんとの恋のきっかけ

最後に、取引先やお客さんとの恋愛を意識しはじめたきっかけをご紹介しましょう。

仕事への姿勢を評価された

「取引先の会社との打ち合わせで、いろいろと提案をしていたんです。成功すれば2社ともWin-Winなプロジェクトだったこともあって、気合が入っていました。
無事にプロジェクトが成功したときに、同じプロジェクトに関わっていた取引先の女性から話しかけてくれて。仕事の話はもちろん、プライベートなことも少しずつ話すようになって……今では週末、一緒にディナーを食べに行く仲です。」(26歳/男性/営業職)

仕事に限らず、なにかに必死に打ち込む姿はとてもカッコよく見えますよね。

責任感を持って取り組む姿勢は、「仕事以外でもしっかりしている」イメージにもつながります。仕事への姿勢がそのまま「その人のイメージ」になりやすいのです。

もしもいま、気になっている相手が取引先にいるなら、やはり仕事でアピールしてみるのが一番の近道になるかもしれません。

接客していたら仲良くなって

「いまの彼氏は、バイトしているセレクトショップのお客さんでした。何度か接客して顔は知っていたけど、特別な感情はなくて。ある日いつものように接客した時に『このあと、もしよかったらご飯でも』と誘われて、とくになにも予定もなかったのでOKしたら、そこで告白されました。
すこし悩んだけど、良い人だったしOKしました。今は、あのときOKして本当に良かったと思います。」(21歳/女性/アパレル)

お客さんからの告白って、だいたい失敗するイメージがありました……。

成功したのは、「おたがいに顔見知りで、会話もしていたこと」そして「ある程度の人となりを知っていたこと」ではないでしょうか。

いきなりの告白は、だれしも受けにくいもの。もしあなたがいま、どこかの店員さんが気になるなら、まずはなにげない会話からはじめてみて。

飲食店ならおすすめのメニュー、服屋なら最近の流行り、雑貨屋ならプレゼントの相談などなど、いくらでも話しかけることができます。

ただ、ひとつ気をつけたいのは「仕事の邪魔をしない」こと。自分の気持ちだけを優先させるのは、どんな恋愛でもうまくいきません。

しっかりと相手のことを思ってこそ、やっとスタートラインに立てるものなのです。

職場恋愛におけるアプローチ・テクニック

職場恋愛におけるアプローチ・テクニック

職場恋愛はひとつ間違えると、自分の仕事にまで影響を及ぼしてしまうリスクがあります。もし、アプローチに失敗して振られてしまったら……。もう、仕事どころじゃなくなるかもしれません。

つまり、職場恋愛とは大げさに言うと「絶対に失敗が許されない恋愛」でもあるのです。

ここでは、慎重に慎重を重ねるべき職場恋愛のアプローチテクをいくつかピックアップしてご紹介するとともに、脈あり、脈なしの判断の仕方を伝授いたしましょう。

ほかの社員との差別化

具体的に相手にアプローチする前に、まず相手に自分のことを印象づけておきたいもの。

そのために大切なのが「あの人は他の社員の人となにか違うな」と印象づけること。もちろん言うまでもなく、「良い印象」をです。

たとえば、みんなが嫌がる雑務を率先して引き受ける、いつも笑顔を絶やさない、清潔感・センスのある身だしなみにしておく、など。

気になる相手に好印象を抱いてもらうことで、その後のアプローチがスムーズにいく可能性が高くなります。

さりげなくフォローする

相手がなにか困っているな、ちょっと悩んでいるな……と思われるときに、「お手伝いできることありますか?」と聞いてみましょう。

相手がよろこんで頼みごとをしてくれたり、悩み事を打ち明けてくれたりしたときは、一気に距離を縮めるチャンス!しっかりとフォロー役に徹しましょう。

これを幾度となく繰り返すことで、相手の「頼りになる相談役」のポジションをゲット。ここから徐々に心を開いてくれる可能性も広がります。

ただ、相手が「いや、ひとりで大丈夫です」なんてお断りをしてきたときは、まだまだあなたは信用を得ていない証拠。しつこく食い下がると印象を悪くしかねません。そんなときはいったん引いて、しばらく時間をおいた方が吉です。

些細なことでも褒める

些細なことでも褒める

どんな些細なことでも構いません。相手のことを1日1回は褒める習慣を身につけましょう。

職場とは、言い換えると自分の評価との戦いの場。ここで褒められることは、オフタイムに褒められるよりも何倍もうれしいものなのです。ここで気をつけたいのは、「やっぱりすごいですね」「なんか素敵ですね」などという、ぼんやり漠然とした褒め言葉は言わないこと。

