恋人のころは仲が良かったのに、結婚したら、お互いが「空気」のような存在になってしまった……。
こんな夫婦は、少なくはありません。
せっかく夫婦になったのですから、できればずっと仲良しでいたいもの。
今回は、筆者が数多くのご夫婦にお会いして実感した、「末永く仲良しでいるための工夫」をご紹介します。
自分の機嫌は自分で取る
仕事でイヤなことがあったり人間関係で落ちこむと、「夫に癒してもらいたい」気持ちになることもあるでしょう。
でも、「私の機嫌をとるのは夫」というルールを作ってしまうと、いずれ依存に変わるかもしれません。
依存は、するほうもされるほうも、穏やかな気持ちではいられないもの。
イヤなことがあったら、まずは自分で自分の機嫌をとるように心がけてみるのがいいでしょう。
好きなスイーツを食べるのでも、たくさん寝るのでもかまいません。
どうしても夫の助けが必要なときは、「ちょっと甘やかして」とハッキリ言葉にしてお願いするのが良さそうですね。
相手をかまいすぎない
仲良しで居ようと思うと、ついつい相手にべったりしがち。
相手が疲れていたら、気にかけてしまうのはわかるのですが、疲れているときこそ、そっとしておいてほしいと感じる人もいるみたい。
もし相手がなにかして欲しかったとしても、そこは言葉にするまで待っていて大丈夫。
「疲れているのね」と見守る姿勢も大切です。
「大事にしている」を言葉にする
夫婦生活が長くなってくると、そばにいることが当たり前になってきますよね。
気を許してしまうからこそ、他の人になら言わないことでも遠慮なく言ってしまったり、自分のワガママや要望を主張したりすることも、あると思います。
とくに、子どもがいるご家庭では、夫のことはついついあとまわしになってしまうこともあるでしょう。
いくら夫が必要な存在であっても、「大切にしている」ことが伝わっていないと、彼もつらく感じてしまうはず。
「あなたのことが大事」「好き」「いつもありがとう」と、当たり前に思っていることをきちんと言葉にして伝えてあげてみるのは、いかがでしょうか?
バランスを大切に
筆者もこの記事を執筆しながら、夫をあとまわしにしているな、と感じました……(笑)。
言えるうちに、伝えられるうちに「好き」「あなたが大事」とたくさん伝えておきたいものですね。
また、仲良しと言っても、ベタベタするのとはちょっと違いますよね。
お互いの時間を持ちつつ、2人の時間も大切にする、そんな夫婦が理想的かもしれません。
(矢島 みさえ/ライター)
(愛カツ編集部)