異性との付き合い方に色々なレパートリーがあります。
セックスのみをする「セフレ」やキスだけをする「キスフレ」に添い寝をする「ソフレ」など様々です。
では、男女が「付き合う」定義はどのようなことなのでしょうか?
この記事では「付き合う」の定義や付き合うことのメリットデメリットについてご紹介していきます。
「付き合う」の定義とは?
「付き合う」の定義とはどちらかが告白をして「付き合いましょう」という約束をした場合のみ成立します。
キスもするし、好きという気持ちも言い合うがこれって付き合っているのか?と疑問に思う方が最近多くいます。
しかし、この場合も「付き合いましょう」という約束がなければ付き合っていることにはなりません。
したがってキスもするし、好きと言い合ったりするけれども告白がなければ基本的に付き合っているという事にはなりません。
まず、どちらかが付き合っているか分からなくて不安になるような関係であれば付き合っているとは言えないでしょう。
お互いに好意があるのが分かっているのに付き合っているのか分からないという場合は、お互いの気持ちの確認を取ってみましょう。
付き合うことのメリット8つ
付き合うことにはメリットが多くあります。
「普通に付き合うことが当然だ」と考える人にはごくごく当たり前の内容かもしれません。
しかし、昨今付き合うことのメリットが分からないために、中途半端な関係やセフレなどの”あやふやな”関係を好む方も増えてきているとのこと。
付き合うことは人それぞれの自由ですが、選択する関係性によっては、相手の言動や態度に自分が傷ついたり、逆に相手を傷つけてしまったりすることがあるかもしれませんね。
現在付き合う事にメリットを感じていない方にとって、参考になればいいなと筆者の願いを込めつつ……付き合うことのメリットについて記載していきます。
心を許せるパートナーができる
心を許せるパートナーができることは付き合うことの大きなメリットです。
やはり中途半端な関係ではお互いに心を許すことが出来ず、いつまで関係が続くか分からない、いわゆる「緊張状態」が続きます。
何でも話すことが出来て、お互いにリラックスすることが出来るパートナーの存在は重要です。
また、他人には見られたくない、知られたくない部分についても、パートナー同士であれば隠すことなく見せ合うことができるので、付き合ってパートナー関係になることは、精神衛生上とても“楽”といえるのではないでしょうか。
辛い時・寂しい時に励ましてくれる人がいる
人間誰しも調子の良いときばかりではありません。
学校でも仕事でも、例えば人間関係が上手くいかなかったり、自分の思いが伝わらずに誤解されてしまうともありますよね。
ちゃんと付き合っている人は、表面上の付き合いではなく、パートナーの良いところも、悪いところも理解し、一緒にいることを選んでいる人です。
外で嫌なこと、辛いことがあっても、パートナーだけはあなたの良いところを分かっているので優しく寄り添ってくれます。
また関係が深まると、ただ慰めるだけでなく愛情ゆえの厳しいアドバイスをくれたりもします。
それは、あやふやな関係ではなく、きちんと付き合っている関係ならではの副産物といえます。
楽しいこと・うれしいことを共有できる
例えば、街を歩いててすごく面白いものや素敵なものに遭遇したとき、真っ先に誰に報告したいですか?
