何気ない一言で、相手の心をつかむことも離すこともできるのだとか。
気になる彼に言ったあることがきっかけで、関係が悪くなる可能性も。
今回は、男性の恋心を冷ます一言をご紹介します。
「ここ来たことある」
「彼女の誕生日にレストランを予約しました。店についたら彼女が『わーうれしい!ここ来たことあるんだけど、美味しいよね!』って満面の笑みで言うんです。
『来たことあるんだ……誰?元カレ?』と思ってしまって僕のテンションはすっかり下がり、なんとなく無口に。彼女はご機嫌でしたけどね」(25歳男性/美容師)
男性的に「それ言う必要ある?」と思うのが、この「ここ来たことある」発言なのだとか。
なんでも初めてのようなフリをする必要はありません。
しかし来たことがあると言われる、「こんなのとっくに知ってる」と言われた気になるという男性も。
「うれしい」「楽しみだな」など、経験値に関係ないコメントをするのが無難でしょう。
「ないわ」
「婚活サイトで知り合った女性と食事をしているとき、僕が『車が趣味なんです』と言ったら、半笑いでその子が『ないわ』と言ったんです。
それが原因でのちにお付き合いを断ったんですが、『結婚相手として付き合うなら、車みたいなお金のかかる趣味はやめてほしかった』とのこと。だからって人の趣味にそんな言い方する必要ないと思いますね」(27歳男性/商社)
男性の「趣味」や「男友達」に対する口出しは、恋心を冷ます可能性が高いです。
自分の世界にケチをつけられたと感じると、すべて受け入れたくなくなることも。
下手に口出しをしても、ただ険悪になる一方でしょう。
「あの人感じ悪くない?」
「休日のデート中に、会社の先輩とばったり会って。先輩が『ふーん、彼女とデートか(笑)』と、少し感じが悪かったのは事実なんですが、彼女は横を向いたまま、先輩にろくにあいさつもせず。
『会社の人ってみんなあんなふうなの?あの人超感じ悪い』と怒ってましたが、あとで先輩に『お前の彼女かわいげないね』と言われ、僕も立場がなかったですね」(27歳男性/不動産)
大好きな彼の知人なら、みんないい人だというわけではないでしょう。
とはいえ、男性は社会性を重視する傾向があるので、彼女にもしっかりした大人の振る舞いを求めがちです。
彼の顔をつぶすような態度をとったり、失礼な発言があったりすると、彼が「ちゃんとしてない子を彼女にしている」と思われることも。
たとえ相手の感じが悪くても、グッと堪えて大人の対応を心がけられるといいですね。
「行けたら行く」
「女性は、こっちの誘いに気が進まないとき『行けたら行く』って言って結局来ないことが多いですよね(笑)。誘いを断られるのはうれしくはないけど、ハッキリ答えてもらえないのはもっと困ります。
気を持たされるのがいやというより、予定を微妙に押さえられるダメージが大きいです」(29歳男性/SE)
ハッキリ断ることが苦手な女性もいるでしょう。
中途半端な返事をすると、かえって『ハッキリしてくれよ』と印象が悪くなることも。
ビジネスでは「悪い返事ほど早く返す」のがいいと言われますが、恋愛にも同じことがいえるかもしれませんね。
考えてから発言しよう
言った方は忘れていても、言われた方はずっと引きずる……なんてことも。
気付かないうちに、男性をガッカリさせている可能性があります。
何気ない一言で嫌われることのないように、発言の前に一呼吸おいて考えるよう意識しましょう。
(中野亜希/ライター)
(恋愛メディア・愛カツ編集部)