二度見知りになる人の心理6つ

あなたは、「二度見知り」という言葉をご存知でしょうか?

よく使う「人見知り」は、初対面の人と緊張で上手に話せないことを指しますが……。

そんな「人見知りと」似た響きの「二度見知り」。本記事では、二度見知りの意味や、二度見知りになってしまう人の心理と克服方法をご紹介します。

二度見知りって、人見知りと違うの?

二度見知りって人見知りと違うの?

二度見知りという言葉をご存知ですか?言葉としては人見知りと似ているけど、何が違うのだろうと思いますよね。

「人見知り」は、初対面の人と会うときに緊張してしまって、なかなか上手にコミュニケーションが取れないことを指します。

対して、「二度見知り」は、初対面では難なく相手とコミュニケーションが取れるのに、二度目移以降、同じ人と会うときにはなぜか緊張してしまったり、上手にコミュニケーションが取れなかったりすることを表しています。

つまり「二度見知り」とは人見知りの一種。特殊な人見知りであると言えるのではないでしょうか。

二度見知りの基本的な性質とは

二度見知りとは、先ほども説明したように、二度目(もしくは二度目以降)に会う相手に対して、緊張してしまったりコミュニケーションが取りづらくなってしまったりすることをいいます。

人見知りは多くの人から認知されているので、初対面で上手く話せなくても「人見知りで……」と説明すれば理解してもらえますよね。

対して、二度見知りの場合は人見知りよりも理解されにくいもの。

最初に会った印象が良い場合も多く、二度目以降はだいたいの相手が「この人にはある程度、自分の“素”を出せる」と認識するため、二度見知りで上手に会話が出来ないと「この間は楽しそうだったのに」「なにかイヤなことでもあったのかな?」と思われてしまいます。

基本的に、男女の関係において、二人きりで会う場合、一度目で人となりをある程度知り、二度目からは自分の魅力をアピールするものになるでしょう。

二度見知りの人は、そこで一歩遅れてしまうというわけです。「本当は好きなのに、うまく話せなかった……」という項会を抱く人もいるはずです。

以下では、なぜか「二度見知り」をしてしまう人の心理を探っていきます。この記事を読んでいるあなたにも、当てはまるものがあるのではないでしょうか。

二度見知りになる人の心理6つ

二度見知りになる人の心理6つ

二度見知りになってしまうのには、理由が隠されています。あなたはどれかに当てはまっているのでしょうか?

自分に自信がない

二度見知りをする人は、そもそも自分に自信がないことが多いと言われています。

初対面のときはその場の雰囲気と、初回に話すお互いのプロフィールの深掘りで場を繋げられる。でも、二度目に会うときには「何を話していいかわからない」「初回はよかったけど、二度も会ったら何だか違ったと思われたらどうしよう」と考えてしまうというわけです。

言い換えるなら、初回はある程度「猫を被れる」のです。その心理にはとくに「自分をすこしでも良く見せよう」といった、“打算”がない場合がほとんど。多くの場合は「相手を不快にさせないように」といった心情が働いています。

しかし二度目ともなると、「猫」になれるネタも少なくなってきてしまうもの。どうしても会話は途切れ途切れに、次第に素の自分で相手と接していかなければならなくなります。

そうなるともうアウト。見事「二度見知り」が発生してしまうというわけですね。

「私なんかが」「どうしよう」「黙っていたら相手に気を遣わせてしまう」などと、だんだん自分で自分を追い詰めてしまうかも……。

その心の裏にある「自己評価の低さ」や、その評価に伴う「自信のなさ」を解決することが、二度見知り解消への道のりの一歩目になります。

人に嫌われるのが怖い

二度見知りをする人は、人に嫌われることを恐れています

これは、先ほども書いた自分に自信がないこととも繋がります。自分に自信がないので、人から嫌われることに対して大きな恐怖を抱いているのです。

そして、人から嫌われたと感じると、余計に自信がなくなる。負のスパイラルにハマっていくのです。

この循環にハマると何も話せなくなるし、話せないことで相手に悪く思われているのではないかと不安になる……。

何度もお伝えしているように、初対面はお互いに緊張感のある状態で会うため、あまり不安を感じません。というよりも、不安に気が付かないのでしょう。会話の不安 < 初対面の緊張、だからです。

