諸説はありますが、3組に1組は離婚するともいわれている今の時代。
身近な彼がバツイチだった……なんてことも少なくないかもしれません。
「離婚は悪いもの」というイメージではなくなっても、やその話題の触れ方は気を付けたほうがよさそうです。
今回は、バツイチの男性に「言ってはいけないこと」をご紹介します。
「離婚くらいどうってことない」
「元気づけるつもりだったのかもしれないけれど、『離婚くらいどうってことないですよ!』と言われたときは、正直イラっとしました。
こっちは親権も取られているし、人生を左右する大きな問題なんですよ、経験者じゃないとわからないかもしれないですけど」(35歳男性/メーカー)
離婚に至る理由や起こったことは人それぞれで、人によっては離婚で失うものがあった人も。
事情を知らない人からの安易なフォローは、相手をいらだたせる可能性があります。
そんなつもりがなくても、無理に前向きな発言をしたり、からかったりするのは避けたほうがいいでしょう。
「意外ですね!」
「新入社員の子に『○○さんって結婚しているんですか?』と聞かれたので、素直に『独身だけどバツイチなんだ』と答えたんです。
そしたら間が空いたあと、『へぇ。なんか意外ですね!』と返されました。意外ってなに?」(32歳男性/金融)
反応に困ったがゆえの「意外!」かもしれませんが、結果として「誠実じゃないって言いたいのかな?」「軽蔑した?」と不安にさせることも。
その言葉の意味を考えてしまってモヤモヤする人もいます。
相手のバツイチがわかったときは、「そうだったんですね」の一言に留めるくらいがよさそうですね。
「○○さんが悪い」
「『なんで奥さんと別れたんですか?』と聞かれたので、『俺も仕事が忙しくて、お互いすれ違っちゃったんだよね』と軽い感じで伝えました。
そしたら『それは○○さんが女心わかってないですよ~!』と説教が始まって。もう十分反省しているから、それ以上傷をえぐらないで欲しかったです」(36歳男性/不動産)
男性が離婚の話をするときは、前妻の愚痴っぽくならないよう配慮して発言している場合もあります。
それなのに軽々しく「それは○○さんが悪い」なんて言ってしまうと、彼を傷付けてしまうかも。
興味本位で離婚理由を聞いたり、それに対してなにかを言ったりするのは避けましょう。
「大変だったんですね」と言って、サクッと終わらせるくらいがいいかもしれません。
発言には気を付けて!
どれだけ深い仲だとしても、触れられたくないことの一つや二つはあるのではないでしょうか。
とくに結婚や離婚など、デリケートな問題はていねいに扱いましょう。
余計な一言を言わないよう、注意してみてくださいね。
(和/ライター)
(愛カツ編集部)