愛カツ編集部に寄せられた体験談を漫画にしました。今回のテーマは「ダメ男」です。
結婚したら、なによりも家庭を優先してほしいもの。
しかし、結婚しているのに他の女性と必要以上に仲良くする男性もいるようです……。
恋愛経験が少ないと、少し仲良くなっただけで勘違いをして舞い上がってしまう人もいます。
今回の旦那も、期待しながら同僚女性の看病に向かった結果、追い返されてしまいました。
どうやら向こうは、特別な感情はまったくなかったようですね。
妻の元に帰りましたが、時すでに遅し。旦那への愛想は既に尽きていました……。
本当に優先すべきものがなにかを理解していないと、大切な人を失ってしまいますよ。
作画:おむ
原案:愛カツ掲示板
編集:愛カツ編集部
【漫画】話を聞け!家でゴロゴロしてるだけの旦那に制裁を加えます<あるある!ダメ旦那エピソード>
最近、旦那が同僚の女と親しいようです
「ねぇ見て~」
結婚して3年。子どもなし。2人暮らしの夫婦です。
「K田さんが飼ってる猫、癒やされるんだよね~」
最近、旦那が同僚の女の子と親しいようで、彼女の話ばかりしてきます。
「もう…また?やめてって言ってるでしょ!」
「え~……」
注意しても旦那の態度は変わりません。
「ただの友達なんだし、職場が同じだけだよ?連絡取り合うくらい別にいいだろ?」
女の子と親しくなって、舞い上がっている旦那。いい年してなにしてるんだろう……。
今日は夫婦にとって大切な日
「良いけど……今日は大事な日なんだからね?」
「え~?」
「結婚記念日!」
「大丈夫!いつものお店でしょ」
「そうだよ!今日は仕事終わったらまっすぐ来てよね?」
大丈夫かな……。
そう思いながらも、私は旦那を見送りました。
結婚記念日の夜
「よし!じゃあ行こうか」
夜、仕事が終わった旦那と待ち合わせをしました。
「お腹空いた~」
「早くお店に入ろ~」
\ピコン/
「あっ」
旦那のスマホになにか通知が届いたようです。
「ごめんちょっと連絡……」
その連絡は、親しい同僚の女性からのものでした。
妻より同僚女を優先して…
<体調が悪いので予定ずらしませんか?>
「大丈夫かな……」
旦那がスマホを見ながら、同僚女のことを心配し始めます。
「ちょっと、こんな日まで他の女のこと心配してるの?さすがに私も嫌だよ」
「でも体調悪い子ほっとけないよ……高熱で困ってるかもしれないし……」
「ああ、そう。そこまで言うなら行けば?私との関係はもう終わるけど。それでもいいんだね?」
「……ごめん」
旦那は、妻である私を残して同僚女のもとへ行ってしまいました。
俺が守らなきゃ!
結婚記念日の夜。
俺は同僚の女性からの緊急連絡を受けて、彼女の家に向かっていた。
妻には悪いが、彼女のことを放っておけない。
妻はとても怒っていたが、きっとまた許してくれるはず。
いまは、彼女のことが心配だ!
「えっ、来てくれたんですか?すっごくうれしいです♡」
俺が看病しに来て、喜んでくれるといいな~。
彼女の家に着き、インターホンを鳴らすとすぐに扉が開いた。
「はい?」
「K田さん!」
「えっ?えっと……S木さん?なんでここにいるんですか?」
「え、看病しようと……」
思ってたんと違う!
「予定の連絡しただけで……家まで来るとか気持ち悪いんですけど」
「そんな……」
「じゃ、じゃあお疲れ様です」
そう言い残して彼女はすぐに扉を閉めてしまった。
彼女のためになりたかっただけなのに……。
旦那が帰ってきました
\ピンポーン/
旦那に置いてけぼりにされた私は、帰宅してメイクを落とし、いつも通りの普段着に着替えていた。
せっかくおしゃれしたのに……。
インターホンが鳴り、出てみると、そこには旦那がいた。
「はい?」
「俺です」
「M也?」
帰宅すると旦那は、なにか箱を渡してきた。
「これ詫びの……」
「詫び?」
「結婚記念日の……」
「で?なにしに帰ってきたわけ?」
「その…ごめん。俺とやり直してくれないか?俺が全部悪かったから、大事な日も祝えなくて……」
「はあ?」
「私言ったよね?もう関係は終わるけどいいよね?って。勘違いしてたから帰ってきた?他の女のこと優先したくせに?あまりにも都合よすぎじゃない?」
私は詫びの品をはねのけ、一枚の書類を彼に渡しました。
「こんなのいらないからさ、私と別れてほしい」
書類は、離婚届です。
「さようなら」