どんなカップルも一度は迎えるであろう、倦怠期。
お互い空気のような存在になっていると、彼からの別れのサインにも気付かず、突然別れを切り出される……なんてことも!
そこで今回は、彼が別れを考えているときに出しているサインを4つ紹介します。
油断ならない別れの兆候に一刻も早く気付き、上手に立ち回って別れを回避しましょう。
1.一人で出かけたがる
今までどこへ行くにも一緒だったのに、最近彼が一人で出かけたがることが増えている。
そんなとき、あなたと距離を置きたい心境である場合があります。
彼は、どこかに新しい自分の居場所を探しに行きたがっているのかもしれません。
または、何か悩みを抱え、あなた抜きで考える時間を必要としているのかもしれません。
このようなとき、あなたは「行ってらっしゃい!たまには一人で羽根を伸ばすといいよね」と言って、彼を積極的に送り出してあげて下さい。
そして、あなた自身も単独行動を増やし、彼がいなくても大丈夫ということをさりげなく示しましょう。
こうすることによって、彼は、もし別れ話になったらあなたがあっさり自分を手放すと感じ、ちょっと淋しい気分になるはずです。
人は「別れよう」と言った相手があっさり「いいよ」といったら逆に追いかけたくなるもの。
たまには彼を解放し、「戻ってくる場所」として存在感を発揮しましょう。
2.「仕事に集中したい」とよく言う
仕事に集中したい、という言葉が増えているとき、彼の心があなたから離れている可能性があります。
休日出勤を理由にデートをキャンセルすることが続いたあとなどに出てきやすい言葉です。
この言葉が出るとき、男性は現在の自分のポジションに満足しておらず、もっと飛躍したいのに頭打ちになっている、という状況にあることがよくあります。
また、その悩みをあなたとは共有できない、と感じているのです。
あるいは、あなたとの交際が自分のレベルアップを邪魔している、とすら考えている場合があります。
最終的に「あなたと付き合うことはプラスにならない」という理由で別れ話を切り出してくる可能性があります。
そんなときは、あなたといるとモチベーションが高まる、ということに気付かせましょう。
「あなたならできる」というような、彼の自信が高まる言葉をかけたり、自分も叶えたい夢があるから気持ちわかるよ!と言って、同志であることを示すなど……。
それによって彼があなたを手放すというプランは消え、これまで以上に切磋琢磨できるカップルになれるはず。
3.転職や引っ越しを考えている
転職や引っ越しを計画しているときも、彼はもしかしたら別れが脳裏に浮かんでいるかもしれません。
彼は、ドラスティックに環境を変え、人生をリセットしたいと考えている場合があります。
もちろん、より活躍できる職場に巡りあったとか、よりよい物件がたまたま空いていたという場合は別です。
彼が全てをリセットしたい心境のとき、あなたができることは、彼にとって最も良い未来を一緒に考えてあげることです。
たとえば、「田舎に帰ろうかな」と彼が言い出したら、田舎で彼の特技を生かせる仕事は何だろう、と一緒に考えてあげるのです。
同時に「でも、それって都会に残ってやった方が多くの人の役に立てるんじゃない?」とか「お試しで一か月だけ帰ってみたら?」などと「残る選択肢」も提案してあげて下さい。
ここであなたが、「自分が捨てられたくない」という気持ちを前面に出すと、彼はますます環境を変えたくなってしまいます。
逆にあなたが彼を幸せな方向に導こうとすればするほど、彼はあなたを失いたくないと思うようになります。
仮に環境を変えることがあっても、あなたと別れるという選択肢はなくなるでしょう。
4.家族の自慢話や元カノの話題が多い
彼の口から家族の自慢話や元カノを懐かしむ話題が増えているときは要注意です。
それらの話題を通してあなたへの不満を述べている場合があります。
たとえば、「うちの父親と兄貴たちはみんな医者で、母親とお嫁さんはみんな高学歴なんだよね」とか「元カノはあんなことやこんなことのできるコだったんだよな~」といった発言です。
とくにエリートでも自慢できる特技があるわけでもないあなたに、「自分の相手にはふさわしくない」と暗に言っているのです。
こんな発言をする彼が見ているのは、実は自分だけ。
家族に対してコンプレックスを感じる自分や社会で特技を生かせていない自分をあなたの中に見てしまうのです。
あなたへの不満は自分への不満なのです。
このように、人を傷つけることで自分の劣等感から目を背けようとする男性は、「自分の支配下における女性」に対して、モラハラ、DV、浮気などを行う可能性があります。
この兆候が見えたら、彼の理想に従う必要はありません。
あなたの方から潔く身を引き、もっと良い男性に乗り換えましょう。
別れのサインをいち早く見抜こう
いかがでしたでしょうか。
アラサー以上の大人の恋愛は、ささいな喧嘩のようなくだらないことで別れてしまうような青春時代の恋愛とは異なります。
別れの選択肢は「人生におけるつまづき」とセットである場合が多いのです。
相手にそんな兆候が見えたら、一緒に乗り越えられるパートナーになり、お互いへの愛を深めましょう。
(ちりゅうすずか/ライター)
(愛カツ編集部)