大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの「私の味方は父だけだった」を紹介します。
生活に困った母と兄は家を手放すことにしたようです。
不動産屋へ訪れると、そこには父の姿が。
驚く母と兄を見て、状況を察知した父は「ついに、自宅を手放すんだな?」と。
それを聞いた兄は逆上し「親父がいけない」と父を責めたてますが、彼女が叱責しました。
彼女の発言に対し母は、店の小ささを見下して「さぞかし、しんどいんじゃないの?」とまくしたてます。
しかし、父は年収がサラリーマン時代の数倍だと伝えると、母の態度が一変。
助けを乞う母の姿を見て、兄は心底驚きました。
#9 私の味方は父だけだった
私たち家族でしょ?
お母さんは赤の他人
私を大事にしてくれたのはお父さん
私たちを見捨てる気?
たった5年で大きく違ってしまった
走り去る母
私たちは未来を自ら選んだ
兄にも頭を下げさせようとする母を見て、父は帰るよう促します。
しかし、母はすがりつき「私たち家族でしょ?」と。
彼女が「家族じゃなくなった」と言うと「この恩知らずが!」と怒鳴り散らしました。
それに対し、彼女は今まで自分を大事にしてくれたのは母ではなく、父ただ1人だったと話します。
それでもなお引き下がらない母。
彼女は極めつけに、今自分のように悔しい思いをする人がいないようにと、法律の勉強をしていると言いました。
母と兄、父と彼女ではたった5年で大きく違ってしまったようです。
それを聞いた母は悔しくなって走り去り、兄もそれを追いかけます。
それ以来父と母には会っておらず、ほどなくして自宅を売却したようでした。
父と彼女は自分たちの手で、幸せな未来を掴んだのです。
イラスト:進撃のミカ
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