「さっきのプレゼン、すごく市場を分析していることがよくわかりました。勉強になりました」「いつも丁寧なお礼状を送っているよね。すごく細やかな心配りができるなぁ、と感心してるよ」

など、相手のことをキチンと見ていないとわからないような、具体的な褒め方をしましょう。

相手が素直によろこんでくれたら、心を開いてくれている証拠。ただ、「何言ってるんですか?」なんて冷たくあしらわれたら……照れ隠しの可能性もあるのはありますが、うっとうしいな……と思われている可能性も無きにしもあらず、です。

まずはランチに誘ってみよう

いきなり「今度の休み、どこか行きませんか?」「今週末飲みに行きませんか?」なんて誘ったら、相手も身構えてしまいます。ではどうすればよいのか?おすすめなのは、ランチのお誘いです。

ランチなら飲みやデートほどハードルが高くありませんので、相手もOKしやすいもの。「最近お昼御飯がマンネリ化してきて……どこかオススメのお店に連れて行ってくれませんか?」「ちょっと仕事で聞きたいことがあるから……お昼食べながら話聞ける?」と軽い感じでお誘いしてみましょう。

何度かOKしてもらえたら、いよいよデートへのお誘いに進みます。

ただし、「ランチはちょっと……」と断られたら、あまり期待は持てません。まずは撤退。再アプローチまで自分を磨く努力をしましょう。

デートのお誘いはさりげなく

さて、一緒にランチ、を何度か繰り返し、いよいよデートへと誘う瞬間がやってきました。

このときに大切なのが、さりげなさ。さりげなく誘うことで、相手もあまりシリアスに考えず、ノリでOKしてくれる可能性が高くなります。

たとえば、ランチの途中に「ここ、夜のご飯も美味しいらしいんだよ。今度夜に食べに来てみない?」と切り出してみる。仕事がひと段落したときに「お疲れ様会で、飲みに行きませんか?」と誘ってみる。

とにかく、なにか口実を作って誘った方が、相手も「それなら……」と思いやすいものです。

もし、デートの誘いに乗ってくれたなら、相手は少なくともあなたのことを好意的に見ているはず。ここからは、自分が心で思っていることを、相手に素直に打ち明けてもよいでしょう。

もし、デートを断られたら、残念ながら相手はあなたのことを「デートしたい相手だとは思っていない」ということです。ここであまりしつこくしてしまうと、相手に嫌われかねません。

大人しく身を引いた方が、平和な毎日を送れるでしょう。

職場恋愛が実る告白とは

職場恋愛が実る告白とは

アプローチはしっかりできた、相手からも好印象を受けている(気がする)。あとは告白を残すのみ……。

職場恋愛はいわば「大人の恋愛」ですから、学生のときのような「いまから、告白を……!」という雰囲気にはなりにくいのかもしれません。

しかし、おたがいの気持ちを確かめるためのステップとして、やはり告白は重要です。仕事の絡まない恋愛ではない分、ある意味では「おたがいに覚悟を決めるための儀式」ともいえるでしょう。

そんな職場恋愛ならではの告白を成功させるためにはどうするべきか、まとめてみました。

告白への下準備

先ほども申しましたが、「だれしもいきなりの告白は受けづらいもの」です。自分が告白される側だとして、顔見知り程度の人からいきなり「好きです!」なんて言われたら、引きませんか?

そうならないために、まずは最低限「ある程度話せる仲になっておく」必要があります。そのためには、相手の仕事を手伝ったり、悩みや愚痴を聞いてあげたり、サポートをしてあげるとよいでしょう。

相手が残業をしているようなら、可能なら一緒に残業してもいいでしょう。手伝える機会も増えますし、なにより残業って不思議なもので、謎の一体感が生まれることもあります。

その中で生まれた共感や話題を忘れずにいることで、相手との共通点も増えていきます。やがて、あなたが相手にとっての「心を許せる人」となったら、会社の外へ誘ってもいいでしょう。

何度かふたりきりの時間をすごす

何度かふたりきりの時間をすごす

念願かなって会社の外でデートにこぎつけることができたとしましょう。しかし、ここでいきなりの告白は、残念ながらフラれてしまう確率のほうが大きいでしょう。

その理由は、あなたがまだ相手にとって「職場の人」だから。噛みくだいて書くと、「恋愛対象になっていない」からです。

一緒にご飯に行く=脈ありのサイン、という可能性もゼロではありませんが、確実とは言い切れません。

まずはおたがいのことを深く知るためにも、職場以外での「ふたりきりの時間」を過ごす機会を設けてください。ともに過ごす時間が増えるほど、あなたへの信頼感や親近感も増してくるでしょう。