とはいえ二度目は緊張もほぐれ、話しやすい雰囲気になっているのが一般的。ですが二度見知りをする人は「気を遣いすぎて」しまう傾向が強いため、なかなかそうもいきません。

初回のように取り繕っていない自然体な自分を見せたら、相手から嫌われてしまうのではないかという恐怖感にさいなまれるというわけです。

また、相手との距離感が掴めず、以前に自然体な自分で接したときに人から嫌われた経験がある場合も、二度見知りになってしまう可能性があります。

人に嫌われた経験からトラウマとなり、嫌われることに対して異様に怖さを感じているのかもしれません。

コミュニケーションの取り方がわからない

コミュニケーションの取り方がわからない

二度見知りになってしまう原因として、コミュニケーションの取り方がわからないという心理が隠されている場合があります。

初対面ではありきたりなことを話題にしたり、相手の趣味や出身地、好みの話で間が持つけれど、二度目以降はそもそもどうやってコミュニケーションを取ればいいのかわからないと感じてしまうのが「二度見知り」。

逆説的に言えば、人と話すことが苦手だからこそ二度見知り(人見知り)になったとも言えます。

コミュニケーションの取り方がわからない人の特徴としては、以下のようなものがあります。

・相手の話を聞けない(理解できない)
・視線を合わせることが苦手(何となく怖いから)
・自分から話しかけることが怖い(拒絶されたくない)
・空気を読めないと指摘されたことがある(自分では読めているつもりだった)
・相手の価値観を受け入れることが苦手(自分は自分・人は人)
・相手に否定されることを恐れている(でも人は苦手)

このように、苦手意識やもともとの性格から、コミュニケーションの取り方自体がわからなくなってしまっているのです。

もちろん、この性格が悪いとは言いません。むしろ「自分の世界」を持っているため、場合によっては、何か大きな成果を出せることもあるでしょう。

しかし、人とのコミュニケーションが苦手だと、二度目以降、会っても会話が続かなくなってしまうのはやはり仕方のないこと……。

幼少期にコミュニケーションで失敗してトラウマになっているケースもありますので、とことんいろいろな人と話して慣れていくしかありません。

素の自分を知られたくない

初対面のときは相手も自分も、程度の差こそあれ、ある種の緊張状態にあります。そのため、お互いに取り繕っている状態で、なかなか「素の自分」は見せられません。

しかし、二度目以降はだんだんとお互いに打ち解けた雰囲気となり、緊張もほぐれ、お互いの素が出てくるもの。

ただ、素の自分を知られたくないと考えている人は、二度目に会っても取り繕ってしまい、人見知り状態が続いてしまいます。

素を見せたくないから、自分の話を打ち明けない。自分のことを話さないことには、話も続かなくなってしまうでしょう。こちら側が心を開かなければ、相手も心を開いてくれないのです。

お互いに心を開いていない状態では、会話は盛り上がりません。二度見知りになる状況を自分から作りあげてしまっているのです。

人に興味がない

二度見知りをしてしまう人の大多数は「二度見知りを治したい」と考えるでしょう。しかし一方で、「二度見知りをしても良い」と思っている人もいます。

その根底にあるのは、「そもそも他人に興味がない」という気持ち。他人に興味がないので、他人にどう思われても構わないし、他人の気持ちなんてどうでもいいと考えているのです。

初対面ではその場の雰囲気を壊さない程度に愛想よく対応しますが、他人に興味がないので、二度目からは愛想を振りまくのが面倒くさいと感じるいうわけです。

何を話したらいいのかわからない

何を話したらいいかわからないという理由で、二度見知りになっている人もいます。

初対面の際は、お互いのことをはじめて知るタイミング。お互いのプロフィールについてを質問すれば、会話のキャッチボールはできますよね。

二度目からは、お互いのプロフィールのことだけではなく、もっと深い話をする必要があります。

どうでもよく、適当な話はいくらでもできるけれど、深い話になると途端に苦手になる人はいるもの。「相手のことにどこまで踏み入っていいのかわからない」「自分の話をどこまでしていいのかわからない」と感じてしまうのです。

このような理由から、何を話したらいいのかわからなくて、二度目以降で二度見知りをしてしまうというわけです。

二度見知りは克服できる

二度見知りは克服できる!

