ほとんどの男性は、彼女のことを大切に思っています。
彼女のためにできる限りのことをしてあげたいと思うでしょう。
でも、女性の感情的なひと言に、どうしたらいいか分からなくて困ることがあるのも事実……。
今回は、男性が言われると困ってしまう言葉を3つご紹介します。
「分からないの」
自分の気持ちを言い表せないときや、ハッキリと答えられないときに言いがちなセリフですね。
ただ、男性は「事実」や「論理」に基づいて判断したり、心の整理をしたりする傾向にあるので、「分からないの」と回答されると、判断の材料がなくて困ってしまうようです。
「分からない気持ちを、分かってほしい」と思うかもしれませんが、そんなときは男性にヒントを出してあげましょう。
たとえば、「〇〇であってほしいけど、いまは分からない」「もうちょっと後にならないと、分からない」と答えてあげるだけでOK。
「分からない」の理由や現状を少し付け加えてあげると、彼も心の整理がつけやすくなるはずです。
「なんで分かってくれないの?」
共感してくれない、気遣ってくれないことに対して、あるいはやってほしいことをやってくれないときなどに、このセリフを言った経験のある方は多いのではないでしょうか?
でも、もし彼が「なんで」の部分を理解していれば、こちらが望む行動をとってくれているはず。
分かってほしい事柄や内容が分からない状態で、「なんで分かってくれないの?」と言われても、いったいなにを理解すればいいのかが分からず、彼も困ってしまいます。
まず、自分が感じている気持ち、どんな想いを理解してほしいのかを伝えてみてください。
「寂しい」「嫉妬」「〇〇してくれると嬉しい・悲しい」などです。
それから、そう感じてしまう条件や理由を説明していきましょう。
「遅くなるなら電話してって言ってるのに、なんで分かってくれないの?」と言いたいのであれば、「夜遅くなるときは心配になるから電話してね。事故とかトラブルに巻き込まれてないって分かったら、ちゃんと安心できるから!」と、言い換えてみるとよいでしょう。
「前は○○してくれたじゃん!」
恋人が思った通りに行動してくれないと、過去と比べたセリフを言ってしまうこともあるでしょう。
がっかりしたり、うんざりしたりすると、つい「前はしてくれたのに、なんでいまは○○してくれないの!」と言ってしまいがち。
とはいえ、言われた男性は十中八九「いまと昔は違う!」と、感情的に反論してしまうでしょう。
このセリフを言いたくなったときは、視点を変えてみましょう。
「いましてくれないことへの不満」ではなく、「以前してくれて嬉しかったこと」に切り替えて伝えてみるのがおすすめです。
たとえば、「前はすぐ迎えに来てくれたじゃん!」ではなく「〇〇のときみたいに、遅くても迎えに来てくれると嬉しいな~!」と言い換えてみましょう。
そうすれば、「すぐ前と比べる彼女の嫌味な要求」でなく、「彼女を喜ばせる価値ある言動」と感じてもらえるはずです。
自分の気持ちと要望を丁寧に伝えよう
大切なのは、「自分の気持ちを分かってくれているはず!」という前提で話さないことです。
もしかすると、2人の考え方の違いから、すれ違いが起こっているだけなのかもしれません。
「なぜそう思うのか」「どうしてほしいのか」を、前向きかつ丁寧に伝えれば、きっとよりよい関係になれるはずです。
(橘 遥祐/ライター)
(恋愛メディア・愛カツ編集部)