どんなに好きだと思っていても、その気持ちが伝わっていないことは案外多いようです。
あなたが彼の暗い顔やそっけない態度を見て嫌な気持ちになるのと同じように、彼も「彼女の態度に傷ついた」と落ち込んでいるかもしれません。
そこで今回は、男性が「彼女にされると傷つくこと」をご紹介します。
デートの別れ際にすぐ帰る
「デートの別れ際、彼女の電車の改札まで送って解散して、振り返ったらもうどこにもいない。急いでたのかもしれないけど、『余韻とかないのね……』って思いました」(25歳男性/商社)
終電ギリギリまでデートを楽しんだあと、「ヤバ、もう帰らなきゃ」と時間に焦る日もあるでしょう。
ですが解散した一瞬後には、彼女がどこにも見えない……といった状態になってしまうと、彼はやっぱり寂しく感じてしまうはずです。
なかには「俺とのデートが楽しくなかったから?」と不安に感じる人もいるかもしれません。
彼に不安な思いをさせないように、せめて一度振り返って手を振るぐらいはしてあげましょう。
スキンシップを拒否される
「手をつなごうとしたらスッとよけられて、再トライしたら『人込みだし邪魔じゃない?』と拒否。前は『はぐれちゃうよ~手つなご!』とか言ってくれてたのになー」(23歳男性/金融)
男性にとっては「彼女にスキンシップを嫌がられる」のは「好かれていない」とショックを受ける大きな原因のようです。
以前はよく甘えていたならなおさらでしょう。
もし「暑い」「照れくさい」とあなたが思っているなら、その気持ちは伝えてあげることが大事です。
はたまた「手をつないだときの歩くテンポが合わない」などの事情は、ある程度正直に言ってあげたほうが、彼に余計な心配をさせずに済むでしょう。
自分の前では笑顔を見せてくれない
「彼女といるときはいつも笑顔って感じじゃないけど、それはそれで仲が落ち着いてると、ポジティブに考えてたんですが……。デート中に彼女の友だちと偶然会ったら、久しく見てないような超笑顔で楽しそうに話してて。
『じゃあまたLINEするね~!』ってその子と解散したらスッと真顔になった。笑ってくれないのは僕にだけなんですね……」(26歳男性/美容師)
このケースの男性は、彼女の「そんな笑顔できるんじゃん!」と言いたくなるような表情を見て、ショックを受けたようです。
付き合い初めに比べて気持ちが落ち着いているとか、友達には関係を幸せそうに見せたいなど、女性側にもいろいろ理由があるかもしれません。
しかし、彼女が「自分にだけ笑顔を見せない」ことは、男性にとってはかなりショックでしょう。
男性は彼女の笑顔に癒やされる人も多いので、好きな気持ちがあるのであれば笑顔はできるだけ意識してあげてくださいね。
自分を嫌っているかのような態度を取る
「『私、においフェチなんだ』と言う彼女。ソファでくつろいでるとき、もたれかかってきたと思ったら、僕の首のにおいをスンスンって嗅いで『……?』って顔して首をかしげて元の姿勢に。もしかして臭いの?不安になるからやめて」(30歳男性/コンサル)
女性が思う以上に、「自分は臭くないのか?」と気にしている男性は多くいるはず。
この状態だと、「もしかして臭い?」「ううん、臭くないよ」というやり取りがあったにしても、「遠慮して本当のことが言えないんだ!」とネガティブになってしまう男性は多いでしょう。
客観的に考えて、自分がされて不安になる行動は取らないべき。大した意味がないなら、意味深な仕草は控えてあげたいものです。
意外と繊細な男性が多いよう
男性の心は、女性が思う以上に傷つきやすいと言えるでしょう。
今回紹介した内容を見ると、「そんなつもりじゃなかったのに」と感じる人がいるかもしれません。
しかし、案外傷つきやすい男性からすれば、ささいな行動こそ「不安要素」となってしまうものです。
気心の知れた彼だからこそ、気配りをすることが大事と覚えておきましょう。
(中野亜希/ライター)
(恋愛メディア・愛カツ編集部)