おばちゃんっぽい20代の女子に「わたしはなぜみんなからおばちゃんと呼ばれるのですか?」と聞かれたおじさんが「20代でおばちゃんっぽい女子は、3歳からすでにおばちゃんっぽかったのだ」と答えていました。
なるほどな、と思いました。答えたおじちゃんは、女性スタッフばかりの会社を経営し、かつ、娘さんが3人いる人なので、それなりに女子のことを見てきたのでしょう。
さて、今回は、じつはおばちゃん認定されている女子の特徴についてお届けしたいと思います。
他人のことばかり言う
いわゆる「おばちゃん」って、自分のことをお留守にして、他人のことばっかり言います。
あなたは黙って手を動かして、自分がやるべきことを誠実にやればいいの、と思いますが、「おばちゃん女子」は常に手を休め「**さんがさあ、この前わたしにこう言って」とか「上司の**さんが、あの女子社員をエコヒイキしていて」とか、もううるさいったらありゃしない。
いつもキョロキョロしている
思わず「うるさいったらありゃしない」と書いてしまいましたが、おばちゃんっぽいと思われる女子って、要するに、自分の生き様に自信がないんですよね。
自分の生き様に自信をもっている人は、つねに自分の心と対話をしています。だから、よそ見をしたりキョロキョロしたりしません。
対して、自分の生き様に自信を持っていない「おばちゃん女子」は、つねに他人のことが気になって仕方ないんですね。
自分は他人にどう思われているのか?いまこの瞬間、わたしのことを貶めよう(おとしめよう)とする人はいないか? そんなことばっかり考えているからです。
飲んだら人生相談する
これは飲む相手によりますが、おおむね、「おばちゃん女子」が“自分より立派な人”と認めている人と飲んだ場合、その相手に人生相談をします。
これはなぜでしょうね?
やっぱり“自分に自信がないわたし”が、日常的に気になっていて、お酒が入ったらつい「ホントにこんなわたしでいいのでしょうか?」と、相談してしまうのでしょうか。
で、その必然の結果として、相談を受けている側の立派な人は「こいつと飲んでも楽しくないな」と思います、
結果、「おばちゃん女子」は、自分より立派な人と仲良くなれないのです。
自分と同等か格下の人にも嫌われ、自分より格上の人にも嫌われ、「おばちゃん女子」はうわべだけの付き合いの中でどんどん精神的に孤立してゆくのです。
おわりに
思えば、おじちゃんも、自分の生き様に自信がないですよね。
自信がないから、権力を持っている人にヘコヘコしますよね。
で、そういうおじちゃんが間違って権力を持ってしまえば、弱い人をいじめたおしてロクなことにならなかったりしますね。
男も女も、あるていどの歳になるまでに、自分の生き様に自信を持たなければ、簡単におじちゃん・おばちゃんになってしまうのかもしれません。
反対に、いくつになってもおじちゃん・おばちゃんと呼ばれない人とは、つねに何かに挑戦している人です。
(ひとみしょう/作家)
(愛カツ編集部)