人は、自分をわかってくれる人のことを信頼しやすく、言い換えるなら「好きになりやすい」ものです。絶対に失敗したくない職場恋愛。告白にも、しっかりと手順を踏んでから挑みましょう。

とはいえ、あまり告白までの時間を延ばすもおすすめはできません。相手としても悪い意味で慣れてしまい、トキメキがなくなっていくものです。

相手の気持ちを確かめながら、けっして焦らずにタイミングを見計らってみてください。目安のサインは「手を握っても嫌がらないこと」などがあります。ぜひ試してみてくださいね。

告白で一番大事なこと

さて、ここまでの手順を踏んだらいざ告白です。

正直なところ、手もつなげて、仕事以外の会話も自然にできるなら、ほぼフラれることはないと思います。

大切なのは「自分の気持ちをしっかりと伝えること」、それだけです。当たり前のことですが、これが一番大事なんです。

職場を通しての出会いならば、それまで話していなかったとしても、相手の年収などについては大体の予想がつきますよね。つまり、ステータスでのアピールはし終わっている状態。

あとは人柄と、気持ちだけなんです。

高級レストランやホテルの最上階のバーなど、告白の定番スポットはありますが、どんな言葉を選ぶのか、どんな場所を選ぶのかは、人によって違っていいと思います。

あなた自身ができる最大限の愛情表現をもって、告白しましょう。思いが伝われば、きっと幸せな日々が待っていますよ。

職場恋愛で注意するべきこと

職場恋愛で注意するべきこと

先ほども言いましたが、職場恋愛は、うまくいかなくなると、仕事にも悪影響を及ぼしかねないリスクの高い恋愛です。

晴れて交際がスタートしたからといって、浮かれてはいけません。むしろ、交際が始まってからの方が注意すべき点は多いのです。

ふたりの仲を円満に長続きさせるために、職場恋愛で注意すべき点はなんなのか。いくつかピックアップしてご紹介していきましょう。

職場でベタベタしない

これはNG中のNG。公私混同はなはだしい、と周囲から不評を買う行為です。職場とは仕事を行う場所。周囲が目のやり場に困るくらい恋愛モード全開になるのはいただけません。

「あいつら、なにしにオフィスに来てるんだ?やる気がない」と思われて当然です。

もちろん、気をつけなければいけないのは職場だけではありません。送別会や忘年会など、仕事関係の人たちとの飲み会でも、イチャイチャするのはNG。まわりにひとりでも仕事関係の人がいれば、そこはビジネスの場だと心得てくださいね。

ベタベタするのは家に帰ってから。いくら職場恋愛OKの会社でも、メリハリはキチンとつけたいものです。

会社の人にヤキモチを焼かない

職場とは、さまざまな人たちとコミュニケーションをとらなければいけない場でもあります。また、チームを組んでひとつのプロジェクトを遂行したり、ほかの部署と連携して業務を進めたりするなど、必然的に一定の人と関わりが深く、機会も多いものですよね。

もし、恋人がある特定の人とひんぱんに話をしていても、いちいちヤキモチを焼くのはご法度。

ヤキモチを焼かれた方は仕事がしづらくなってしまいます。職場の人へのヤキモチは、マイナスにこそなれ、決してプラスにはならないのです。

職場のツールを使って連絡を取らない

職場のツールを使って連絡を取らない

中には、社内メールやチャットを利用して、恋人と連絡を取り合う人もいるようですが、これもおすすめできません。人間のすること、絶対に誤送信しない、とは限りませんからね。

もし、恋人に送るはずの文面をほかの人に送ってしまったら……。

あっという間にウワサは広がり、気まずい思いをしてしまいます。なにより、社内にあるものは、すべて「仕事のために」使用するものばかり。プライベートに使用していいものなど、一切ない、くらいの心構えで仕事にのぞむべきです。

アプローチ相手を間違えない

上司にどうしようもなく心惹かれ、なんとか想いを成就させたい、と必死にアプローチして、見事男女の仲になることができた。

一見するとハッピーエンドのように聞こえますが、相手に家庭がある場合は話は別。

他人の不幸のもとに成り立つ幸せは、本当の幸せと言えるでしょうか?