多くの人はパートナーと答えるのではないでしょうか(友達もありえますが)。楽しい、嬉しいことの共有は気兼ねなくしたいですよね。
「今忙しいかな、急に連絡したら鬱陶しいかな」とネガティブ前提で連絡してしまったら、せっかくの楽しいことも台無し、なんてことにも。
共有することで楽しいことや嬉しい思いも2倍3倍にすることができます。
パートナーにもよりますが、基本的には「価値観が近い人」がパートナーとなる傾向が強いため、楽しいと思うことを共有した際に友達以上に盛り上がることができるのも、きちんと付き合うパートナーならではのメリットと言えるのではないでしょうか。
日常生活・プライベートが充実する
予定がない日に「今日ヒマだな」と思ってすぐ遊ぶ予定は出来ませんよね。
付き合いの深度にもよりますが、パートナーが一人暮らしであれば夜泊まりに行ったりだけでも予定を埋めることが出来ます。
お勤めの方であれば、仕事終わりにご飯だけ行ったり、休暇にプチ遠出したりとパートナーのいない方から見ると「リア充」と呼ばれるような日々を送ることが出来ます。
また、日々のモチベーションとして「この後デートだからこの仕事を頑張ろう」だったり「放課後彼氏(彼女)と一緒に帰るの楽しみ」といったメリハリが生まれます。
大切な人と過ごすひとときは何にも代えがたい貴重な時間となって日々の生活を彩ってくれます。
恋人たちの特別なイベントを楽しめる
付き合うことにおけるメリットで恐らく最も分かりやすいメリットが本項になります。
1年の中で代表的なイベントとしてまず、「誕生日」が挙がり他にも「クリスマス」や「バレンタイン」があります。(最近はハロウィンも盛んですよね。)
上記イベントは友達と過ごすこともありますが、異性であれば(友達でなければ)きちんと付き合っているパートナーのみ過ごすことが出来る日なのではないでしょうか。
希に「体の関係のみの相手と過ごす」という人もいるかもしれませんが、より自分にとって気持ちの上で大切な存在がいたとしたら、セフレとイベントを過ごしたくはないですよね。
1年にたった数回のイベントの中で、いつもより奮発したディナーやプレゼントで喜ばせたいと思えるようなパートナーと過ごすことが、他の人とは違うちゃんと付き合っているこそのメリットと言えます。
自分の知らない世界を知ることができる
自分と全くルーツの異なる相手と多くの時間を共有するため、それまで知らなかった、もしくは興味がなかった世界に必然的に関わることとなります。
深く関わることで自分の考えの幅も広がり、知らない(興味のない)内容に関心を持つようになる人も多いと思います。
考え方や趣味・嗜好の幅が広がることで、話の幅も広がり、交友関係が広がることにも繋がります。
1人の人とちゃんと向き合い、理解しようと努力することで自分の世界を広げることが出来ることも付き合うメリットといえます。
愛される喜びを感じられる
恋愛関係において愛情表現を日常的に交わし合うことができる点もメリットですよね。
人から愛情表現を受けるのは誰しも嬉しいものです。
逆に体だけの関係では愛情表現を受ける機会が少なく淡泊な付き合いとなってしまう人も多いのではないでしょうか。
セックスが終わった後愛情がない関係では、お互いに扱いが雑になったり、中には「早く一人になりたい」なんて人もいるのでは。
愛がある故に行為後も愛しさが増し、相手に優しい気持ちになります。
他にも上述しました通り、時に愛情ならではの厳しさでパートナーを叱ったり窘めたりする瞬間にも、ある意味特別な関係としての愛情を感じることができます。
愛されることは、生きていく上での究極目標となる人も多い中でやはりきちんとお付き合いしていることが前提となります。
結婚して家族になれる
説明も不要かとは思いますが、お付き合いしないことには結婚という形への発展はありえません。
体だけではない心と心の通じ合いが、結果家族というカテゴリーに移行していくことに繋がっていきます。
付き合うことのデメリット5つ
ここまで記載してきたメリットの反面、付き合うことによるデメリットがあることも事実です。
何事もメリットだけ、なんてことはないですね。
愛する人がいて、出来ることや行動範囲・趣味・嗜好が広がることは素晴らしいことですが逆に1人だったら(彼氏・彼女がいなかったら)出来るのにな、と思うこともあります。
また、付き合う前は自由だった交友関係も、嫉妬や束縛によって制限されることもしばしば。
相手の気持ちを考えないと思わぬケンカやトラブルに発展する、なんてことも。
