彼がLLINを既読スルーすることに悩んでいる女子は、もっと彼が返信しやすい内容を送ってみてはどうでしょうか?
と書くと、「ああ、質問LINEを送るといいのね」と思う女子が絶対にいると思います。
まあ、LINEで質問してもべつにいいと思うけど、でも質問に含まれてしまう「絶対に返信してよね」という無言の圧力に、男心は萎えるのです。
質問LINE以外にも、男子にとって返信がむずかしい女子からのLINEがあります。いくつかご紹介しましょう!
長文の相談LINE
スマホの画面いっぱいの長文が送られてきて、しかもそれが相談だった場合、男子はすっごく返信に困ります。
そもそもスマホの画面いっぱいに相談LINEを送ってくる女子の相談文って、テーマが複数存在するんですよね。
たとえば、上司のことで悩んでいる、というテーマプラス、同僚の男子がセクハラチックなことを言ってくる、プラス、同僚の女子が自分に味方をしてくれない……などなど、とにかく相談のテーマが盛りだくさんです。
そんなの、プロの解答者でも返信に困ります。
彼に長文の相談LINEを送りたいのなら、その前に「飲みに行こうよ」と誘ってみてください。
直接会って話を聞いてもらうと、それだけですっきりするでしょう?
意味が理解できないスタンプだけが送られてくる
スタンプでも、絵に「了解」とか「ありがとう」と文字が添えてあるのは、意味を誤解しないですよね。
それが、アンニュイな表情のネコの絵だけのスタンプとか、太っているのか痩せているのか判別できない、びよ~んとした顔の、しかも表情も判別できないスタンプなんかが送られてきたら、男子は困ります。
彼女がなにを意図してこのスタンプを送ってきたのかがわからないと、返信のしようがないからです。
「今日なにをした」の報告メール
こういうLINEが来るのは、べつにイヤじゃないんです。
彼女は俺に自分のプライベートを見せてくれるんだ、ということは、彼女は俺に好意を抱いているんだ、と思うんです。
がしかし、それについて返信するとなると、彼はすっごく困ります。
たとえば彼女から、「今日は会社で梱包作業をした」とLINEが来た場合、それを読んだ彼は「で?」と思うわけです。
が、彼は気を取り直して、なんらかを返信せねば!と思います。
が、「今日は会社で梱包作業をした」というLINEに返信するのは、プロの作家でも難しいことなので、彼らは困ってしまうのです。
「今なにを食べている」の報告LINE
彼とLINEでなにかを話したいと思ったとき、もっとも手っ取り早いのは食べ物の写メを送ることだったりしますよね。
まれに自分の水着姿の写メを送ってくる女子もいますが、たいていは食べ物ネタで彼と雑談しつつ、彼の気を引きたい、みたいに思うでしょう?
これも、彼は困るんですね。彼があなたと一緒にいるのなら、彼はあなたに「ひと口ちょうだい」と言えばいいとわかっているのですが、LINEでしょう?
うまそうな食い物の写メが来たけど、これ、なんて返信すればいいのだろう?これが彼のホンネです。
おわりに
LINEの返信をする・しないというのは、要するに好意の問題です。あなたが彼に好意をもっていれば、あなたは彼から来たLINEの返信くらいしますよね?
男もおなじで、彼があなたに対して好意を持っていれば、彼はあなたから来たLINEの返信くらいします。
が、しない男子が「多い」ことになっていて、それゆえ、「女子が」既読スルー問題に悩んでいる、ということですよね。
ここで話は、コトの本質に戻ります。あなたの好意と彼の好意を繋げるにはどうすればいいのか?
まずは会って話をして、人間的な理解をし、好意と好意を繋げる必要があります。
つまりLINEとは、会って話をした結果、つながった好意と好意を補完する役割しか持っていないツールなのです。
(ひとみしょう/作家)
(愛カツ編集部)