さまざまな心理が要因となっている二度見知り。

相手との距離感を掴みきれなかったり、相手に嫌な印象を与えたくなかったりといった理由から、相手に対して一歩踏み込んだ話ができず、盛り上がりに欠けてしまう。

そのことを気に病んで、次の機会ではさらに輪をかけて二度見知りしてしまう……。

二度見知りをしてしまう人は、「これは性格だから、ずっと付き合っていかなければいけない」と思っているかもしれませんが、克服する方法があるのです。

自分の印象を下げたくないがゆえに二度見知りになっているのに、二度見知りが原因で相手から「この人とは仲良くできなさそう」と思われてしまうなんて、もったいないですよね。

ここからは、二度見知りを克服する方法を見ていきましょう。

二度見知りを克服する方法6つ

二度見知りを克服する方法6つ

二度見知りは相手との仲を上手に構築できずに、自らの心を苦しめてしまうもの。「どうして自分だけ上手にコミュニケーションが取れないのだろう」と悩んでしまいますよね。

二度見知りを克服したいと思っているのであれば、これから紹介する方法を1つずつ試してみてくださいね。

複数の環境に慣れる

まずは、複数の環境に慣れる方法です。

初対面の「初めまして」ではなく、「二度目まして」を何度も経験するのです。何事も経験することで慣れが生じます。経験不足からくる二度見知りであれば、経験を積めば改善されるはずです。

ただ、「いきなり一人で回数を増やすのは苦手……」と感じるでしょう。そんな時は、複数人で会うようにするのもひとつの手。

「本当は仲良くなりたい。でも、二度見知りのせいで上手にコミュニケーションが取れない」ということであれば、仲良くなりたい相手を複数人一緒に会ってしまうのがベストです。

とくに仲の良い友人や同僚などを呼べると、もっと良いでしょう。

自分が話さなくても、仲良くなりたいと思っている人同士で話していてくれたり、話しやすい雰囲気を作ってくれたり、ときには話を振ってくれたりと、自然と話せる雰囲気が出来上がっていきます。

一対一で話すよりもグンとハードルが低くなりますよ。

話題を準備しておく

二度見知りをしてしまう原因のひとつとして挙げられているのが、「何を話していいのかわからない」ということ。

「話題が見つからない」ということはつまり、「相手についてのリサーチが不足しているから」起こる現象です。

もし仲良くなりたい人と二度目に会うのなら、事前に話題を準備しておくことをおすすめします。

話題を先に持っておけば、話題に困ることもありませんし、何を話していいかわからなくて不安になってしまうこともありません。

相手によって盛り上がるポイントは異なるので、教養から趣味まで幅広く話題を用意しておくとより安心できますよ。

もし用意しておいた話題で盛り上がるポイントが見つかったら、そこを質問して深掘りしていけば、会話に困ることはなくなるはずです。

初対面のときに聞いた相手の情報を、ある程度把握しておけるとよいでしょう。「あ、それ前に言ってたよね!」などのあいづちが打てると、相手も気持ちよく話してくれるかも。

質問をスムーズに投げるスキルを磨く

会話のキャッチボールが上手な人は、自分の話を上手に話せるだけではなく、相手に質問を投げるスキルが抜群です。

それにならって、質問をスムーズに投げられるようにスキルを磨いておくといいでしょう。

この技も、やはり実戦で鍛えるしかないのですが、コツとしては「話の流れに乗る」こと、そして「相手に話させる」ことを意識しましょう。一番いいのは、「自分の得意分野」に相手を引っ張ってしまうことです。

