「男性がデートの際におごってくれたら脈あり」という説があります。
「付き合ってからはムリなくワリカンにしたい」という男性も、初デートや付き合う前は、脈ありの相手にはご馳走するつもりでいてくれることも多いです。
しかし、ふとしたきっかけでデート中に「おごるつもり」から「やっぱりワリカンで」と気持ちが変化してしまうこともあるそう。
「やっぱり払ってほしい」と、男性が感じるようなデートは、一体どんなデートであったのかを詳しく見ていきましょう。
「おごられて当然!」という態度だったとき
「アプリで会った女子に『アプリで変な人に会っちゃったこと、ある?』と聞いたら『彼女が欲しいくせに、ワリカンにしたがる男が多い。ありえない』と答えた。
この子に絶対におごりたくないと思ったその男の気持ちが、僕にはわかる」(25歳男性/建築)
「お会計の時、財布を出すそぶりすらない子には、あえて『3000円いいかな?』といってやりたくなる」(28歳男性/経理)
男性がおごってくれるのは、別に当たり前ではありません。
お互いに時間を共有しているのに「もてなされて当然」という態度はいただけないし、自分の分を払うのも、本来は当然のこと。感謝の気持ちを伝えることはマストです。
つまらなかった
「デートに誘うのはだいたい男からだし、おごってあげるものだと思っている。でも、しょっちゅうスマホを見てる子とか、いくら話かけても全然話が弾まないとか、楽しい時間を過ごす気がないことがはっきりわかる相手には、お金を出そうという気がなくなる。
その子だって、嫌いな男に借りを作るのなんか嫌だよね?」(27歳男性/メーカー営業)
男性は楽しい時間を過ごせたときに「おごりたい」心理が働くことが多いので、気まずい時間、沈黙の時間が多いと「ワリカンでいいか」と思うことも。
楽しむ姿勢を見せたり、会話を盛り上げることが大切ですね。「好意を持てない男に奢られるなんて、女子も気づまりなのでは」と考える男性もいるようですよ。
恋愛対象ではないと思ったとき
「はっきりしてて頭の回転が速いところに惹かれてデートに誘ったのに、ふたりで会ってみたら何か違うと思ってしまって。食べたいものを聞いても『あなたの食べたいのでいいよ』と言われたり、妙に遠慮してる雰囲気があったり……。
気を使ったのかもしれないけど、その子の良さを感じられなくて、恋愛に進む気がしなかった。思わせぶりにならないようにワリカンにしました」(28歳男性/塾講師)
会話が盛り上がらなかったり、価値観や性格が合わないと感じる。
もうふたりで会う気が起きなかったり、恋愛感情が芽生えなさそうと思った際には、ワリカンに切り替える男性も。
その方が貸し借りもなく、思わせぶりな態度を取らないので、気まずくなりにくいと考えるのでしょう。
相手のほうがよく食べていたとき
「見た目がすごくタイプの女子とデートすることになり、気合を入れてお高めのレストランを予約しました。でも、彼女がすごく酒を飲むんですよ。僕がワインを一杯飲む間に3杯以上は飲むし、食事も僕に確認を取らず、勝手に追加オーダーする。
好きなものを食べてほしいけど、常に食べ物が口に入っていてあまり会話にならなかったのが残念。食べ方はすごくきれいで、そういう意味では悪印象ではないんだけど、デートだってことを忘れないでほしかった」(32歳男性/飲食店)
「よく食べる子が好き」という男性が多いのですが、彼らがおごろうと思っている場合でも、想定外の食べっぷり・飲みっぷりを見てしまうとワリカンにせざるを得ない場合もあります。
また食事のスピードが早い場合には、そもそも会話がまともに成り立たないことも。
デートはご飯を楽しむことも大事ですが、2人の時間を楽しむこと、相手を知ることが大きな目的です。
「楽しい時間」にお金を使う男性が多い
気になっていた異性だとしても「思っていたのと違う」一面を見るとワリカンにしたくなる男性が多いのかも。
お互いの時間を割いてデートをしているので、女性もふたりで楽しむ意識を持ちたいものです。
「相手も楽しめているか考える」「時間を使ってくれることに感謝する」つもりでいると、「やっぱりワリカンで」と言われずに済むかもしれません。
(中野亜希/ライター)
(愛カツ編集部)