“街バル”て何?
みなさん、”街バル”というイベントをご存じだろうか?
“街バル”は、”街”と”バル(スペイン語のBAR)”からできている言葉で、街にあるバル(BAR)を巡りながら、食べ歩き、飲み歩きを楽しむことがコンセプトになっているイベントです。
日本語のバー(BAR)のイメージから、ドリンク(特にアルコール)がメインのイベントと思われる方も多いかと思いますが、スペイン語のバル(BAR)は、飲食のできる社交場を意味しているので、”街バル”ではドリンクだけでなくフードもしっかりと楽しむことができます。
つまり、自分の気になるお店を巡りながら、それぞれのお店のおすすめフードとドリンクを楽しむ、そんなイベントなんです。
“街バル”に参加するには?
まずは”街バル”のイベントに参加するためのチケットを購入します。
チケットはインターネットから前売りで購入することも出来ますし、イベント当日に受付で購入することも出来ます。
ただ、前売りのチケットの方が1割ほど安いので、事前にインターネットから購入して当日に受付でチケットを受け取るのがお薦めです。
多くの場合、3~4枚のチケットが1つづりになっていて、”街バル”に参加しているお店でそのチケットを1枚渡すと、お店のお薦めのフード1品とドリンク1杯に交換できます。
この1つづりのチケットの価格は3000~4000円ほどなので、1枚のチケットあたり1000円ほどになるので、1000円でお薦めのフード1品とドリンク1杯が楽しめるお得なイベントとなっています。
また、”街バル”に参加している飲食店は、受付時に渡されたマップを見ることで確認することができますし、マップにはそれぞれのお店で提供されるフードやドリンクのメニューも書かれているので安心です。
“街バル”の楽しみ方
まずはマップを見ながら気になったお店に向かいましょう!
以前からずっと気になっていたお店に行くのもいいですし、初めて知ったお店に行くのもいいでしょう。
美味しいフードとドリンクを楽しむのはもちろんですが、イベントに参加している他の参加者との出会いを楽しむのもいいと思います。
受付でもらうマップの色が分かれていて、青色のマップだと「声をかけるのはNG」、赤色のマップだと「声をかけるのはOK」というような仕掛けがある場合も多いです。
(注、色分けされているものは、マップではなくチケットなど他のものである場合もあります。)
赤色のマップを持っている参加者を見つけたら、積極的に声をかけていきましょう。
もしかしたら、そこで素敵な異性と出会って恋が始まるなんてこともあるかもしれません。
また、色分けされたマップのないイベントでも、隣の席にいた参加者から「お薦めのお店はありますか?」なんて声をかけられることもあります。
まさに”街バル”は出会いもグルメも楽しめる欲張りなイベントなんです。
“街バル”の注意点
イベント中は通常の営業も同時に行われているため、お店によってはイベント参加者の入店可能な時間を、終日ではなく17時~21時のように制限している場合があります。
また、お店もイベント用に特別なフードを用意しているので、売り切れてしまう場合もあります。
どうしても行きたいお店や食べたいフードがある場合には、イベントのホームページなどで事前に調べて早めの時間に行くのがいいでしょう。
進化する”街バル”
“街バル”という言葉のイメージの通り、通常は街を舞台にしたグルメイベントとなっていて、原宿・表参道を舞台にした「原宿・表参道 街バル」、虎ノ門を舞台にした「虎ノ門 街バル」などが一般的です。
しかし、最近ではコレド室町を舞台にした「ニホンバシ 桜バル」や、ゲームとコラボした「バイオハザード×街バル in 西梅田」など、”街バル”のバリュエーションも増えてきています。
こうした新しい形の”街バル”も増える中、”街バル”初心者の方ももそうでない方も、ぜひ”街バル”を楽しんでみてくださいね。
(愛カツ編集部)