最悪の場合、あなたも相手も、仕事と家族、さらには恋人すべてを失うことになってもおかしくありません。

世の中には、そっと自分ひとりの心の中で完結させた方がいい、そんな恋愛もある、ということを覚えておいてください。

引きずらない

昨晩、彼と大ゲンカした。1日たっても怒りがおさまらない。彼の顔をオフィスで見るだけでイライラするから、今日は不機嫌な態度で1日過ごした。

もしくは、彼が浮気しているかもしれない。悲しくて仕事が手につかないから仕事を休んだ……。

あえてきつい書き方をしますが、上記はどちらも、社会人としては失格です。

職場恋愛を成功させるなによりのコツ、それは仕事とプライベートを完全に切り離して考えること。

恋愛の好不調が仕事に影響する、そんな幼稚な心持の人は、職場恋愛する資格はありません。職場恋愛を長続きさせるためには大人になることが大切です。

えこひいきしない

交際相手が部下の場合、ついつい査定で良い評価をつけたくなったり、交際相手だけやたらと褒めたりするようなマネは避けましょう。

周囲に「あの上司は、特定の人だけえこひいきする」なんていうウワサが立ったら、あなたはもちろん、恋人まで白い目で見られます。

あなたはまだ良しとしても、部下である恋人は、「あの子、上司のお気に入りなのよ」なんて陰口をたたかれ、いたたまれない思いをするかもしれません。

愛する人だからこそ、フィルターなしの公平な目で正当な評価を下す、そんな冷静さは失わずにいたいものです。

アピールしない

まわりに、「私、あの人と付き合っているの」だとか、「俺の彼女、実は総務の○○なんだよね」などと、むやみに吹聴しないこと。

それを聞いた人全員が「おめでとう!お幸せにね」なんて祝福してくれるとは限りません。中には「ちょっと波風たててやろう」なんて良からぬことを考える人も出てくるかもしれません。

また、仕事で失敗してしまったら「恋愛にうつつを抜かしているからこんな失敗するんだ」などと言われる可能性もあります。

中には社内恋愛禁止の職場もあるはず。「あなたにだけ告白するね。実は〇〇さんとお付き合いしているの」なんて打ち明けたら、あっという間にウワサが広まり、別れなきゃいけなくなった……という例もあるのです。

隠せるのならなるべく隠しておくことが職場恋愛成功の秘訣です。あなたのまわりにもいませんか?結婚の報告されるまで、まったく気付かなかった職場恋愛カップルが……。

SNSには要注意

SNSには要注意

インスタグラムやFacebookなどのSNSから職場恋愛がバレてしまう、という例も多いのでお気をつけて。

ツーショットの写真をアップしていなくても、同じ風景や同じレストランの写真をアップしていたら、カンの鋭い人には気付かれてしまいます。

また、職場の人はだれもフォローしていないから、とふたりの写真をアップするのも危険!

知らぬ間に職場関係の人に見られていた、ということもじゅうぶんに考えられます。職場恋愛を誰にもバレたくない、徹底的に隠したい、という人は、SNSは閲覧専門にするくらいの覚悟を持つこと。

愚痴や相談を職場の人に言わない

たとえ職場恋愛OKの会社で、ふたりの仲はオフィス公認だったとしても、恋人の愚痴や、交際に関する悩みを職場の人には話さないこと。どこでどう恋人の耳に入るかわかりません。

また、伝言ゲームで恋人にかなり誤解を招くような表現で伝わってしまうことも。

「会社でもプライベートでも一緒だと、なんだか気を抜けないんだよね」と軽い気持ちで言ったのに、恋人には「一緒にいると気づまりだから距離を置きたがっている」と伝わっていた、という笑えない話もあるのです。

恋人の愚痴や悩みは、職場以外の、絶対に恋人の耳に入らない相手を選んで話しましょう。

仕事と恋愛のバランスを大切に

仕事と恋愛のバランスを大切に

愛する人の一生懸命がんばる姿を間近で見られる、いつでもどこでも好きな人と一緒にいられる、などメリットがたくさんある職場恋愛。

ルールさえしっかりと守っておけば、最高にハッピーな毎日が送れます。

仕事とプライベートはわけるべき、という意見もごもっとも。でも、昔から職場恋愛をしている人は数多くいますし、ゴールインした人だって星の数ほどいます。

職場恋愛をハッピーエンドで終わらせた人たちは、きっと「ふたりの関係性」の使い分けをうまくしていたはず。

仕事をしっかりしてこそ職場恋愛は楽しめるもの。愛する人といつまでも仲良くいるためにも、仕事と恋愛のメリハリとバランスは忘れないように気をつけてくださいね。

(パル吉/ライター)

(愛カツ編集部)