甘く、苦く、楽しくもつらい片思いをした経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。
好きな気持ちが大きければ大きいほど、その傷が癒えるのにも時間がかかります。
ただ、片思いの失敗をそのままにしておくと、同じことを繰り返してしまい、同じように傷つくことにもなるでしょう。
そうならないためにも見方を変えて、片思いにありがちな「失敗」を振り返り、そこから次に活かせる学びをご紹介します。
なにもできないまま…
なにもできないまま、彼に恋人ができて失恋……。
片思いの多くは、このパターンで終わっているように思います。
伝えられなかった思いの分だけ、心残りも大きなものとなるでしょう。
しかし、それは未練を引きずる原因にもなり、新しい恋愛の妨げにもなります。
結果がどうであれ好きな人がいるなら、距離を縮める行動をなにかしら起こすべき。
それは、あなたの恋愛経験値をなり、後悔を生みません。
消極的な人は、まずは友達感覚で連絡してみる、グループデートに誘ってみるなど、ハードルの低いアプローチから始めてみるといいでしょう。
あきらめきれなくて…
「あきらめなければ夢は叶う」とばかりに、何度フラれても負けずとアプローチし続ける猛者も要るかもしれません。
しかしそれは多くの場合、想いが実ることはなく、ただただつらい時間を過ごすことになるようです……。
もちろん、人間に絶対はありませんから、いつか気持ちが変わることはあります。
でも逆に、「この人と恋愛することは絶対にない」という確信がある場合もあるのではないでしょうか。
そもそも可能性があるのかないのかを見極めないと、無駄な時間を費やすだけになってしまいます。
相手への迷惑になってしまったら、それこそ元も子もありません。
友達頼みになりすぎて…
いざ想いを伝えようというとき、その恥ずかしさから、友達を連れてくケースもあるでしょう。
しかし、場合によっては相手に「ひとりではなにもできない子」と思われてしまうかもしれません。
また、友達に協力をお願いした結果、その友達と彼が付き合ってしまったという切ない展開もよく耳にします。
友達に協力を求めることはNGではありませんが、アプローチは自分だけの力でしたほうがいいのかもしれませんね。
積極的すぎて…
先ほどまでとは違って、積極的に行動した結果失敗するのがこちら。
もちろん、ここまでもお伝えしてきた通り、積極的にすることはとても大事です。
ただ、あまりにアピールが強すぎると、相手に引かれてしまうことも珍しくはありません。
男性は根本的に恋愛において追いかけたい生き物。でも、積極的なアプローチに、心が揺らぐのも事実です。
恋愛成就に必要なのは、追いかける・追いかけられのバランス。
気持ちを伝え過ぎてしまう、アプローチし過ぎてしまう人は、彼の反応を見て1歩引くという意識を持ってみて!
押し引き上手なアプローチができるはずです。
失恋は活かしてこそ
片思いをして、失恋をして……その時々ではつらい気持ちでしかないと思います。
しかし、その失敗から学んでこそ、明るい未来も拓けていくもの。
失敗から見つけた幸せのヒントを上手に活用して、片思いも、両想いも楽しんでいけますように!
(白藤 やよ/ライター)
(愛カツ編集部)