「仲が良いほどケンカする」なんてよく言うけれど、なるべくならケンカなんてしたくないですよね。
カーッと血が上って、ついつい本心ではないのに酷いことを言ってしまうケースもあるでしょう。
エスカレートすれば、最悪別れにつながることも……。
そこで今回は、彼氏とのケンカ中に「言ってはいけないこと」をご紹介します。
1.別れを切り出す
言葉には言霊が宿ります。
つい口から出てしまっただけで、その後に仲直りしても「別れよう」と言う呪いの言葉に囚われてしまうことがあります。
とくに言われた方は傷つき、忘れられなくなるでしょう。
それがしこりとなって残り、本当の別れにつながることになります。
また、ケンカになる度に「別れよう……」と口走る人っていますよね。
毎回言ってしまう人は相手から「どうせまた別れようとか言って別れないくせに」なんて信じてもらえないどころか、軽く流されてしまいます。
彼に普段から信用されなくなるでしょう。
いずれにしても多用して良い言葉ではありませんね。
2.彼の家族を貶す
ケンカは2人の問題が原因となって起きてしまうもの。
それなのに、関係のない人のことまで持ち出してはいけません。
とくに、相手の兄弟や親を卑下する、育ちを否定する言葉は誰だってダメだとわかりますよね。
モラル的にも超NGなので、思っていても心にしまい、飲み込むこと。
絶対に口にしないでください。
3.過去のことを蒸し返す
現状のことが原因でケンカしているのに、「あのときもそう言ったよね」「あのときは○○だった」と過去の話をむし返す言葉もNG。
どさくさに紛れて終わった過去を持ち出すことはフェアじゃないし、ケンカに拍車をかけるだけ。
ずっと我慢していたことが爆発するのはよくあることだし、気持ちはわかりますが、不満はためこまないで解消する方が関係は長続きしますよ。
4.人格や外見を否定する
ケンカに強くない人やボキャブラリーに欠ける人ほど、ケンカの最中に人格や外見を否定するコメントを発してしまいがち。
情けないし、幼稚っぽいとあきれられるばかりでしょう。
外見や人格など、変えられない部分を否定するような言葉はすべてNG。
否定は人の心に影を落とします、自分で自分を傷つけるような考えを植え付けてしまいます。
どんな立派な人だって、誰かを否定し、傷つけていい権利はありません。
5.ほかの人と比べる
ケンカの最中は、ついつい不満をはき出しがちですが、その不満を誰かと比較するような言い方で出してはいけません。
「○○ちゃんの彼氏は絶対そんなことはしかいのに」とか「あーあ、○○ちゃんがうらやましい」など……。
お互いが知っている存在と比べるのは絶対にやめるべき。
とくに、元カレや元カノと比較する言葉は、火に油を注いでしまう形になります。
意地が悪いし、なにより人格を疑われてしまいますよ。
彼と長く付き合うために
言ってはいけない余計な一言で、別れるはずじゃなかった関係が崩れるのはとても残念です。
ケンカの最中って無我夢中で、自分の言葉が正論なのか、そうでないのかわからなくなることもあるでしょう。
そうならないためにも、絶対に口にしてはいけない言葉やルールを身に付けておいてくださいね。
(森山まなみ/ライター)
(愛カツ編集部)