2016.1.13

先日、50年以上音楽をやってこられたかたが、インタビュアーに、
「生きてゆくうえでなにが大切だと思いますか」と訊かれていて「やさしさ」と答えていました。

おそらくどこの会社にも、マニュアル通りにやっていればいいと思っている人もいれば、
「マニュアルに載っていないことは知らないよん」と言い放つ人もいる。
今の世の中はとくに社会はそんなふうになっている。
でもやさしさを知っている人ってステキだよね……と、こんなかんじでした。

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電車のなかで分かるあなたの「やさしさ度」

あるいはこうも言っていました。

――日本で電車に乗っていると、日本人はとにかくお行儀がいいなあと思います。
でも、ただお行儀がいいだけの人と、そこにやさしさが感じられる人と、2パターンの人がいます。
当然、後者のほうがステキだよね――

たくさんの女子に恋愛についてお話をお聞きしてきましたが、
そこには当然、根がやさしい女子と、そうではない女子の2パターンの女子がいました。

やさしいという言葉はとても幅の広い意味を持つ言葉だろうと思いますが、
たとえば、相手の気持ちを察することができるとか、相手の痛みが分かるとか、
相手と一緒になって悲しむことができるとか、そういう意味合いを持つ言葉ですよね。

 

女子が持つ「恋人を選ぶ権利」のうまい使い方

恋愛においては、女子はおそらく男子より「選ぶ権利」をたくさん持っているでしょう。
同い年くらいの男女を比較した場合、恋愛難民にあえいでいるのは、たいてい男のほうだから、
きっと女子はたくさんの「選ぶ権利」を持っていて、
選ばれなかった男子は悲しい思いをしているのだろうと思います。

男を選ぶ権利とか、恋愛を楽しむ権利というものは、
若いうちにたくさん使っておくといいかと思いますが、その権利を使う裏で、
相手の気持ちが分かっている女子と分からない(分かろうとしない)女子とがいます。

これ、ウソでもいいので(相手の気持ちを分かった「ふり」でもいいので)、
分かろうとしたほうがモテるのだろうなと思うわけです。

 

恋人とは、悲しいときに「一緒になって悲しむことができる相手」のこと

とくに相手が悲しんでいるときは、相手と一緒になって悲しんだほうが、
モテやすいのだろうなと思います。

だれもが望んでいる平和、あるいは世界平和。

これは相手とともに悲しむ気持ちを抜きに語れないものです。
世界を相手に悲しむことも、ときに必要かと思いますが、
世界のようにデカい相手ではなくとも、隣人とともに悲しむ力くらいはあったほうがいいでしょう。

年末にそここそでやっていたベートーヴェンの『第九』は、隣人愛をうたっていますが、
『第九』を理解しようと思えば、身近な人とともに悲しむ力があったほうが理解しやすいものです。

恋人は、とにかく稼ぎがいいイケメンでありさえすればよく、
恋人の内面までは問わないという女子はべつにして、
そうではない女子のみなさんは、
この男子となら一緒に悲しむことができると思える相手かどうか? を、
恋人選びの基準にしてみると、案外長く交際が続いて、結婚しやすくなるかもしれません。

 

平たく言えば、もっと人間くさく生きて、人間くさい男を好きになれば、
人生、さほど大きくまちがうことはないのではないのか? というようなことを、
いろんな女子の恋愛模様をお聞きしながら感じたということです。

 

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