付き合っているといっても、もとは育ってきた環境も価値観も違う他人同士。
感情のままに発した言葉が、相手の心を深く傷つけ、そのまま関係が崩れてしまうということも十分に考えられます。
そこで今回は、男性が彼女に言われて別れを決めた言葉を3つご紹介します。
「あなたのためになるんだから」
「『毎日LINEをしてほしい』っていう彼女からのお願いを『義務になるのはキツい』と言ったら、『でも、結果的にそれがあなたのためになるんだから』って言われて唖然としました」(27歳男性/金融)
付き合っていれば、相手への要望が出てくることはあるでしょう。
しかし、それを彼が快く受け入れられるかは別のことですし、それを正当化しようとするのは相手を怖がらせてしまうかもしれません。
「思ったことは言っちゃうんだよね」
「彼女から『顔、普通以下だよね』って言われて『やめてよ』って言ったんです。そしたら『私思ったことは言っちゃうから』って言われて、マジで別れようって思いました」(29歳男性/広告)
たしかに、相手に気を遣ってばかりで自分の意見を言えないというのも、決してよい状態ではありません。
しかし、「言っていいこと」と「言ってはいけないこと」の区別をつけ、相手を傷つけない配慮をするというのは、大人として最低限のマナーです。
「そこまで好きじゃなかった」
「『最初からそんなに好きじゃなかったし』って言われたときは別れを決意しました。そんな投げやりなことを言うってことは、長く続く関係でいようと思っていないってことだと思うんです」(25歳男性/アパレル)
特別好意があったわけではないけれど、男性に告白されたから軽い気持ちで付き合ったという女性もいると思います。
しかし、それを相手に伝えるというのは、単に興味がなくなったから別れる以上にひどいことでしょう。
思いやりを忘れないで
長く一緒にいる男性に対しては、距離感が分からなくなって思いやりを忘れることもあるかもしれません。
しかし、感情に任せて発した言葉が、別れに直結するということもあります。
険悪な雰囲気になったときほど、冷静に言葉を選んで、望まない結末を回避しましょう。
(草薙つむぐ/ライター)
(愛カツ編集部)