大好きな彼に甘えたいけど、どう甘えたらいいか分からない、そんな悩みを抱えている方もいるでしょう。
甘えは、一歩間違うと依存につながることもあるのです。
彼といい関係を築くためには、甘えと依存の違いを知っておくことが大切。
そこで今回は、男性目線で見た「甘え」と「依存」の違いについて、インタビューと合わせてご紹介します。
相手ができることを頼むのが「甘え」
「彼女はすごく甘え上手だと思います。『アイス買ってきてほしいな』とかお願いをしてくることが多いけど、それを叶えたときに『嬉しい』『ありがとう』って言ってくれるんです。
彼女が喜んでくれるから、何度でも叶えたいと思いますね」(27歳男性/ゲーム)
同じことをお願いされても、相手の受け止め方によって「甘えられている」と感じるか、「依存されている」と感じるかは異なります。
男性が叶えられる範囲でのお願いは、「甘え」と見なされますが、叶えられないほどの無理なお願いは、「依存」と感じられてしまうでしょう。
彼ができることを見極めてお願いするのが、上手な甘え方ですよ。
相手に寄りかかることが「依存」
「結婚してから、彼女が仕事をやめてずっと家にいるようになりました。『働いたら?』と言うと『幸せにしてくれるって言ったじゃん』と逆ギレしてきます。
全てを僕に依存されるのはきつかったです」(33歳男性/広告)
これは、彼の優しさに甘えて仕事をやめたところ、依存になってしまったという例です。
「甘える」は、自分の脚で立っているうえで誰かに頼ることであり、「依存」は自分の脚で立とうとせず、相手に寄りかかることを指します。
自分の考えを持っていれば、何かをお願いしても依存にはなりません。
感謝があるかどうか
「彼女が『手料理が食べたい』ってリクエストしてくるんですが、『あなたの作る麻婆豆腐は世界一!ありがとう!』なんて大げさにほめてくれるんです。
そう言われるとまた作ろうと思います」(29歳/美容関連会社勤務)
一方的に甘えるだけでは相手も疲れてしまいますが、できる女性は「ほめる」ことも欠かせません。
なにより、相手への感謝があるから、お願いを聞くほうも気持ちよく感じます。
「依存」はやってくれて当たり前と思う傾向がある点で、「甘え」とは異なるのです。
甘えるときは相手に期待しすぎない
「彼が尽くしてくれたら私は愛を感じる」というのは、相手への依存が強い証拠です。
一方で「甘える」は相手がしてくれたら嬉しいけれど、しなくてもそれはそれでOKという考え方が基本になります。
相手に期待しすぎず、「してくれたら嬉しいな」という感覚でお願いをすることが、「正しい甘え方」と言えるでしょう。
(上岡史奈/ライター)
(愛カツ編集部)