恋愛をしているとき、彼の気持ちが信用できなくなったり、愛されているか不安になってつい彼氏に対して駆け引きをしてしまう女性は少なくないのではないでしょうか。
でも、やり方を間違えると、別れにつながってしまうこともあるんだとか。
そこで今回は、振られる要因になってしまった、やりすぎな駆け引きをご紹介します。
「プロポーズしないなら別れる」
「29歳のとき、周りが結婚してくので焦って『今年中にプロポーズしてくれないなら別れる』って彼に迫ったんです。そしたら『考える』って言われたんですが、翌週『ごめん、やっぱり結婚する自信がないです』とLINEが来ました。
それでプッツンしてしまって自分から別れを告げてしまったんですが、今思うとなんであんなに結婚を焦っていたのか分からないです」(33歳/建築関係事務所勤務)
後から冷静になって考えてみると、彼と一緒にいられるだけで幸せだったのに結婚にこだわりすぎてしまった自分が間違っていた……と気付いたそうです。
それは彼のほうも同じだったのかもしれないですね。
結婚を迫りすぎると、覚悟ができていない男性は「じゃあ別れよう」となってしまうかもしれません。周りに流されないことも大事ですね。
「告白された人のことが気になっている」
「彼があまり愛情表現をしてくれない人で、本当に愛されているのか試したくて『他に告白してくれた人がいて、気になってる』と伝えたら激怒されてしまいました。
慌ててじつはウソだって言ったんですが、気持ちを試すようなことをするのが許せない、と」(25歳/ネイリスト)
他の男性の存在をうまく匂わせれば、確かに彼の気持ちを盛り上げることができる場合もあるでしょう。
ただ、彼の性格をよく考えて行動しないと失敗する場合も。
真面目な男性にとっては、告白されるくらい他の男と仲良くしていたなんて裏切りだ、と受け止めてしまうかもしれません。
真面目な彼にはそういった駆け引きは逆効果です。
友達を使って真意を知ろうとして…
「彼が結婚する気があるのかどうかどうしても知りたくて。共通の女友達と飲んでいるところにだまし討ちで呼び出して、私がトイレに行っている間にこっそり連絡先を交換して聞いてもらう作戦だったんです。
でも、警戒心の強い彼には即バレてしまい、『そういう探偵みたいなことをするくらい俺のことが信用できないのか』と嫌われてしまいました」(30歳/雑貨店勤務)
この彼も影でコソコソされたことで、信用されていない気持ちになってしまったんでしょうね。
ただ、「そんなに俺のことが好きなのか」と受け止めるか「そんな女は信用できない」となるかは彼の性格や二人の関係次第。
ポジティブに受け止めてくれる人のほうが、もし結婚したとしても楽しい結婚生活が送れそうです。
駆け引きをする前に話し合いを
恋愛初期の駆け引きは多少は必要な場合もありますが、付き合いが長くなってプロポーズを引き出すための駆け引きや冷めた気持ちを取り戻そうとするための駆け引きは、悪い結果につながってしまう場合もあります。
本当は、駆け引きなんて必要ない関係が理想なんですよね。
彼の気持ちを試したいと思ったら、不安に感じている自分の心の理由や、本当に求めている結果はなんなのか?
先に自分に向き合ってみることも大事かもしれませんよ。
(上岡史奈/ライター)
(愛カツ編集部)