映画が好きなら「どんな映画が好きなの?」などの「どんな○○が好きなの」はテッパンのテンプレとして有能。かなり便利です。

自分の好きな分野で、かつ相手に話させる。攻守どちらも最強と言えますね。

そこから派生して、「(同じ俳優の出ている)◇◇って映画は観た?」「どんなシーンが好き?」など、会話の広げ方は様々。

質問をうまく投げられるようになると、相手が話してくれる割合が高くなるので、自分が話さなきゃいけないと焦ることもなくなります。

二度見知りをしてしまう人は、沈黙を異様に怖がっている場合が多いもの。質問を投げるスキルを磨いておくことで、相手が話してくれる分、沈黙が減ります。

自分が話す話題が少ないと感じたときは、とにかく質問を振ってみることをおすすめします。

嫌われたらという気持ちを捨てる

嫌われたらという気持ちを捨てる

二度見知りをしてしまうのは、「嫌われたらどうしよう」「自分の話が面白くないと思われたらどうしよう」という気持ちがあるから。

しかし、あえて嫌われたらどうしようという気持ちは捨てましょう。それが二度見知りをなくすひとつの方法なのです。

会って二度目で自分のことを嫌いになってしまう人は、結局のところ早かれ遅かれ自分から離れていってしまう人間です。自分のことを嫌いになる人のために心を痛める必要はありませんよね。

「嫌われたなら、そもそもこの人とは合わなかったんだ」と思えば心は痛みません。申し訳ない、と思うこともないのです。あなたにとって重要なのは、「みんなに好かれること」ではなく「自分が話したい人とちゃんと話せること」だからです。

自分と本質的に合わない人間と努力して一緒にいても、自分がしんどくなってしまうだけです。一緒にいて楽しいと思える人と、自分が仲良くなりたいと思う人と一緒にいるようにしましょう。

人をよく観察する

話すことがなくて焦ったり、沈黙が怖く感じたりというのは、自分のことしか考えていないのが原因とも言えます。

相手のことを観察していると、相手の変化や相手の好みが自然と分かってくるはず。そして、相手のことを観察していれば、話題がなくなることもないでしょう。

また、無意識のうちに、相手は自分の主張したいことを会話に散りばめてアピールしています。そこを拾って深掘りしてあげるだけで、自然と会話のキャッチボールができるでしょう。

そして、「この人は自分のことをしっかり見てくれているんだ」といい印象も与えられますよ。

よく喋っている人をお手本にしてみる

どこにでも一人はいる喋りが上手な人。

その人が周りとどのように会話しているのかを観察して、真似できる技は取り入れてみるのも、二度見知りを克服するためのひとつの方法です。

「人の話をしっかり聞いて、わからないところは質問している」「人の話から共通点を見つけて、次の展開に持っていった」「自然な流れで冗談を挟んで、場を和ませた」

などなど、よく喋っている人を観察していれば、これまでに紹介した克服方法を行なっていることが分かるはずです。

・相手を観察して触れてほしいところを深掘りする
・質問を投げかける
・自分の心を開く

これらは、喋ることが上手な人に共通していることの基本をまとめたもの。まずはよく観察して、お手本にしてみてくださいね。

「二度見知り」を克服して、楽しくコミュニケーションを取ろう

二度見知りになってしまう心理と、二度見知りの克服方法をご紹介しました。

二度見知りを克服すると、

・仲良くなりたいと思っている相手と仲良くなれる
・自分のことをちゃんと見てくれる人だと感じてもらえる
・話していて面白いと思ってもらえる

というメリットがあります。別の言いかたをすると、「あなたの世界が広がる」のです。すこし大げさかもしれませんが、間違いなく、あなたにとっての「一緒にいて楽しい人」は増えます。

二度見知りに悩んでいるのなら、紹介した克服方法をぜひ試してみてくださいね。

(監修・恋愛結婚学研究所長 新上幸二
(愛カツ編集部)

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