趣味も仕事も、共通する部分が多い。このように自分と似ているところがある人と付き合うと、一見楽しそうなものでしょう。
ですがそんなカップルも長く付き合うにつれて、すれ違ったりケンカしたりなんてこともあるはず。
本当にいっしょにいられる相手かどうかの相性は、付き合うまえにじっくり確認するべきです。
そこで今回は、好きな人との「相性」の見極め方を紹介します。
自分ばかり無理をしていないか
彼が素敵な人であればあるほど、彼に似合う女になるため自分磨きに力を入れて素敵な女性を目指したくなりますよね。
彼の期待に応えようとしたり、物わかりのよい女になってみたりと努めるかもしれません。
でも一度上げてしまったハードルは、なかなか下げられないもの。
背伸びをしすぎた努力をしていると、いつか必ず疲れてしまいます。
彼と会っている間は楽しくても、家に帰ったときに妙にほっとしたり、疲れているときに会うのが億劫に感じたりするのなら、彼に会うときに少し頑張りすぎているのかも。
彼の前で好きなものを好きと言えますか?イヤなことをイヤだと言えますか?
自分らしくいるためには、自分の気持ちに正直であることが大切です。
相手に合わせすぎていないかどうか、自分に問いかけてみましょう。
感情が動くツボが似ているか
デートといえば「映画」。
定番ではありますが、あなどるなかれ。
一生を左右するほどの、相性見極めポイントが隠れているのです。
映画を見てあなたが笑ったところで、彼は笑っていたでしょうか?
綿密に計算された笑いに反応する人もいれば、ドッキリのような人の素直な反応のほうが好きだという人もいます。
一方で泣くシーンはどうでしょう?子どもが頑張っている姿に涙する人もいれば、命をかけて戦う人に感動する人もいます。
笑いのツボや泣くツボは好みがあり、人によって違います。
関西の人は、人の小さな失敗は笑いに変えることが愛情だと思っていることが多いですが、その他の地域では失敗を笑われると傷つく人もいるかもしれません。
笑いや悲しみは、その人の育ってきた文化や生活が反映されるもの。
今後のお付き合いにも、存分に影響してくると言えるでしょう。
金銭感覚が近いかどうか
「彼に求めるものは?」と聞かれて「お金!」とは答えにくいですよね。
でもこの回答、相性を考えるうえではあながち間違いではないんです!
ポイントは「なににいくらお金を使うかの価値観」が、自分と近いかどうか。
関係が深くなればなるほど、お金を使う場面を目にすることが増えていきます。
たとえばジュースを飲みたいと思ったときに、コンビニに行くのか少し安いスーパーに行くのか。趣味にお金をかけるのか、食べ物にお金をかけるのか。
自分が節約したいと思うところに、お金を使う人を見ると「もったいない!」と思うもの。ですがこの「もったいない」がことあるごとに発生すると、案外ストレスになってしまうのです。
「食器だけはこだわりたい」「靴下や下着だけは安いものを着たくない」という日常的なものから「賃貸でもよいから、便利なところに住みたい」「マイホームが欲しい」という一生を左右するものまでさまざま。
どこにお金をかけるかは人それぞれです。自分と違っても許せる範囲ならいいけれど、あまりにもずれている場合お付き合いは検討されたほうがよいかもしれません。
彼と「人間の根っこ」が近いなら
相性がよいということは、趣味や意見がぴったり合っていることではありません。
同じものを同じように感じられる、「人間の根っこ」のようなものが近いかどうか。
そこが合っていれば、多少の好みの違いがあっても、お互いを大切にすることができます。
あなたの気になる彼は、いかがでしょう?
(矢島みさえ/ライター)
(恋愛メディア・愛カツ編集部)