彼氏に束縛された経験があると、後々も「この人と付き合って大丈夫?」「また束縛されたら辛い」と考えてしまいますよね。
束縛しやすい人は、依存しやすかったり、自信がなかったりなどの共通点があります。
今回は、付き合うと束縛する男性の具体的な特徴を心理とともに解説。
早い段階で相手の本質を見極めましょう。
恋愛にのめり込む依存体質
孤独感を抱えていたり現状に満足できないと、つい恋愛で心を満たしたくなる心理があります。
極度に恋愛にのめり込む依存体質の人は、相手への期待値がどんどん膨れ上がるでしょう。
依存すること自体は悪くありません。誰しも家族・友人・恋人・上司などに少なからず依存しているもの。しかし、「恋愛だけ」に依存すると、いつまでも心が満たされなくて辛くなります。
もっと愛されたい。自分だけを見て欲しい。こうした感情でいっぱいになって、束縛しないと安心できなくなるのです。
付き合う前の会話の段階で、彼がどれくらい恋愛にのめり込むタイプなのかさりげなく聞いてみましょう。
「毎日会いたい」「ずっとLINEしたい」「とことん愛されたい」などの発言は、恋愛への期待値が高いサインです。
新しい物やブランド物が好き
衝動買いがあまりに多い場合は、自信の無さを新しい物・ブランド物を買うことで埋めようとしているのかもしれません。
「買ったのに使わず放置している」「すぐ飽きて使わなくなる」などの特徴があるなら、買うことで心を満たしている可能性が高いでしょう。
また、無理に高級品を買い続けるケースも同様です。
自分に自信がないと「見捨てられるかも」「浮気されるかも」といった不安が湧きやすくなります。「きっと大丈夫」という楽観的な考え方が難しいのです。
他人を信用していない
「他人は裏切るもの」という概念があると、悪い未来ばかり想像して束縛しやすくなります。
過去にショックを受けた経験があり、未だに心の傷が癒えていないと、こうした人間不信に陥りやすいでしょう。
人の心は常に移り変わるもの。いつかは気持ちが離れたり、相手を傷つけることもあるかもしれません。
しかし、悪い未来ばかり想像しては、幸せな記憶や今の純粋な恋愛感情までも曇らせてしまいます。
過去・現在・未来を上手に切り分けられると、人間関係は少しずつ楽になります。
相手が過去や未来に引きずられている場合は、感情が不安定になる可能性が高いでしょう。
比較癖がある
自分に自信が持てない大きな原因として「比較癖」が挙げられます。
何をするにも他人と比べ、自分で自分を肯定できないのです。そして、劣等感で満たされると他人への強い嫉妬が湧き上がります。
恋愛では「自分を最優先してほしい」「他の人に愛想を振りまかないでほしい」などの心理から、束縛して恋人の交友関係を制限したくなります。
また、例え疑わしいことがなくても、他の男性を敵視しやすいでしょう。
なかなか自信が持てないタイプの彼には、積極的に愛情表現をしたり褒めるのがコツ。嫉妬や悪口が癖になっている場合は、交際するかどうか慎重に考えましょう。
受け止められるかじっくり考えてみよう
「依存」や「自信の無さ」が一概に悪いこととはいえません。
様々な背景があってその人の価値観が形成されていて、辛い経験は成長するバネになります。
しかし、もし恋愛がギクシャクするほどなら、受け止めきれるかじっくり焦らず考えましょう。「こんなはずじゃなかった」となると、お互いに辛い気持ちを抱えてしまいます。
「特徴に当てはまるけど付き合いたい」という場合、相手の心の揺らぎに目を向けて細かなサポートを心がけるようにしましょう。
束縛を全て受け入れるのではなく、しっかり線引きして対等な関係性を築くことが大切です。
(岡あい/ライター)
(愛カツ編集部)