「友達から始めましょう」と女性が言うときは、「まだあなたのことをよく知らないので、いきなり恋人にはなれません。
友達としてまずは仲良くなって、恋人になるかどうかはその後で」という意味かと思います。
「様子見」というのをやんわり伝える言葉ですよね。
でも、男性が「友達から始めましょう」と言うのは、女性が言うのとは違う意味があるようです。
そこで今回は、男性の「友達から始めよう」の言葉に隠された本音をご紹介します。
恋をすることに対して慎重になっている
恋愛に対して慎重になりすぎて、恋を先延ばしにしている場合があります。
「友達」と言っておけば今すぐ答えを出す必要がありませんからね。告白してくれた女性と今後も仲良くできることですし。
返事を先延ばしにしてなにをするかというと、このタイプの男性は自分からはなにもしません。
女性の場合はなにもしないということはないのですが、男性は「今すぐ答えを出したくない。この関係がラク。恋人となると面倒なことも多いし……」と、面倒であるがゆえに、放置されることもありそうです。
とりあえずキープしておきたい
付き合っている女性がいるけれど、「告白されたんだから断るのはもったいない」と考える気持ちは理解できますよね。
なのでとりあえず人間関係をつなぐための言葉として「友達から始めよう」というセリフになったのでしょう。
「友達」の響きは、女性にとっては重みがある言葉かもしれません。
「プラトニックラブ」の雰囲気ですし、「恋人に一番近い位置」とも感じ取れる言葉です。
「友達」という言葉は万能です。この一言で好みの女性をキープしておけるんです。
「付き合えない」と言ったら去ってしまうけれど、「友達」なら去っていかないと踏んでいるのでしょう。
とりあえずそばに置いておくための意味合いで使う男性もいるかもしれません。
言葉のまま「友達」でいてほしい
男性は女性ほど、恋愛の駆け引きをしません。
楽しくデートしたり恋人気分でいい気持ちになったりして「もう付き合ってるのかな?」と思って聞いてみると、「え、友達だよ」「最初から僕たちいい友達って言ったよね?」というつれない返事が返ってくることも……。
良い雰囲気になれたと思っていた女性は、がっかりするでしょう。
「でも、もしかしたら。もう少し時間が経てば、恋人になれるかも」と思うかもしれませんが、このタイプの男性は押しても引いても、関係を進展させるつもりはありません。
恋愛に興味がない可能性が高いですよ。
言葉通りの意味が多いのかも?
男性の考える友達は、同性である男どうしの友達のこと。
男性は女性に対して純粋な友情をあまり感じていません。
つまり、仲の良い友達どうしに見える男女がいても、それは純粋な友達ばかりではないのです。
仲の良い男女の友達は、好意が混じっているものです。女性もそうでしょう。
まったく好みではない、生理的に受け付けない男性に対し「私たちは真の友情で結ばれてる!」とは思いませんよね。
やはり「好きだな」「いいな」という気持ちがないと、率先して友達にはならないでしょう。
ここでいう友情は文字のままの「友情」を指します。「男同士みたいな友達で」ということ。
「友達から始めよう」はそのままの意味で、もしかすると脈はそれほどないのかもしれません。
「友達」という言葉を多用する男性は、くれぐれも注意してくださいね。
(たえなかすず/ライター)
(恋愛メディア・愛カツ編集部)