仕事で失敗して落ちこんでいる彼に対して、ついいろいろと聞き出して「励まそう、共感しよう」として余計に心を閉ざされた経験はありませんか?
女性は話を聞いてもらうことで元気になりますが、男性は必ずしもそうではありません。
そこで今回は、落ち込んでいる彼氏の「正しい励まし方」をご紹介します。
頼られたら受け止める
「仕事で理不尽なことがあって『会社がしんどい』と彼女に愚痴ったら、『男なんだからそんなネガティブなことを言っちゃダメ』『トラブルを乗り越えてこそ人は成長する』と思いっきり否定されて、上司に相談したみたいな気持ちになって余計にへこみました」(23歳男性/販売)
普段は弱い姿を見せない男性が愚痴を吐いてくるときは、よっぽど辛いときかもしれません。そんなときに、「もっと頑張ったほうがいい」という励ましは逆効果です。
それよりも、彼を「そうだよね、頑張ってるよね」「そんなの会社がおかしいよ」などと味方になってあげたほうが、彼の気持ちも晴れるでしょう。
放置してあげる
「落ちこんでいる姿は基本的に彼女にはあまり見せたくない。なので、デートを断って家で1人で過ごすこともあります」(29歳男性/銀行員)
「悩んでいるときや気持ちが落ちているときにあれこれ構われると気が散るんですよね。気持ちは嬉しいけれど、そっとしておいてくれたほうがありがたいです」(24歳男性/営業)
女性は「落ちこんでいるときこそ頼れるのが彼氏、彼女じゃないの?」と捉える方が多いと思います。
でも、男性は「彼女にはかっこいい姿だけを見せていたい」と考える人が多いようです。
同棲しているケースでは会わないのは難しいですが、彼が「1人になりたいオーラ」を出していたら、さりげなく別の用事を入れて外出するなど放置してあげるのも優しさですね。
ごはんを作ってあげる
「家に帰ってずーっと会社でのミスを思い出して黙っていたら、彼女も察したのかいつもはその日の出来事を聞いてくるのに何も聞いてこなくて。
突然外に行ったと思ったら、スーパーに行って戻ってきたみたいで、大好物の唐揚げを作ってくれたんです。嬉しかったですね」(31歳男性/事務)
「あえて何があったか聞かない」のも正しい対処法。
そのうえで、彼の好物を出してあげるなどさりげなく寄り添ってあげられる女性は素敵ですね。
元気付ける方法はたくさん!
つい何があったか聞き出してアドバイスしたくなってしまう……という方は要注意。
彼が言ってこなかったら、言ってくるまでそっとしておいてあげるのも愛情です。
外デートで彼の好きなお店を選ぶ、外出系の予定は取りやめて出前でダラダラする、など彼の気持ちに負担にならない励まし方は沢山あります。
2人で暗くなるより、そっとしておいて見守ってあげるのも賢い励まし方ですよ。
(上岡史奈/ライター)
(愛カツ編集部)