ここからは、付き合うことによって生じうる弊害・デメリットと、トラブル回避のポイントについて記載していきます。
束縛されて窮屈に感じてしまう
上述の通り、付き合う前は全く気にする必要がなかった交友関係についてパートナーから口出しされるケースがあります。
例えば、付き合う前から仲の良い女(男)友達がおり、付き合ってからも変わらず2人で飲みに行くといったケースを仮定します。
この場合、パートナーの立場では「面白くない」と感じる方が多いのではないでしょうか。
なぜパートナーである自分がいながら、他の異性と2人で飲みに行く必要があるのか(いや、ないだろう)、と考えるからです。
上記のケースでは、本当にやましいことがないのであれば、パートナーも交えて3人で会うといった時間を持つことで、やましくないことが伝わるので無用なトラブルを回避できます。
1人の時間が減る
特に理由はないけれど、1人になりたい時ってないでしょうか?(筆者はあります。笑)
メリットで記載しましたが、お付き合いを始めるとパートナーから急に「会いたい」と呼び出しを受けることがあります。
本当は「1人で過ごしたいなー」と思っていても、パートナーの機嫌次第で険悪なムードとなることも。
結果、会うことを了承して自分の時間が持てなくなってしまう方もいるそうです。
お付き合いをする上で大切なのは「価値観の共有」です。
本項では正直に自分の気持ちを伝えた上で、違う形での埋め合わせを行うことで自分・相手が大事にしたいことを擦り合わせお互いの価値観について理解を深めていくことが重要となります。
スケジュール調整が面倒くさい場合も
スケジュール調整が面倒と感じる方は多いのではないのでしょうか。
学校に行っていたり、仕事をしている方がほとんどですがその忙しい合間をぬって付き合っている人に会わないといけません。
「仕事が忙しい」を理由にして会えないでいるとパートナーを怒らせてしまう可能性もあります。
また、友人が多い人の場合は週末は仲の良い友人と出かけたいですよね。
友人からの誘いを断って付き合っている人と会わないといけないのは辛いです。
スケジュール調整が面倒で、上手くパートナーと会う時間を作り出せない人は毎日必ず1回電話をしたりメールを送ったりしましょう。
1日予定を空けることは難しくても、日々の生活の中で5分だけパートナーのために時間を作ることは簡単かと思います。
デートをすればするほど出費が増える
デートをすればするほど出費が増えることに悩むこともあるでしょう。
特に男性の方はデート代や食事代を出してあげたいという気持ちと見栄からデート1回でもかなりの出費になってしまうかと思います。
お金持ちであるのであれば可能ですが毎回、毎回贅沢なデートはなかなか出来ないものです。
今日はカフェだけとか、映画もレイトショーであれば価格が抑えられるのでそんな時間を選んでデートをすると良いでしょう。
また、どちらかが一人暮らしをしている場合は一緒にご飯を作って食べるデートをしたりすると楽しいですし出費も抑えられます。
女性の場合でも、出来るだけ可愛い姿でデートがしたいと思うと服代やメイク代などの出費が増えてしまうものです。
全てにお金をかけることは出来ないのでプチプラの洋服やメイク用品を上手くとりいれてみましょう。
友人と遊びにくくなる
彼氏・彼女が出来ると友人と遊びにくくなるのが現実です。
週末は友人と遊んだり、スポーツをする事が習慣になっている人には辛いですよね。
友人との遊びを断ってしまったら、今後誘われにくくなってしまうかもしれません。
恋人も大切ですがやはり友人も大切にしたいものです。
なので土曜は友人、日曜は彼女など予定を決めて日程を調整するのが良いかと思います。
また、どうしても友人の誘いを断れない場合は恋人も連れて友人と会うのも良いかもしれません。
友人に会わせることで安心感を持たせることが出来ますし、わいわいとみんなで楽しい時間を過ごすことが出来るでしょう。
付き合うメリット・デメリットを理解してパートナーとの楽しい時間を過ごそう
いかがでしたでしょうか?
この記事では付き合うことの定義やメリット・デメリットについてご紹介していきました。
これを見ても付き合うことが面倒だと考える方も多いかと思います。
しかし、パートナーがいることは素晴らしいことです。
パートナーとの関係をしっかりすることによって本当の家族以上に自分を愛してくれる存在になる可能性だってあります。
今まで付き合うことが面倒で、曖昧な関係のままでいる様な人がいる場合はこれを気にその関係を見直してみると良いかもしれません。
(愛カツ編集部)