夫の転勤によって、ある町に引っ越してきたみのりさんとその家族。
PTA会長もしている隣人の貴子さんに挨拶をされ、なんとか上手くやっていけそうな予感。
ところが、ママ友会のお誘いが絶えず、自分の仕事もままならない日々を過ごしていました。
息子の友達関係に影響があったらまずいと思い、なんとか都合をつけて参加しましたが……。
しかし、ママ友会には恐ろしい事情が隠れていました……。
ママ友会の実情を知ったみのりさん。
紗奈さんからボスママへの仕返しに、若干引き気味です。
「でも、貴子さんがいなくなったのなら、みんなで仲良くした方が良くない?」
これまでの苦しみをよく知っているからこその提案でしたが、紗奈さんの返答は予想外のものでした。
インスタ:マリコ(@kusodan_gotohell)
HP:リアコミ
原作:みのりさん(インスタグラムにて経験談公募)
漫画:真青様
皆で仲良くすれば良いのに。
ストレスのはけ口が必要なの
カーストトップは何をしてもいい
「今まで私たちはそうしてきたの」
ママ友会のみんなは、貴子さんが何をしてくるかわからないから、泣く泣く従ってきたわけではありませんでした。
家のことや、さまざまなストレスのはけ口として、誰かが選ばれていじめられるのはみんな承知の上だったのです。
「今のカーストトップは私。トップなら何をしても決めてもいいの」
ママ友の誰もが、その恐ろしい仕組みを受け入れていました。
しかもその仕組みを作ったのは、かつてのボスママ貴子さん…
自分のやってきたことが我が身に返ってきたわけですが、驚きなのはこの闇深い制度について、誰も何も言わなかったことですね…
おかしいと判断した人はみのりさんのように距離を取ったから、明らかになってこなかったのかもしれません。