男性には、本気で好きな女性にだけしかやらないことがあります。
調べると、記念日デートに誘う、毎日LINEや電話をする、デートでお金を出すことを惜しまない、などと書かれてある記事をよく目にするかと思います。
しかし、男って「この女子と遊びたい!」と思えば、それはそれはマメマメしく、記念日はもとより、記念日ではない日にもデートに誘い、毎日LINE、お金の出し惜しみなんてしません。
今回は、男性が本命の彼女にしかやらないことについて、真実をお伝えします。
辛いときに親身になって話を聞いてくれる
男性が本気で好きな女性にしかやらないことは、「彼女が辛いことがあって苦しんでいるとき、ちゃんと話を聞いてくれる」ということです。
女性は、天候や気圧、体調の変化に左右されて、情緒不安定になることがありますよね。
そんなとき、本来ならば「今日は低気圧で情緒不安定だから」と彼に言えば済むところを、何も言わずに彼に当たってしまうことがあるのではないでしょうか。
それでも話をちゃんと聞いてくれる彼は、あなたを本気で好きだと思っているということです。
当たっても受け止めてくれる
気圧に限らず、生理で気持ちが不安定になることもありますよね。
はたまた、なぜか理由がわからないけれど漠然とさみしいときだってあるでしょう。
たとえば、彼が仕事で忙しくて、しばらくお泊りデートができないときに、彼に当たってみたり、「もう別れる!」と言ってしまったりすることもあるのでは?
そんな気持ちが不安定な彼女に対して「あ、そう。なら別れよう」と言う彼氏は、あなたを本気で好きな相手だと認識していない可能性があります。
反対に、「なにかあったの?」とか「どうした?」とあなたに尋ねて、打ち明けてくれるのを待ってくれるなら、あなたを本気で好きだと思っているのです。
ちゃんと話し合って解決しようとする
低気圧とか生理という具体的なことを、もっと一般化して言うなら、女性の中で、なんとなくさみしいという感情を抱くことがある方もいるのではないでしょうか。
「とくにこれといった理由はないけど、でもなんとなくさみしい……」という感覚。ありませんか?
この感覚を、女性の中で「彼氏の不在感」とむすびつけて解釈する傾向があります。
彼氏がお泊りデートしてくれないからなんとなくさみしいという気分になってしまう。
彼にLINEや電話でさみしさをぶちまけ、感情的になっているものだから、話が別れる切れる方向に流れてしまう……。
そんなふうに「暴れる」彼女に対して、それでもちゃんと話をしようという姿勢を示す彼氏は、あなたを本命の女性だと認識しているのです。
反対に、「もういいや」という態度をとる彼は、あなたを本命だと認識していないのです。
ただの「遊び相手」だと思っているかもしれません。
遊び相手の「なんとなくさみしい気持ち」をなだめるのに労力を使うくらいなら、もっと簡単に遊べる女がいると彼は思っているはずです。
男性がもっとも労力を要するのは…?
男にとって、もっとも労力を要するのは、気持ちが不安定な状態の女性と向き合うことです。
彼女が「わたしは今日は情緒不安定だから」と言ってくれたらまだいいのかもしれません。
しかし、そう言わない彼女が「なぜか」機嫌が悪いことが多く、これをどうしたものか?と男は頭を抱えるのです。
彼女が不機嫌な理由がまったく思い浮かばないから、心当たりがないのだから、まったく思い浮かばなくて当然といえば当然です。
「彼女は機嫌が悪いな……俺は振られたのかもしれない」などと、ネガティブに考えてしまうのが男なのです。
なので、「情緒不安定なふりをして、彼がわたしを本気で好きかどうか試してみよう」とは決して思わないでくださいね。
そんなことをされたら、ちょっと大げさかもしれないけれど、彼にとっては一大事になるんだから。
(ひとみしょう/作家・コラムニスト)
(愛カツ編集部)